見出し画像

君に会いたくて甘い物を食べる。

夏至が過ぎた、
夜が長くなる。
冬至までに君に会えるかな。

独りの夜は遊園地の夢をみる、
甘くて苦い匂い夢。
砂糖を入れすぎたコーヒーの味。

ブラックしか飲まないけど、
砂糖壺と透明なガムシロップ入りのグラスには惹かれる。
たまにどうしようもなく甘くしたくなる、
好きでもないのに。

滑稽なアニメを観る。

今日はパン屋巡りをした、
食べすぎました。
お腹が爆破する寸前まで食べて、
寂しい心を…
何言ってんだわたし、
ただの小麦粉中毒です。

心に余裕がある日はキーボードを打つことはできない。
3時間も昼寝をして、
クーラーを25℃に設定して、
甘くて柔らかいパンを優しく噛む。
ただ君に会いたくてね。

会った時よりも、
会いたい気持ちでいっぱいになる自分が好き。
本を読むことよりも、
本屋に行くことが好き。
コーヒーを飲むことよりも、
カフェの中にいる自分が好き。
恋愛することよりも、
恋で悩んだり凹んだり苦しんだりする自分が好き。

昨日観た映画で主人公が
「もっと自分を大事にせんかい」
と言われた。
泣きそうになったよ、そんなこと言われたら好きにならない訳がない。
嵐の中でも君はわたしを探しに来てくれるかな。
来てくれないだろう、
むしろ、来て欲しくないんだ。

わたしは片思いのような恋愛が好きかもしれない。
振り回される側の方が、責任を負わなくていいからだ。だからわたしがどんなに寂しそうにしても、わたしの好き以上にわたしを愛さないで欲しい。

他人を信じ、愛することは
一人だけ宇宙へ追放されるのと一緒だ。

考えがまとまらない、
今日は休むよ。

この記事が参加している募集

70億分の1の私を見つけてくれてありがとう。