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629.忘れないで、無駄な一日、それは、笑顔のない日なんだからね。
無駄な一日
wasted day
それは、笑顔のない日
It is a day without laughter.
チャールズ・チャップリンの言葉より
![](https://assets.st-note.com/img/1678604612700-XK5UC3GdfI.jpg?width=800)
こどもの頃、
when i was a kid,
いつも家族は笑顔だった。
The family was always smiling.
父も、母も、
both father and mother,
若くて、逞しくて、
young, strong and
とても素敵だった。
It was so nice.
なんにも心配はなく
nothing to worry about
なんの不安もなく、
without any worries,
ただ、父や母の顔は笑顔でいっぱい。
However, the faces of my father and mother are full of smiles.
coucouさんは幼いながら、
Although coucou is young,
その笑顔に囲まれているだけで、
Just by being surrounded by that smile,
幸せだったし、
I was happy and
coucouさんも笑顔でいられた。
Mr. coucou was also smiling.
だけど、
However,
もう、
already,
二度と戻らない、
never come back,
あの世界。
That world.
でもね、
But you know,
coucouさんはね、
Mr. coucou,
弟と一緒に、
with my brother
そう、
yes,
もう一度一緒に暮らすんだもの。
We will live together again.
だからね、
So I,
必ず、戻ろうと思っている。
I am definitely thinking of going back.
そんなとき、
In such a case,
もう40年前に書いた言葉が出て来た。
The words I wrote 40 years ago came out.
どうして、今出て来たのかわからない…
I don't know why I came out now.
これは、父と母に生前手渡したものなんだ。
This was handed down to my father and mother.
それは、父と母の初めての新婚旅行。
It was my father and mother's first honeymoon.
どこにも行ったことのない父と母の初めての旅、台湾旅行。
My father and mother's first trip to Taiwan, who had never been anywhere before.
二人は戸惑いながら旅をした。
The two traveled in confusion.
これは、coucouさんの生まれて初めてで、
This is the first time in coucou's life,
1回だけの最後の親孝行。
The last filial piety only once.
Ⓒcoucouさんの言葉より
ⒸFrom the words of Mr. coucou
![](https://assets.st-note.com/img/1678604643341-wUrijgUgEl.jpg?width=800)
1.愛心動 love moves hearts
愛は心を動かす、
love moves hearts
淋しかったから
I was lonely
とても
very
とても
very
淋しくて寂しくてたまらなくて
I'm so lonely, so lonely, so unbearable
心から
heartily
あなたの名前を
your name
おもいっきり
wholeheartedly
呼んでみました。
I called.
苦しかったから
because it was painful
とても
very
とても
very
苦しくて苦しくてたまらなくて
It hurts, it hurts, it's unbearable
心から
heartily
あなたに
you
おもいつきり
all my thoughts
感謝してみました。
I thanked him.
悲しかったから
because i was sad
とても
very
とても
very
悲しくて悲しくてたまらなくて
I'm so sad, so sad, so unbearable
心から
heartily
あなたのこと
About you
おもいっきり
wholeheartedly
考えてみました。
I thought about it.
そして
and
そこにはいつも
there always
あたたかく
Warm
やさしくて
kindly
そこには、いつもの
There is the usual
笑顔のあなたがいました。
You were there with a smile.
そして
and
あなたが苦しめば
if you suffer
いつのまにか
Before I knew it
私の苦しみとなり
be my pain
あなたが傷つけば
if you hurt
いつのまにか
Before I knew it
私の傷となり
be my wound
あなたが悲しめば
if you are sad
いつのまにか
Before I knew it
私自身の
My own
悲しみに
sadly
変わっていくことを感じていました。
I could feel it changing.
そんな生き方の中で
in such a way of life
あなたに学び
learn from you
そしてそれが
and it is
いつのまにか
Before I knew it
私の力となり
be my strength
勇気となり
become courage
強さとなり
become strength
あなたの思いを大切にしてきました。
I have valued your thoughts.
でも、それが、
But that
あなたにとって
for you
深く
deeply
深く
deeply
苦しめ続けてきたことは事実だと思います。
I think it's true that I've been tormented.
そんな生き方の中で
in such a way of life
今度は、
Next time,
私が喜べば喜ぶほど
the more I rejoice
いつのまにか
Before I knew it
あなたの喜びに変わり
change to your joy
私が幸福になればなるほど
the happier i am
いつのまにか
Before I knew it
あなたの幸福に変わり
change your happiness
私が明るく元気になればなるほど、
The brighter and brighter I am,
信じられないくらい
unbelievably
あなたも明るく
you are bright
元気になってくれました。
I got well.
でも、
but,
私にとって
For me
あなたに心から
sincerely to you
喜んでいただけることが
be pleased
心からの願いであり
It is my heartfelt wish
あなたが
you
いつまでも健康で
stay healthy forever
幸福で
Happily
元気で
In good spirits
生きていただいていることが
that you are alive
私の人生の中で
in my life
最高の
the best
幸福だと
if you're happy
心から
heartily
願い続けています。
I keep wishing.
時はいつも反射鏡
time is always a reflector
時はいつも流され、
Time always flows,
時はいつも
time is always
いつも…
everytime…
Ⓒcoucouさんの若き日の言葉より
ⒸFrom the words of Mr. coucou when he was young
小金井意識教育研究所・波場武嗣発行「虹」掲載
![](https://assets.st-note.com/img/1678604684192-PmWKOXO39j.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1678597641514-z72fVgdJIZ.jpg)
coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~
coucouさんの両親は、結婚式も、新婚旅行もなかった。
もしかすると、誰からも賛成されなかった時代かもしれない。
二人の住まいは、まるで知らない町の戦友の家に居候からスタートした。
だけど、二人は互いに支え合い、愛し合っていたんだと思う。
戦後、軍人だった父は、生活のため米軍基地で働き、屈辱も感じていた中で、その基地のそばの喫茶店で働いていたという母。
おそらくひとめぼれだろうね。
父は毎日、暇さえあれば通い続けたようだ。
母もまんざらではなかったんだね。
二人とも美男、美女だった。
だけど、coucouさんは美男ではない…。
不思議~
本当は、coucouさんは次男だったんだけれど、長男がなくなってしまったために、自動的に長男になってしまった。
だけど、coucouさんは難産で生まれ、逆さ子に生まれ、両肩が反対のままこの世に出てしまった。
幼稚園から小学校まで両親のリハビリによってちゃんと、両手が正常になったことを覚えている。その頃のリハビリの痛みはまだ覚えている。
それ以来、coucouさんは病で父や母を苦しめてきたようだ。
そう、おそらく大半はcoucouさんの膨大な治療費に追われていた。
二人は、その間、昼も夜も働きづくめだった。
社会に出てからは、coucouさんは起業して、事業ひとすじ、ない知恵を絞りながら全力で生きてきた。
そして、やっと、父と母の新婚旅行を実現。
この「愛心動」は、飛行機の中で読んで欲しい、と手渡した手紙だった。
この原稿を書いている最中に、なぜか、弟からその時代の父や母の写真を見つけてラインでくれた。
その懐かしい写真を見ながら、
ああ~coucouさんも幸せな時があったんだ…。
何か、意味があるのかなあ~
この手紙と写真は…。
父と母は、この手紙を読んで、泣いたという…。
ちがうよ~
coucouさんが泣き続けていたんだよ~
なぜか、春とともに、
coucouさんの3月の誕生日に、
届いた、便りだった…。
忘れないで、
don't forget,
いつも身をかがめていたら、
If you were always bent over,
何も拾いあげられないんだよ。
I can't pick up anything.
チャールズ・チャップリンの言葉より
本日も、つまらない私文をここまで読んでくれて、
感謝申し上げます。
また、あしたね~
さあ、みんな~
今日も、笑顔の一日を過ごそうね。
ありがとう~
文字数4,757文字
ABBA - Voulez Vous (Spanish TV) - ((STEREO))
coucouさんのアーカイブス(過去作品)だよ~みてね~
coucouさんのホームページだよ~みんな、みてね~
Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru
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