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476.人って、人生において、後悔することなんて、なんにもないんだね。

(37)人生を好転させる方法
how to turn your life around㊲
 

1.自分の都合だけの人々


最近、こんな人がいた~
Coucouさんのところにはね、いろいろな相談が持ち込まれる。
毎日が頼まれ事だったり、相談ごとばかり。
 
それはね、coucouさんが、たまたまみんなの何倍もの経験や体験があるからかもしれない。(きっと、面倒がなくて楽なんだね…)
 
それが毎日の仕事だと思うようになった。
そこで3通りのタイプの人がいることがわかったんだ。
 
一番目はね、素直に聞いてくれるけれど、
自分にとって都合の良い答えだけを求める人。
 
二番目はね、素直に聞きながらそのように行動する人。

三番目はね、素直に聞くけれど最後は人のせいにする人。
 
だから、最近のcoucouさんは用心しながら話すようにしているんだ。
なぜって、一番目のような自分の都合の良い話だけ聞く人は最初から無理だもの。

なんでもそう都合通りにものは運ばないし、そんなこと我儘な人だもの。ましてや、都合の悪い面倒くさい者だったり、耳が痛い話は一切受け入れないからね。
 
二番目の人は素直に聞いてそのように行動するのだけれど、人に言われた通りで自分の考えがない。悪いことではないけれど、最低限自分の頭で理解して考えてほしい。すべてがアドバイス通りになるものではないからね。それに、相手に寄って違うし、自分の態度によって相手だって用心したり、注意するはずだからね。
 
三番目は、質が悪い。
一見素直に聞くのだけれど、上手く行かない場合は、文句を言ったり、人のせいにする。

「coucouさんのいう通りにしたのだけれど、相手は違うことをいう。どうして違うの?どっちが正しいの?」
 
こうなると、coucouさんと相談者の相手との見解の相違となる。
 
実際はcoucouさんの実体験だから間違いはないのだけれど、相談した相手がそのことを知らないために、coucouさんの考え方が違うのではないか?と疑問を持たれた。
でもね、もしcoucouさんが間違っていたとしても、それとも相談した相手が間違えていたとしても、自分はどうしたんだといいたい。
 
自分でもちゃんと調べたのか?coucouさんの意見が正しいのか、間違えているのか、そんなものネットでも調べられる当たり前のこと。
 
また、相談した相手先がたとえ知らなかったとしてもどちらのせいにするのもおかしいんだよ。
 
なぜって、相談する者、頼む者はあなただから、あなたの問題なのだからね。
こうなると、とても低レベルな、展開になる恐れがある。だから、相談事は
とても注意するようになった。
だって、相手は自分のことばかり、自分の都合の良いことばかり望んでいるのだからね。
 
まあ、よくある話さ~


©NPО japan copyright association Hiroaki


 

2.無用な期待


 期待~
 
期待って、おかしなもので、みんな誰かに期待する。
 
そして、自分の都合で物事を考えたり、判断する場合、この期待はついて回る。
そう、だって、自分の都合なんだから、自動的に期待してしまうようだね。
 
だから、勝手な期待ほどあてにならないものなんだけれど、それでも人は期待してしまう。そして、それが期待通りにならなくとも、懲りずに期待し続けてしまう性質が人にあるような気がする。
 
本来はね、期待って幻想(想像)なんだよね。
現実や、事実を無視できるから期待してしまうのかもしれない。
 
自分の思い通りに物事を運びたい人ほど、期待を裏切られると怒り出す。自分が勝手に期待したのに、その相手を責めるようになる。
 
だから、無用な期待なんて必要ないのさ~
 
 
期待することも、期待されることもいらないんだよ~

©NPО japan copyright association Hiroaki


 
 

3.過去って、変わるんだ。


ねえ、みんな~
過去ってね、変わるんだよ~
、ということは過去を変えることだってできるんだ。

coucouさんはね、最近になってつくづく感じるようになったんだよ。

coucouさんの過去なんて、人さまに自慢できるような過去なんてないんだけれど、その恥ずかしい、二度と振り返りたくない過去があるけれど、少しばかり懐かしさを感じて振り返って見て衝撃を覚えたんだ。

それはね、失敗がたくさんありすぎてここには書ききれないけれど、その一つ一つの失敗を振り返って見たら、当時は最悪だったものが、たった今振り返るとすべてが良かったと思えることなんだ。

例えば、大好きな女性に捨てられた…。
でもね、捨てられたことで素晴らしい人と出会った。

仕事で取り返しのつかない、大失敗をした…。
でも、もしその大失敗がなければ、coucouさんは死んでいたかもしれない。
もし、成功していたとしても失うものが大きかった。
(家族や友だちたちを犠牲にしすぎていたからね)

友人に騙された…。
だけど、それ以来二度と騙されなくなった。

友人の連帯保証人となって、大借金を背負った…。
そのため、連帯保証人制度を学ぶようになって保証の怖さ、保証の対処、保証の戦い方を学んだ。

子どもの頃から、親や兄弟に心配かけ続けてきた…。
結果として、親や兄弟はcoucouさんよりも強くなって守り続けてくれた。

coucouさんは、子どもの頃から心も身体も弱かった…。
そして、いじめられ続けた…。
だからね、もっと強くなるために努力せざるえなくなった。

困難な病気が続いた…。
そのためにその病を学び、研究し続けてお医者さんよりも詳しくなった。

もし、すべての失敗がなかったら、こんなにも素晴らしいnoteの世界に身を投じたり、こんなにも素敵な仲間たち、クリエイターさんたちと出会うことはなかった。

父や母を失って、たくさんの友人たちを失った…。

自殺した友人が何人もいた…。
病死した友人が何人もいた…。
夜逃げ、逃亡を図った友人が何人もいた…。

彼らに、そうなってはいけないんだよ、って、教わった。
彼らに、命って大切なんだよ、って、教わった。

だから、負けないよ…。
だから、みんなの分を生きようと誓った。

©NPО japan copyright association Hiroaki

4.過去って、変えられるんだ。


そして、coucouさんの心の中に住み着いて離れない嫌な想い出たちを観察するようにした。目を瞑り、あのときの自分を思い浮かべ、再現をしたんだ。
そしたら、当時のoucouさんはね、とても苦しんでいた…。

誰にもこの苦しみを話すことなんてできない。
話してもただ相手に不安を与えるだけで何の答えもない。

あ~もがいている~

どうしょうもない自分、救いようのない自分。

このとき、3人の友人が自殺した。

取引先が倒産し、連鎖となって支払いができない、返済ができない。
そして、厳しい取り立てたち。

この頃は、まだ暴力団新法なる法律もなく、債権の切り取り屋たちが行脚していた。彼らは代行回収屋たちだ。
彼らの収入は、債権者から一旦債権を譲渡してもらい、自らが債権者となって債務者から取り立てる。
取り分は、なんと50パーセント。100万円なら、50万円の手数料。1000万円なら500万。回収屋たちは目の色を変えて代行する。

朝がけ、夜、夜中と法律の規制がないために、債務者の家族まで威嚇して脅し、回収する。

そう、取ったものに勝ち。

今の世の中では誰も信じられないことだけれど、25年前は違法だが、違法行為ではないんだ。
自らが自己破産しても、夜逃げをしても解決できない…。
だから最後はこの世を去るしか方法がない。
友人たちはその道を選んだ。
3人の中の一人は、連帯保証人だった。保証金額は約8,000万円。借主がいなくなってしまったため、当然、連帯保証人に支払う義務が生じる。
みんな、家族や兄弟姉妹にまで波及するのを怖れていた。

coucouさんは3人の葬儀を終えた…。

©NPО japan copyright association Hiroaki


そして、次は、いずれ自分の番だ…。

coucouさんは、毎日一人で泣き続けた。それはね、自分の明日、自分の未来が全く見えなかったからなんだ。

だけど、当時はわからなかったけれど、coucouさんは無意識に彼らの姿を見て学んだ。それはね、自己破産しても、夜逃げをしても、この世を去っても、何も解決しないことがわかった。

それは残された家族がいるからなんだ。

知識や、知恵、経験のないcoucouさんは次々と裏目裏目、後手後手に回る。そして、失敗だらけとなる。それが数十年過ぎてもまるでトラウマのようにcoucouさんの頭の中から離れてはくれない。

だから、こうして膨大な失敗と後悔の連続だったんだけれど、もう一度、第3者の立場に立って自分を内省してみた。
すると、当時のcoucouさんは、それでも、逃げずに、いや逃げれなかった。ただ、日々、あらん限りの努力と我慢、ない頭を振り絞りながら、せめて、家族だけには危害が及ばないように全力で闘った。

それでも上手く行かなかったけれどね、そのcoucouさんの姿を見ていたら、とめどなく涙が零れて来たんだ。

どうしてって?

それはね、こんなに頑張っていたことにね。

そう、大失敗だったけど、真剣に生きたんだ。

すると、人生で最大に追い詰められ、苦しかったはずなのに、不思議な感覚が起こって来た。

それはね、信じてもらえない話かもしれないけれど、懐かしさと、嬉しさと、感動と喜びなんだよ~

だって、命がけで全力で生きて来た素晴らしい時代に思えたのさ。
coucouさんの人生の中でこんなに頑張って来た事実は他にないんだ。

なんと、素晴らしい、人生なんだ…。

ただ、二度と繰り返す気はないし、できないけれどね。

こうやって、ひとつずつ、嫌なこと、辛かったこと、悲しかったこと、とても不幸だったことが一つ一つ変化しだしてきたんだ。

確かに、後悔すればきりなんてないよ。
だけど、後悔なんていらないし、必要ないと思うんだ。
だって、頭が足らなかったけれど、その時点では一生懸命に生きて来たんだから。

するとね、全部がcoucouさんにとって、必要なことばかりだということがわかるようになった。

なに、これ~

いいまでの長い間のトラウマや後悔って何だったんだろう?

もう、あのときに「ああすればよかった」とか「こうすればよかった」なんて思うことがなくなったんだよ。なぜって、その時点でできる限りことをしたんだもの。

そう、すべてが、
coucouさんに不足していること、
coucouさんに必要なこと、
coucouさんの大切なこと、
coucouさんの素晴らしいこと、

そう、
こんなに素晴らしい人生なんてない、
そう思えるようになった~

そう、感謝しかない、
そう、心から感じている。


人は、人生において、後悔することなんて、
なんにもないんだ、ということを学んだ気がした。


年老いた父が生前、「coucouよ、生きていてくれて良かった…」
という言葉を想い出した…。


©NPО japan copyright association 

coucouさんてした~
みんな、ここまでおつきあい~
ありがとう~

また、あしたも読んでね~
 

Tumbalalaika - Pete Seeger and Ruth Rubin

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