- 運営しているクリエイター
2021年3月の記事一覧
なぜ、あの会社は儲かるのか? (山田 英夫・山根 節)
いつも拝見している会社の先輩のブログで紹介されていたので読んでみました。
内容は、誰でも知っているような有名企業を材料に、その経営戦略・マーケティング戦略を「会計」という目を通して分析・解説したものです。
実例が豊富で、テーマごとにポイントが分かりやすく説明されています。
たとえば、伊勢丹や帝国ホテルを例にした「高級化路線」という戦略について。
何も工夫せずに差別化や高級化を図ろうと
数学力これだけできれば人生リッチ! (ロバート・ハーシー)
書評で面白そうだと思って読んでみたのですが、ちょっと失敗したかなという感じでした。
内容は、確率/期待値・利率計算(単利・複利)・現在価値/将来価値等の概念を、多くの例題とその計算方法の説明を通して理解させてゆくものです。
新たな気づきではありませんが、私たちが会社のなかで、いろいろな評価(たとえば、業務委託先の決定のための評価等)で通常用いている方法が「ウェイティング&スコアリング・シ
「場の空気」が読める人、読めない人 (福田 健)
コミュニケーションの幻想 最近の私の関心時のひとつは「企業におけるメンタルヘルス」の問題です。それに関して、有効なメンタルヘルス対策として常に挙げられるのが「コミュニケーションの活性化」です。
今回の本は、コミュニケーション、特に「会話の活性化」のヒントになるかと思い、手に取ったのですが、いくつもの新たな気づきや改めて認識し直した点がありました。
まずは、「コミュニケーションの幻想」です。
知的ストレッチ入門 (日垣 隆)
「日垣流」知的生産の技術 いつも拝見している会社の先輩のブログで紹介されていたので読んでみました。
日垣隆氏の本は初めてです。
「読む」「構える」「考える」「創る」「書く」「疑う」「決める」の7つの章に分けて、「日垣流」知的生産の技術をテンポよく紹介しています。
そのなかで、私がなるほどと思ったフレーズを2つご紹介します。
まずは、「説得と納得」についてです。
(p35より引用)
人はこんなことでウツになるのか (池田 健)
このところ私が関心を持っているテーマのひとつは、「職場のメンタルヘルス」の問題です。
この問題は、最近多くの企業でもクローズアップされています。
私も、本書の前にも1、2メンタルヘルス関係の本を手にとってみました。このBlogでも、「こんな上司が部下を追いつめる―産業医のファイルから」や「会社がイヤになった」をご紹介したところですが、この本も、「ウツ症状」や「ウツ病」について、精神科医が書