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なんだろう

301
自分でも不思議に思う詩のような、エッセイなのか…内容もなんなのでしょうか?と思うような作品です
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2024年7月の記事一覧

夏の海

夏の海

海の日を好きにはなれない
いつも梅雨明け前だから

この時期は梅雨明け頃の一番雨が降る
鬱陶しい時期だから

幼い頃とは違い
大人になると海へ行っても楽しくない
潮風は身体中をベタベタにする

それなら山の方が好きだった
澄んだ空気と手の届きそうな雲

夏の海は子供のもの
そんな気にさせられる

本当は水着を着られないからだ
着たくないからだ

海の日焼けは真っ赤になる

どこも日焼けはしたくない

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どうでもいい課❓

どうでもいい課❓

「なんのはなしですか」に引きずられ、となりに「どうでもいい課」が出来ていた

みなさん、そちらと兼任されている

ええ?いつの間に…

わたしなんか自慢じゃないが、ずっとどうでもいいかで生きている

情けないけど
あゝ、こうして自分を卑下している

何か誇るものはないだろうか?

何にも見つからない

本当は生きてるだけで充分なのに
その他に何を求めているのだろう

この考えが厭世感なのだろうか?

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ストレス

ストレス

sakuさんの記事を読んで思う。

ストレスは恐ろしい。

十数日ご主人と話しをしないだけで蕁麻疹が出ると言う

わたしもこの四月から突然に蕁麻疹のようなものが出る
なかなか引かない

これっておそらく母がいなくなったストレスだろう
一年半も経った今頃に…

こころがついてゆかなくて
その後から身体に来る
時間差攻撃

そんなにもかかるものなのか  
でもそれ以外は考えられない

先日これはもしか

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朝早く目が覚める
車の掃除をしなくては…

昼間は暑くて
遠慮する
わたしの身体が持たなくて

汗だくになり
きれいにする

母がいなくなることは私だけの時が止まるだけ
何もなかったように進んでゆく

これが孤独というものなのか
車はきれいになったけど
もう母は乗ることはない

図書館で予約していた
「燕は戻ってこない」桐野夏生
やっと手元に届く

暑い日に日傘をさして取りに行く
久しぶりに読みたくて読みたくてたまらない本である

早速ページをめくっても
暑くて暑くて
気づいたら居眠りしてた

エアコンは入れてるはずなのに
居眠りばかりを繰り返す

ぬくもり

ぬくもり

夜のとばりが降りた頃
母と一緒に散歩をする
忘れられない思い出

目の悪い母と手をつなぐ
母は右耳が聞こえない

わたしはいつも母の左側に立つ

フジコヘミングと同じ病気を患った
幼い頃に
それでも母は気丈にも
生きて来た

そのことを思い出したのは先日見たフジコヘミングのドキュメンタリーだった

そうなんだ…
わたしは母の気質を引き継いで
病に負けずに生きて来た

母の大きな心には勝てないが

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にゃんとなく

にゃんとなく

にゃん、にゃん、にゃん
にゃんとなく

にゃん、にゃん、にゃん
にゃんとなく

わたしは生きている

にゃん、にゃん、にゃん
にゃんとなく
まんまを食べている

にゃん、にゃん、にゃん
にゃんとなく
気ままに過ごしている

にゃん、にゃん、にゃん
にゃんとなく
ご主人様に甘えている

にゃん、にゃん、にゃん
にゃんとなく
これでも気を使っている

にゃん、にゃん、にゃん
にゃんとなく
お猫様も大変

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雨の降る日は落ち着きます

雨の降る日は落ち込みます

雨の降る日は何もしたくありません

やらなければならないことがあるはずなのに

悲しみにくれています
寂しさに押しつぶされます

生きる意味を見失ないます

長い文章は書けません

フィクションも書けません

嘘はつけません

創作ってなんなのでしょうか…


わたしは何をしたいのでしょうか?

分かりません

書きますわよ

書きますわよ

「カナちゃんは何でも書いちゃうからなぁ〜」
先日、すずさんに少し困り顔で言われた

すずさんはインスタをやっている
「わたしのインスタを見ている人、結構いるのよ」
湯河原のおやもとで
「見ましたよ」とよく声を掛けられるそうである
それはすずさんはちょっと有名人だもの
お笛のお名取りさんで、お話しにも良く出される

わたしのnoteなんて
見られているはずはない

わたしはおとなしく目立たないからね

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エロを書かせたら一番

エロを書かせたら一番

エロい、エロい、こんな文章書く人がいるんだ。
イメージカラーはド派手なピンク

まぁ、この方の作品にはハズレがない
しょっぱなから突っ走ってくれるから

どこからこんな作品が出て来るのでしょう?
ハテ❓
頭の中を覗いてみたい

一番最初に引っかかったのは

ある時、わたしは半径100mさんの不思議な世界に紛れ込んでいた
そしてこの作品に行き着いた

まぁ、読んで頂ければよろしいので…詳しいことは申

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わたしの推し

わたしの推し

🤣
相羽亜季実さんで〜す

昨年の創作大賞の時に出会いました。とっても怖いミステリーを書いていらした。
つながりの合ったnoterさんが教えてくれました。

「この方の作品、面白いから是非読んでみて」

はい、読みますよ…
いやぁ〜、はまりました。
もうそれからは大ファンです。

こちら💁昨年の創作大賞の応募作品

この方の頭の中、どうなっているのか、覗いてみたい…
みんな、みんな、どのように

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花火

花火

夏は夜涼しくなってから

家の前の小さな公園で甚平を着た息子たちと花火をする

本当は大きな花火も見たいけど
公園で花火をするのもいいだろう

小さなバケツに水を汲み
チャッカマンと花火を持って
駆けてゆく

しゃがんで花火に火をつける
子供たちは立ち上がり
花火を振り回す

あはは、いひひ、うふふ、えへへ、おほほと笑い合う

もうあの頃の家族はいない
それぞれが新しい家族を作り
巣立ってゆく

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大喧嘩

大喧嘩

あれは四年前
母と忌まわしい従姉のことで大喧嘩

あいつは遠く離れた母のことを持ち出して
投げつけて
するっと逃げてゆく

車検切れの車に乗って
隣の県の山ん中
死のうと思ったらしいが
その気はない
もう何十年も前から病んでいる

母は娘のわたしにあいつのことを丸投げにする
仕方がないとやれることだけやったけれど
本音はもう関わりたくない

「あんたは冷たい」と母にはなじられる
冷たいと言われても

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