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組織人事マネジメントの肝心かなめ

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組織マネジメント・人事マネジメントの要諦をまとめてみました。 項目としては5つ【採用】【配置】【育成】【評価】【報酬】にまとめ、合計28のトピックに絞って書き出してみました。人事…
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2021年3月の記事一覧

12. フォロワーとともにリーダーシップチームを形成する

12. フォロワーとともにリーダーシップチームを形成する

■Keynoteリーダーに必要な2つの条件は、(1)リーダーシップの最低条件である、フォロワー(部下)がついてくること。(2)結果的にリームが成果を出すこと。リーダーシップとはフォロワーがついてきて、成果を出すための行動である。
トップマネジメントだけがリーダーではないし、特別の素質を持った偉人だけがリーダーになることができるのでもない。逆にフォロワーの立場から見ると、ついていきたいリーダーはいわ

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13. キャリアデザインの機会を提供し、キャリアパスを提示する

13. キャリアデザインの機会を提供し、キャリアパスを提示する

■Keynoteリーダーには、部下を育て、きちんとキャリアをつくってあげる責務があります。
Byサイモン・クーパー
(ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニー最高執行責任者)

■終身雇用の崩壊により、キャリアを考える必要が増した従前の多くの日系企業は終身雇用を前提としており、社員のキャリアとはすなわち、入社年次や年齢により会社が一律管理できるものであった。社員は終身雇用という一生涯の安定を得る

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14. リーダー人材を育成する

14. リーダー人材を育成する

■Keynoteリーダーの育成はトップの使命であり、私の最優先課題は人づくりだと考えています。  By 磯崎功典 (キリン株式会社 代表取締役社長)

■Pointリーダー育成には時間がかかる。だからこそ早期に着手し育成することが肝心だ。
しかし、若手にいきなりリーダーシップから取り組ませるのは難度が高いかもしれない。そこで3つのステップ(パートナーシップ→フォロワーシップ→リーダーシップ)を踏

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15. 目標設定と評価を通じ、会社の期待と社員の行動をリンクさせる

15. 目標設定と評価を通じ、会社の期待と社員の行動をリンクさせる

■Keynote目標管理の最大の障害になるのは、「どうせ無理」「そんなことをして何になるの」とささやいて足を引っ張る人です。こういう人の話に耳を貸していると、自分の中の言い訳の虫が反応して行動にブレーキがかかります。このタイプの人に余計なエネルギーを奪われないようにするためには、とにかく数字に集中することが大切です。自分で決めた数値目標だけを見て、それを達成すすることに注力するのです。それによって

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16. 評価で期待と現状のギャップを示し、人材の成長を促す

16. 評価で期待と現状のギャップを示し、人材の成長を促す

■Keynote「なりたい自分」がはっきりわかっていても、短期的には「なれる自分」、つまりマーケットが評価する自分にしかなれません。だから、「短期目標=なれる自分」を達成しつつ、「時間の使い方の優先順位」を変えながら、少しづつ「なりたい自分」に近づいていくのが、一番いいキャリアの歩み方ではないでしょうか。
By 梅田望夫 (ミューズ・アソシエイツ社長)

■Point
■業績向上のために人事評価を

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17. 業績に留まらず成果が出た理由・出ない理由に着目する

17. 業績に留まらず成果が出た理由・出ない理由に着目する

■Keynote
もし成果が出なければ、水漏れの原因は何なのか、どの条件をどう変えればいいのか仮説を立てて効果を追いかけます。我々のやり方に特徴があるとすれば、ひたすら効果を追いかけることについて世間一般以上に力を入れたところかもしれません。
By 柏木斉(株式会社リクルート 元代表取締役社長兼CEO)

■Point
■理由と改善にこだわる
事業の成果を最大化するために、原因分析は欠かせない。人

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