運動と食事、やせるために大事なのは・・・?
夏になり、薄着の季節になりました。
この時期になるとダイエット関連の広告やら画像やら目にする機会が増えますね。
自分の体型をもっと良くしたいと思ったり、体重をもっと落としたいと思っている方は多いです。
私自身もトレーナーとして食事や運動、生活習慣の悩みに対応する中でその想いをひしひしと感じますし、少しでも力になってあげたいと思います。
まず、始めにおさえておきたいことは、ダイエットもボディメイクも健康な身体だから成り立つということ。
不健康である要素が多いと、それだけダイエットもマイナスの方向に引っ張られます。
「〇〇したら必ず痩せる!」みたいな魔法はありません。その部分をおさえた上で考えたとき、
重視すべきは運動か食事、どちらなのでしょうか?
食べすぎていれば、運動の消費は焼け石に水
結論。体重を落とすことを優先するのであれば、大事なのは食事のコントロールです。
それは、人間の1日の消費エネルギーを考えた時に
運動で消費するエネルギーは、基本的に少ない
からです。
「え!昨日大汗かいて仕事したよ」
「毎日ランニングしてるよ」
わかります。やった感ありますよね。
しかし、大汗をかいて仕事しても30分走っても、実際に使っているエネルギーは多くてもおにぎり1.5個分くらいです。
※個人差はかなりある。特に筋肉量に左右される。
下の写真は、私が一日で吸収したエネルギーと消費したエネルギーを記録したものです。
ちなみに私はこの日、1時間半のウェイトトレーニングに加えて、累計8000歩、1時間近くの歩行を行っています。
それでも運動で使ったエネルギーは
消費エネルギー全体の3割くらいなのです。
では、残り7割はどこで使ってるんだ??
それは、人間が生きる上でたえず行っている基礎代謝や消化、日常動作などの積み重ねになります。
特別な運動をしたから痩せやすくなると思いがちですが、意外とそんなことはありません。
地味と思うかもしれませんが、食事や生活リズムをベースとしたトータルな条件が整い、そこに運動が加わることで、初めてダイエットスイッチがきちんと入るのです。
「運動したから・・」・は案外早く埋まる
「今日は運動したから食べていいよね!」
「この後動くから食べても大丈夫!」
もちろんそれも真理です。
ただし、その「いいよね」「大丈夫」ラインは
せいぜい小ぶりなデザート一品分くらいと考えておくのが妥当かもしれません。
そして、何よりも大事なのは運動と食事の質!
食事のコントロールというのは、カロリーだけではありません。
下記の記事も参考に、自分の食事やタイミングなども見直したいです。
〜ネクストアクション〜
「体重を落とす」という目的が明確にあるのならば、まず第一に大切なのは食事のコントロール!
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