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Nocchiの映画&アニメ考察

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幼少期からの洋画・海外ドラマ・アニメ好き。映画から、キャリアやビジネス、社会課題について考察します。TOHOとPrime会員。
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#洋画

ハンターキラー潜航せよ ; 人格者たるリーダーが持つものは

ハンターキラー潜航せよ ; 人格者たるリーダーが持つものは

2021年最初の鑑賞は「ハンターキラー潜航せよ」。

Amaプラでおすすめに上がってきていたのと、以前から観たかったので鑑賞。

アクション映画観て気分転換、のつもりが大変良い作品でした。

全体最適の信念を植え付けるのが真のリーダージェラルド・バトラー自体も大変格好良いけれど、演じる艦長の英断がどれもこれも素晴らしい。

ロシア内クーデターに端を発する、陸海空のうち特に原潜を舞台にした米ソ冷戦を

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”TERMINATOR: DARK FATE” に学ぶ、理想のコマンダーのあり方

”TERMINATOR: DARK FATE” に学ぶ、理想のコマンダーのあり方

こんにちは、Nocchiです。
映画を見るときに3つくらい視点を持っています。

①映画作品としてのメッセージ性、脚本、映像など
②多様性(特に国籍、ジェンダー、年齢差)の描写に対するスタンス
③生き方や経営上で学べるポイント

今回はこのどれもに多く思うところがありました。
純粋なT2や洋画ファン!と言う方は意見が分かれる気もしましたが、それぞれ述べていきたいと思います。

ネタバレ前提です。

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JOKER ; トリロジーの序章として鑑賞すべし

JOKER ; トリロジーの序章として鑑賞すべし

幸福とは「自己肯定感」と私は定義している。
多くの人が”それ”を求め続け、生き、苦しみ、時に掴めずに死にゆく。
それは何故なのか。

資本主義。
戦争で肉体的に死亡する機会が減っても、精神的に削られていくこの磨耗する世界へ、一つの現実を見せつけるかのような作品が「JOKER」だ。
DC Comicsバットマンシリーズのヴィラン、JOKERにフォーカスを当てる。

踏まれなければ、その痛みはわからな

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