「言語化」への違和感。
思えば僕は、中学校に通っていた頃からブログにのめり込んだ。同じクラスの女子がガラケーでつくったHPをきっかけに、日々ぽちぽちと日記を綴る面白さに惹かれた。自分が体験したできごとを、あるいはそれによる価値観や感覚を文字にすることは、このnoteを続けている今にも通ずる。時間にして15年以上も前に遡るようだ。
近ごろ、「言語化」ということばが市民権を得て久しい。たとえば書店を歩けば、その3文字がタイトルに並んでいる。僕はそれを見て、なんだかむず痒いような、あえて宮城の言葉でいえ