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僕がオタクを好きな理由。

好きな人のタイプを訊かれた際、「オタクな人」と答えている。独自の人生を生きる、とはやや大げさかもしれないが、何かしらにのめり込み、自分の世界観を持つ人に惹かれるからだ。たとえ僕自身が興味のあるジャンルでなくとも、いやおそらく興味のないジャンルほど、その好きなことを信じて行動する姿に感心してしまう。

気づけば「推し活」という言葉も生まれている。きっとLikeともLoveとも微妙に異なる「推す」というあり方で、僕はオタクと近しい場所にあると思う。

そんななか最近またひとつ、オタクの気質を持つ人の魅力に気がついた。「能動的に生きる姿」である。たとえば僕は、“やらされているオタク”を見たことがない。もちろんこの広い世界のどこかには、そう表現しても差し支えない人もいるのかもしれない。ただ、あくまで僕の中では、好き好んで“推し”と積極的に向き合い、自らの言葉や世界観を形成しているイメージである。

僕は結局、その生き方というかマインドが好きなのだと思う。誰かや何かに“生かされている”のではなく、自分の意志で望み、好きなことに打ち込む姿にグッとくる。ときに彼らは「ついつい沼っちゃって(笑)」なんて謙遜したり遠慮がちになったりすることもあるけれど、僕にはハマることのできないその沼の魅力を知り語ることができるのは、ひとつの才能だ。そうでない人もいて然るべきだと思うが、僕は今後も自然とオタクの気質がある人に惹かれていくのではないかと思う。

いつもいつもありがとうございます〜。