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自分で自分を変えるには。

今の自分に嫌気が差す。誰かの特性やスキルが羨ましくて、その誰かのようになりたいと願い、自分を変化させたいと思う。隣の芝生が青いだけなのかもしれないけれども、ここではないどこかへ、自らを連れて行ってあげたい。

なんてことを誰しも一度は考えたことがあるとして、しかしそれは決して、簡単な話ではない気もする。誰かを羨み、変わりたいと願ったところで、現実には当然ながら何も起きやしない。変化のためにはそれ相応の行動が必要で、これまで少なくとも僕は、すんなり自分を変えられてきたわけではない。とはいえ、必ずしも変えられなかったわけでもなく、僕は自分の価値観の変化をベースとして、次第に現実にも変容をもたらしてきた気がする。

キーワードは「納得感」だと思った。自分の現在地と理想の未来をしっかりと解釈して、それらを天秤にかけるようなイメージ。現在地には“慣れ”や“ラク”の雰囲気が漂うけれども、未来に“もっとラク”や“よりステキ”な理想像を思い描くことができれば、おそらく人は変化へと傾くだろう。まるで高いところから低いところへと流れていく、水のようなあり方である。

きっと「しっかりと解釈すること」がポイントである。たとえば、誰かを羨みながらも変化のない人は、そのイメージがぼんやりとしている。誰かの良いところだけがチラッと見える程度で、本質を捉えられていない。つまり自分の腹に、まったく落とし込めていないのだ。理想と現実を見比べてしっかりと解釈することが、僕自身の経験も踏まえながら大切なのではないかと思えている。

いつもいつもありがとうございます〜。