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興味、関心、好奇心。

近ごろ、対話やファシリテーションを考える。地域での実体験、またそれをもとにしながら本を読むこと、あるいは日常的に行う自分自身との対話。もっと良いコミュニケーションを促進できたのではないか、なるほどそのためにはああすればよかったのかと、反省を繰り返す日々である。

最近読み出した本には、問いかけの技術が詰まっていた。ファシリテーターとしてその場にいる当事者たちに問いを投げかけることで、より良い作用を生み出していく。そんなイメージへと導く、直接的なテクニックやマインドセットが書かれている。

ただ、読み進めながらなんだか、ふわふわする自分がいることに気がついた。いやたしかにわかる、そのテクニックやマインドは理に叶っていると思う。それでも、当事者たちの興味や関心は、あるいはファシリテーターの好奇心は、どこから来るのだろうと僕は考えていた。本の中には、それらの“モチベーション”は大前提として置かれていた。

前のめりの姿勢というか当事者意識というか、たとえば人は興味があるから深く考えられるし、誰かの話にも耳を傾けられるし、さまざまな質問も頭に浮かぶものだろう。そこに見出すのは希望か、可能性か、はたまた使命感や責任感か。人の興味のあり方に、それこそ興味津々な自分がいる。

いつもいつもありがとうございます〜。