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信頼を問うて。
信頼ってべつに、その取得を目的にするものでもないだろう。なんかこう、うまく表現できないけれど、「信頼のため」とはっきり活動指針に掲げられると、見てるこちらは身構えてしまう。あくまで個人的な感覚だけれども、ちょっとした“胡散臭さ”を感じる。
おそらく、人としてまっとうに生きることの先に、副産物のようなイメージで得られるのではないか。自分から取りに行くものというよりかは、誰かが与えてくれるもの、である気がしてならない。清々しいコミュニケーション、細かな気配り、粛々と行動に移す姿勢。たとえばそういった姿を見た際に、人は信頼感を抱くのではないかと、今の僕はそう感じている。
来週31日(水)、その信頼について対話をするオンラインイベントを行います。宮城県美里町の「ミサトーーク!」。今回でひっそり第6回を数えまして、ゲストの話を聞くだけでなく、参加者同士でもコメントやトークで問いを深めていくことが特徴です。
今回のテーマは「地域で信頼される人のあり方」です。もちろん都会と地域の二元論を唱えたいわけではありませんが、今月立ち上げたクラウドファンディングで多くの支援者を集めている栗原市地域おこし協力隊の三浦大樹さんをゲストに、そのあり方を問うていきます。僕は協力隊の同期として、イベントや研修などでたびたび時間を共にしてきましたが、今回あらためて大樹さんが普段から意識していることや意識するようになった経緯なども踏まえて、信頼について考えていきたいと思います。
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