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今後は全ての本質を問い直す必要があると思っているという話
ぼくは料理をしない。ほとんどしないと言って良いだろう。ただし、自分の食事は全部自分で用意している。ほとんど生食しか食べないのだ。料理が必要なものは食べない。
もっとみるオリンピックがなぜ盛り上がらないのか?
オリンピックが全く盛り上がっていない。世間もそうだが、ぼくにとってもそうだ。ぼくにとってのオリンピックは、以前は人生の中でも一二を争う楽しみだった。最高のエンターテインメントだった。それが今は全く興味を失ってしまった。
そしてこれはいつものことだが、ぼくが興味を失うと社会も同調して興味を失う。ぼくは、世の中の「人々」からは全く受け入れられないが、「社会の流れ」とだけはぴったりとマッチしている。
むずかしい話を理解しようとする人はむずかしい人生を強いられる時代になった
これからは、むずかしい話を理解しようとする人がむずかしい時代になっている。いやもうなっている。
それというのも、むずかしい話のレベルが各段に高まっているからだ。例えば最近ではフェミニストとトランスジェンダリスとが女子トイレを巡って争っている。これなどは、かなりむずかしい話だ。きっとほとんどの人が理解できないだろう。
そういうときに、フェミニストなりトランスジェンダリストなりの立場に立って、この
変態性を持つことの大切さ
YouTubeのおすすめにたまたま出てきた木村拓哉氏のデニムを洗う動画がかなり面白かった。
ヴィンテージデニムは一つ300万円くらいしてかなり高いのだが、それはやはり洗わないと汚くなる。しかし洗うと傷んだり色落ちしたりするのが怖いということで洗えない。というか、普通は買ったら一回も洗わないのである。しかし木村氏は、懇意にしているショップのオーナーに専門の洗い方を習って、それを自分でもトライすると
人に勝る配膳ロボットは考えにくい
この前たまたま外出が長引いて仕方なくとあるファミレスに行ったのだがご飯が余りにも不味くてびっくりした。ぼくは昔、毎日通うほどファミレスがかなり好きだったのだが最近は時代の流れもあって行かなくなっていた。そうしたところ、ファミレスの方も時代の流れに沿わなくなって、どんどんと潰れていった。残ったところも、味を気にしない人たちの吹きだまりになったので、とにかく不味い飯を出すような場所になったのだ。
もっとみるコミュニケーションの中間領域を支配する方法
前回の続きである。
コミュニケーションの中間領域を支配する方法は、ズバリ一つしかない。それは、「ほどよい打ち明け話」をすることだ。特に、ほどよい「ネガティブな話」がいい。
ここで重要なのは「ほどよい」ということだ。人は「深刻な打ち明け話」は嫌うが、「ほどよい打ち明け話」ならむしろ喜んで聞いてくれる。
では、「ほどよい打ち明け話」とは何か?
いろいろあるが、例えば「自分の病気」について話すこ
トランプ襲撃事件の文脈について
アメリカ大統領候補のトランプ氏が演説中に狙撃され、弾丸は耳をかすめ流血したが、幸いなことに命に別状はなかった。この事件をどうとらえるかについて、今回は書いてみたい。
もっとみるコミュニケーションの「中間領域」とは?
コミュニケーションは「中間領域」が難しい。「コミュニケーションの中間領域」とは、「知ってはいるがそれほど親しくない人」とのコミュニケーションのことである。いわゆる「知人」とのコミュニケーションだ。
現代社会では、知らない人とのコミュニケーションはかなりの部分が形式化されていて、誰でも使えるように制度設計されている。なぜなら現代人は、知らない人とのコミュニケーションの機会があまりにも多いからだ。全
20年後になくなる仕事、残る仕事、生まれる仕事を予測する:その3
AIの出現は「イラストレーター」という意外な仕事を減らした。次に減る意外な仕事が、おそらく「教師」である。
ただし、これはもうすでに減りつつある。それはYouTubeが登場したからで、これによって誰でもタダで上質の教育が受講可能になった。いわゆる「教育の民主化」である。ここにAIの進化が加わることで、学校や塾の必要性はますます失われるだろう。教育の民主化は、拡大の一歩を辿るばかりだ。
ところが