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あしたの小窓から。

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小窓のむこうに、ちいさな「あした」が見える。 ここでは音楽、教育、投資、霊性などについて、考えたり感じたりしたことをつれづれに綴っています。
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2020年11月の記事一覧

いいに決まってる。

いいに決まってる。

昨日の『STAND BY ME ドラえもん 2』もそうだったけど、

今日は「いいに決まってる」ものばかり見つけていた。

エレカシの宮本さんが、女性の曲をカバーしたらいいに決まってるし、
(プロデュースは小林武史さん。さすが。)

KANさんがこんなバラードつくったら、いいに決まってる。

なんか最近こういう「ど真ん中ストレート」なものを見かけることが増えた気がする。クリスマスだからかな。あるい

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そのままでいいから、そばにいて。

そのままでいいから、そばにいて。

映画『STAND BY ME ドラえもん2』を観てきた。

いやー、もう ”ドラ泣き” である。のび太の結婚式 × おばあちゃんなんて反則コンボを使ってるんだから当然といえば当然なのだけれど、見事に、気持ちよく泣かされた。

ストーリーはネタバレも何もない。予告編を観た時点で、全員が思い描く通りに進む。でも、やっぱりいい。過去と未来を『バック・トゥ・ザ・フューチャー』みたいに行き来するのも面白かっ

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ことばをつかって。

ことばをつかって。

メールやメッセンジャーの文章を考えているとき、「言葉のつかい方って大事だなあ」と思うことがある。

この言い方よりもこの言い方の方がいいか。
どういう言い方をしたらカドが立たず、しかし嘘にはならないか。

そんなことを考えながら書くのだけれど「もしそういうことに無頓着だったら」と思うとゾッとする。一言書き間違えるだけで、印象ってだいぶ変わってしまうものだから。

しゃべることは声や表情があるから、

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誰とイルカだ。

誰とイルカだ。

いや、イルカの話じゃなかった。人間関係の話だ。

今日、ある作家さんの工房にお邪魔した。
話が盛り上がりすぎて、奥さんに帰ると告げた時刻を一時間も過ぎてしまった。でも、まだまだ話せそうな勢いだった。話せば話すほど元気になっていったからだ。

そんなふうに話せる人はそうはいない。僕は話すことも聞くことも好きだから、誰とでもわりと話せるけれど、それでも他の人とは明らかに違う。

何が違うかというと、話

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流れてどこどこ行くの。

流れてどこどこ行くの。

『南畑美術散歩』の記事執筆に "全集中" しすぎたせいか、体調を崩して早退してしまった。頭痛がして、気分が悪い。『鬼滅の刃』の炭治郎のような不甲斐なさを感じつつ、ひたすら寝た。

病める時というのは、自分の中の暗い発想が表に出てきやすいときなのだろう。なんとなくこのところ日々に付きまとっていた「ままならなさを嘆く気持ち」が浮き上がってきた。

数日前にこんなことを書いたが、

僕たちはいったいどこ

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一人になる。

一人になる。

今日は一人、職場で記事を書いていた。
一人で誰にも邪魔されず集中できる、そう思っただけで昨日から出社するのが楽しみでならなかった。そんなにも集中したかったのだと気づかされる。

運のいいことに、多くの職員さんは出張や外出で、職場にいる人はとても少なかった。さらにお昼休みにも、いつもごはんを食べている派遣のマダムたちが電話番らしく、誰とも話さず一人で過ごした。

誰にも触れられない場所で、僕はひたす

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人生の河。

人生の河。

休み三日目。
この三日間、仕事から距離をとって、奥さんと過ごした。
日中、僕を衝き動かしていた流れが止み、静かに自分に還る感じがした。

職場というのは、仕事が流れている河のようなものかもしれない。
過去にしてきたことがあって、いますることがあって、次にすることも待っている。それらに取り組んでいるうちに時間は過ぎ、何事かが為されていく。迷うことも不安になることも少ない。

しかしそこから離れてみる

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心を燃やせ。

心を燃やせ。

いやー、観てきましたよ。
『鬼滅の刃 無限列車編』

うちはコミックスが全巻揃っているから、どういう展開になるのかは知ってたんですがね、それでもグッときたなあ。煉獄さん。

(これは観る前の気合が入っている表情)

アニメ版のときもそうだけれど、戦闘シーン、特に技のエフェクトがものすごくカッコよくて「こりゃあ人気出るわ」と思った。

それにしても、すごい人気だ。単行本も映画も。
それだけの魅力があ

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勇気をもって、休みをとろう。

勇気をもって、休みをとろう。

このところ、仕事をしていて息切れ気味で、すぐに気力が衰えてしまったり、眠くなったりしていた。

仕事が退屈なわけではない。前と変わらず、やりがいは感じている。
こうしたいああしたいといった願望もある。やっておきたい仕事も多い。

にもかかわらず、体がついていかないのだ。

それで充実しているのにヘンだなあ、困ったなあと思っていたのだけれど、そういえば、休みらしい休みをとっていないことに気が付いた。

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人間の波。

人間の波。

夫婦で暮らしていてもそうだし、いろんな人と話していても思うけれど、人ってほんっとにそれぞれ違う波を生きている。

それは感情の波でもあるし、人生の波でもある。
そのぜんぜん違う波をなんとか乗りこなして、あるいは、乗りきれずに溺れたりしながら、僕ら生きている。

自分には到底扱いきれなさそうな波乱万丈な人生を、起伏のありすぎる感情を生きている人がいる。つらい思いもたくさん、うれしい思いもたくさん。そ

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いい思い出をつくっている。

いい思い出をつくっている。

最近、あわただしく仕事をしていて、それが生活のすべてになりそうになったとき、思い出すことがある。

それが

「僕たちはいま、いい思い出をつくっているんだ」

ということ。

こう思ったときに、ハッと自分がなにをして、なにをしなくてもいいのかが明らかになる感じがする。

殺到する「すること」「してもらいたいこと」の中からどれを選び、行動に移すか。難しそうな局面で、どんなふうに振る舞うか。

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