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今話題の東京都のスクールカウンセラーの問題をわかりやすく解説

ここ連日東京都のスクールカウンセラーの雇い止めのニュースが報道されております。流れや問題点についてわかりにくいところがあると思うので解説していこうと思います。んー悩みましたが、解説はしつつ細かい本音の所は有料記事にさせて頂きます。有料記事でないと書きにくいことも多いのでご興味があられる方はそちらの方もどうぞよろしくお願いします。もちろん無料でも話がわかるように詳しく書いています。


まず、今回の問題点についてですが要は


東京都で長年スクールカウンセラーをやっていた250人が昨年度の3月で雇い止めになった


ということなんです。前に私も記事にさせて頂きましたが、心理の仕事は兼業なされている方がほとんどで私も含めて中々しんどい状況にあるということを述べさせて頂きました。都のスクールカウンセラーさんもその煽りを今回モロに受けたのが今回の問題です。私も毎年言われるのですが、


承認を受けて予算が成立したから来年度も事業を継続出来ます



っと必ず言われるんです。まあどういうことかと言いますと、


予算が成立しなかったら来年度この仕事無くなります!


ってことなんです。そうやって心理の仕事が無くなって来るのを沢山見て来ました。ただ、元々数年前に公務員の非常勤職員は会計年度職員になりまして4年で更新と言われていたんですね。この会計年度職員が出来た経緯は、非常勤職員を長年常勤職員と変わらない仕事内容で雇用するのはおかしいって所から来ているんですね。私なんかモロにそれに当てはまりまして、週5で勤務して10年近くやっていました。それが数年前に会計年度職員になったのですが、仕事が週4になって初めてボーナスも出るようになりました。それでもかなり厳しいです。昔はよくスクールカウンセラーさんとどれだけ給与が低いかを語り明かしました。あるスクールカウンセラーさんは、


「毎月少しずつ貯めて自分でそれをボーナスってことにしてボーナスの時期に贅沢しているんです。」



セルフボーナス!いやそれただの貯金では••なんて口が裂けても言えませんでした!何と涙ぐましいことでしょうか。


ニュースの話しに戻りますが、江東区では有償ボランティアとしてカウンセラーを雇っていると言う記事が掲載されていました。ついに雇用ではなくボランティア扱いか!っと怒りのお声が掲載されていましたが、よく見ると


6時間勤務で25000円弱



っとなってる訳なんです。お気持ちはわかりますが、


めちゃくちゃ高くないですか?



しかもこの有償ボランティアって確定申告するとめっちゃお金戻って来ます。世の中的に見てかなりええ仕事やと思うんですけど。その感覚のズレは気になります。ただ、問題がありまして出勤回数が


年に22回



っとなっていました。ここがポイントですね。前に記事にも書きましたが、ある程度の金額を超えないように勤務日数を調整されるんですよ。そうなると、例えば毎週勤務するために月曜日を空けておくとしまして22日以外の日はどうしようという状況になります。


会計年度職員の話しと有償ボランティアの話しをしましたが、今回の件に関係がないように聞こえますがこの2つはある意味ポイントなんです。会計年度職員になって待遇がかなり良くなっていたのもですが、


長くても4年で更新だと言われていた


ということと


6時間25000円は決して安い金額ではない



っということなんです。年22回とは言えその分空いた日が出来る訳でして、その時間を他の仕事をすると中々な金額になります。そして、長年スクールカウンセラーをやられていた方々が雇い止めになったということなのですが、公務員の非常勤職員が会計年度職員になった時にその理由をもう一つ国が言っていたんです。それが、


色々な人に平等に会計年度職員をする権利を与えるため



ってことだったんです。非常勤で同じ人が同じ仕事に就いているとずっとその席が空かないので、他のやりたい人にもチャンスを作りましょうっというのが狙いの一つと掲げていたんです。なので、


急に雇い止めをした訳ではなく、前々から言ってました



っという事実が見えて来る訳なんです。まあでもカウンセラーさんの主張もわかります。ニュースの記事にも少し触れられていましたが、色々と裏でのことがありますからね。それについてはここでは書きにくいのですが有料部分で解説したいと思います。


まあ私なんかはいつクビ切られるかビクビクしながら日々勤務してる訳なんです。この間面接がありまして、まだ数年は一応仕事を続けられそうではあります。なぜビクビクしているかと言いますと、


会計年度職員の仕組みをよく理解していたからです


なので、急に雇い止めになってもしゃーないなと思いながら次の身の振り方を考えながら続けている訳なんです。なぜそう思わなかったのかが私とは違う部分なんですよ。


ここからは有料記事にさせて頂き、より具体的に今回の問題について解説していこうと思います。カウンセラーさんが今回立ち上がっている核心部分での目的など詳しく解説させて頂ければと思います。カウンセラーさん達が立ち上がった理由には今後訪れるであろう大きな問題点が含まれています。これからどうしていけば良いかそのことについての対策も解説していければと思います。今回は無料部分を長くして有料部分を少し短めにした記事です。よろしければどうぞよろしくお願いいたします。



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