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遊びを考える達人

今も昔も子どもたちの中に遊びを考える達人が紛れてます。なんかこうね、大人が見ていても


ちょっとおれも一回やらせて!



って言ってしまうような遊びを考えよるんです。あれは何かの才能ですよね。スイカゲーム並のやらせて感でムズムズします。小さいボール1つ渡しただけで永遠に新しい遊びが生まれて来る訳なんです。初めはキャッチボールから始まりまして、


次、左でしか投げたらあかんルールな



を経由して、


次、ボール当たった方が鬼な



っと鬼ごっこに変化して、最終的には


PKやろうぜ!


っとサッカーに変化している訳なんです。あのワクワク感なんなんでしょうね。たまに紛れている遊びを考える達人の顔を


次はどんな遊び考えてくれるやろうか



って他の子がキラキラした顔してみんなで見とる訳なんです。


これがまた運命のいたずらで達人が2人紛れていることがあるんです。もうそうなるとボール1つ渡すだけで、周りにある机や椅子なども駆使して、


ここは横浜スタジアムか



みたいなフィールドを作り出してしまう訳なんです。遊びの達人と遊びの達人が集まるとそこから細かなルールが決められていきます。


達人A「ここから先に入ったら1点でそっちの小さい所に入ったら5点な」


すると


達人B「じゃあここにあるひもとバケツを使って分けるか。バケツは入りにくいようにバリアな」



もう発想が止まりません。そのせいで無情にもチャイムが鳴ってしまうこともしばしば。


私もたまに子どもたちが考えた遊びに混ぜてもらいますが、どれも面白いものばかりです。


大人が遊ぶ子どもが考えた遊びランド



をオープンすれば絶対面白いのにと思います。


学校には色々な達人が居ます。


どんな虫でも知っている達人


どんな虫でも触れる達人


裸足になると走るのがめっちゃ速い達人


給食いつもおかわりする達人


折り紙何でも折れる達人


髪の毛結ぶ達人


電車詳しい達人←この達人には電車で遠出する時よくお世話になります



まだまだ沢山の達人がいます。虫捕まえる達人と校内散歩しててカナヘビ見つけた時はびっくりしました。


「あ、カナヘビや」


って言ってそのまま全身で草むらに倒れ込んでボロボロになりながらカナヘビ捕まえていました。手を出すと逃げるそうで全身を使って倒れ込むとええらしいです。この捕まえ方クレイジージャーニーで加藤さんが同じ捕まえ方してましたよ。もう達人越えてる!


学校には色々な達人が沢山居ます。子どもたちが何かの達人であることを学校では大切にしていければと思います。

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