#現代詩
告白
のたうち回って痛がって悔しがって
寂しがって死にたがって生きたがって
祈りあって懺悔しあって言葉に迷って
溺れて縋って歯形がつくぐらい強く齧って飲み込んで咀嚼して白紙の上に吐き出して手垢も唾液もまみれた言葉だからこそ安心するってやっぱりあるよそういうの
わたしはやっぱり詩人が好きだやっと言えた
「ぼくはどんなふうに詩を書いてきたか」
「ぼくはどんなふうに詩を書いてきたか」
(1)詩を書くまで
皆さん、こんにちは、松下です。それでは少しの間、詩の話をさせていただきます。今日はどうやったらすぐれた詩が書けるか、という話ではありません。どうやったら、すぐれているとかいないとかとは違うところで、詩と幸せに付き合っていけるか、という話です。
昨日、こちらに着きまして、早めにホテルのベッドに入ったんですけど、早朝に目が覚めまし