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恋愛コラム:交際や結婚するとパートナーの性格は変わってしまうのか?

付き合う前や、結婚前はあんなに素敵な男性・女性だったのに

いざ付き合ったり、結婚してみるとパートナーの様子が、

「なんか変わってしまった。」

「こんな人じゃなかったのに。。。」

なんて残念に思ってしまったことはありまんか?



これ、よくある話だと思うのですが、

果たしてこれは本当にそうなのでしょうか?


例えば、お付き合いする前は、あんなに優しくて気前が良くて、

ちょっと何か困っていたら、すぐに手助けしてくれて、

体調が悪いなんて言ったら気遣ってくれたりとか、

とにかくありとあらゆることに、まめで献身的だったのに、

いざ、交際が始まってみると、

あの頃のあの人はどこへやら?という感じで、

「大丈夫?」なんて気遣いの言葉もなく、

「ありがとう」すら、なかなか言ってくれない。

まして、「大好き」とか「愛してる」なんていう言葉は、

忘れてしまったの??

いや、その言葉知らないのかしら??

なんていう状態になるのも、けして珍しくないなんていうのは、

よく聞く話です。

でも、これって本当にそうなのでしょうか?

本当にパートナーは人が変わってしまったのでしょうか?


本来の自分に戻っただけ

これは、あくまで私の見解なのですが、

交際後や結婚後にパートナーの人格が変わったように感じるというのは、

けして、その人が”変わってしまった”というわけではなく、

本来の自分の姿に戻っただけ”なのではないかと思うのです。


ストレートな表現で言うと、交際前や結婚前というのは、

相手のことを欲しい、手に入れたいという風に思っているので、

男女関わらず、少しでも相手に自分の事を魅力的、価値がある

相応しい等と思ってほしいというのが本音だと思います。


そうなった時、人はどうしても本来の自分の枠を超えて、

それ以上の自分であろうとし、頑張って大きく見せようとしたり、

実際に見せようとするだけではなく、

そのように少し無理をして行動したり、振る舞うことで、

偽りの自分を無意識に作り出してしまっているという状態に

なっているのではないかと思うのです。


これが、長期的関係性になればなるほど、

この姿を演じ続けるのが苦しくなったり、

持続していくのは困難になってくるので、

結果的に、少しづつ本来の自分が顔を出し、

それを見たことがなかったパートナーが違和感を覚え、

「あれ、なんかこの人違う人みたい、変わってしまったの??」

「釣った魚に餌をやらないタイプなのかしら?」

「さみしい、こんなはずじゃなかったのに。。」

などという、すれ違いが生じてしまうと思うのです。


最初からいかに素の自分を出せるかがカギ

このことから思うのは、この違和感を後に発生させないためには、

なかなか難しいとは思うのですが、

好きな相手で本気度が高い人であれば尚更、

最初からその人に、いかに素の自分のかっこよくない部分や弱い部分、

苦手なこと、失敗談、恥ずかしい経験なども

自分の一部として出していけるかがカギだと思うのです。


確かに相手が好きな人、憧れている人であれば尚更、

当然自分にとっては、相手のことがキラキラ輝いて見えて

素敵な人と思っているからこそ、そんな人に自分のダークな部分を

開示するのって、すごく恥ずかしいですし、

かっこ悪いなんて思ってしまいますよね。


でも、結局は、いずれ隠しきれなくなってしまうと思うんです。

一時的な関係しか望んでいないのであれば、

ホワイトでクリーンな自分だけを着飾って演じるというのも

可能かもれませんね。

でも、長期的な真剣交際を望んでいたり、

結婚を視野に入れているのであれば、共に過ごす時間も必然的に

増えていきますので、本来自分が1人で過ごしているときに

自然と振る舞っているような姿が少しずつ出てきてしまいます。

この状態が垣間見えた時、パートナーからしてみれば、

相手の人格が変わってしまったと思う感覚に陥るのでしょうね。


でも、本来は、その人が変わってしまったのではなく、

元の姿に戻っただけなので、変わったというより、

少し厳しい言い方に感じてしまうかもしれませんが、

その人の本当の姿を見ていなかった、見ようとしていなかった、

もしくは見抜けなかったという表現の方が正しいのかもしれませんね。

恋は盲目なんていう状態は、まさにこれかもしれませんね。


友情から始まる恋は最強かもしれない説

そこで思うのが、長続きする恋愛関係の始まりとして、

友人、つまり友情から始まる恋というのは、最強かもしれない

という説です。


説なんていうと大げさですが、私が思っているだけですね。笑

恋愛にも、一目惚れや友達の延長線から始まる恋、

長きに渡る片思いや、憧れや尊敬から始まる恋と色々ありますが、

最初から恋愛モードで人間関係や気持ちが入り込む訳では無い

友情からはじまる恋と言うのは、相手を無意識に3割増しで

素敵に見ようとするフィルターがかかっていないからこそ、

後に深い関係へと発展した時に、

自分自身も変な期待や過度に美化して見ていることもなく、

今まで、わりと本来のその人に近い状態で、接してきているので、

あとで、期待ハズレでがっかりしたりとか

こんなはずじゃなかったという裏切られてしまったような

気持ちになりにくいのではないかと感じるからです。


自分から先に自己開示してみよう

つまりbefore,afterの格差を少なくし、

このような状態に持っていきたいならば、

自分から先に自己開示をしてみましょう。


自己開示と言っても、自分からなんでもかんでも

話さないといけないということではなく、

会話の中で出てきた事柄について、自然な流れで必要があれば

本当なら自分の少し見せたくないような恥ずかしい部分を

あえて話してみるということですね。


これには2つのメリットがあります。

まず、1つ目のメリットとしては、想い人である人に、

本来の自分の一部である部分を開示することで、

その一見自分にとってはデメリットや弱点と思う部分も含めて

自分はこういう人なんだということを知ってもらえます。


2つ目のメリットとしては、自分が先に自己開示することによって、

たとえ相手があなたに恋心を持っていようといまいと、

同じ様に、「実は私もこうなんです。。。」というように、

似たような失敗談や弱点、相手の意外な部分を話してくれるかもしません。

それによって、あなたが思わぬ事実を

事前に知ることが出来るかもしれないのです。


これは、一石二鳥ですよね。

相手もそのように自己開示してくれるのであれば、

もしかしたら、自分の気持が加速する前に、良くも悪くも、

「やっぱり違ったな。」とか「それも含めていいな。」とか、

冷静に相手を見る事が出来るきっかけにもなるからです。

そうは言っても、すでに相手に対していいなと思っている時点で、

若干贔屓目になってしまっているので、

どこまで冷静に判断できるかというのは、

その人次第ではありますけどね。笑


出来ることなら、着飾った持続不可能な相手の偶像ではなく、

欠点や弱点も含め、本来の姿をも愛しく思い、

パートナーを大切に思い、自分もそのように愛して頂けるような

関係性をつくっていけたら素晴らしいですね。


若さも美貌も、地位や名誉も所詮かりそめの出来事で、

いずれ消え薄れていくものです。

そんなことにこだわるよりも、そのような見せかけの枠組み抜きにして、

その人本来の持つ独自の性質や性格を魅力的と思えるように、

心の目を開き、また、自分自身もそう思ってもらえるように、

常にナチュラルでもキラリと光る人になりたいものですね。


あなたは、どんな風に感じましたか?

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