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ファッション・デザイン NYC 留学

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離婚後に思い立って、ニューヨークとイタリアのフィレンチェの大学で、ファッションデザインを学びました。 20歳くらい若いクラスメート達と、課題の山に追われた大学生活、不慣れな海外生…
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#ファッションデザイン

Design Drawing - NY ファッション大学へ入学する決め手(?)

Design Drawing - NY ファッション大学へ入学する決め手(?)

私が、ニューヨークの大学、F.I.T. (*)で、ファッション・デザインを、ゼロから勉強しようと決めたのは、1996年。
*Fashion Institute of Technology, State University of New York = ニューヨーク州立ファッション工科大学

ファッション / アート系大学入学にへ向けての、大きな準備は2つ
1. TOEFLの獲得点数の為の英語の勉強

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留学生活 の予算の立て方 - その1)授業料

留学生活 の予算の立て方 - その1)授業料

留学生活を始めるにあたり、予算を立てる必要がある。住む場所により、それは大きく異なり、学ぶ学校でも、その授業料は全く違う。

(授業料 + 住居費 + 食費 + 生活費 x 留学年数) + 緊急支出費

これは、とても大まかな計算式だが、最初からあまりにも細かく区分けして、考えると、まとまりがつかなくなるから、これ位で良しとする。

まず今回は、授業料の話

州立大学の授業料の仕組み
州立大学の場

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留学生活 = 節約生活

留学生活 = 節約生活

大体の留学生は、限られた予算の中でやりくり。自力で貯めたり、家族の支援や、奨学金を受けたり、その財源の出所は様々。
大切なの事は、限られたお金を、いかに有効に使い、留学の目的を果たす。倹約ばかりに囚われ、大変な事だけが、自分の中に残る様では、それも悲しすぎる。

当たり前の倹約術を日常生活に1. 不必要品は、買わない
2. 労力は、惜しまない
3. 情報交換は、宝です
4. 節約の中での至福の時

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『好きな事』が見つからない

『好きな事』が見つからない

進路。何を学ぶか。生涯を掛けられるもの。一生の仕事。こういう事を考えてゆく時、『好きな事』を決めたり、選んだりするのは、本当に難しいと、心底思う。

正反対の人もいる。素直に『これだ!』って言える人達は恵まれていると思うし、羨ましいとも思う。その動機だったり、経緯だったりを見聞きしていると、こちらまで気持ちよくなって来る程に、『スコーン!』と心に響いてくる。

『これだ!』は後からやって来ることも

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ファッション・デザイン授業での必須tool

ファッション・デザイン授業での必須tool

ニューヨークで、Fashion Designを学ぶ事になった。「さて、何の道具が必要なのだろう?」
小学生から高校生までに学んだ、家庭科の時間を思い出して、日本から色々持っていったけれど、やはり、購入しなければならない物、沢山あった。
(土台、使用する単位が違うのだから、当たり前なのだけれど。)

必須 5tools
1. 巻尺 (tape measure) 
2. 直線定規  (see-thro

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ファッション・デザイン授業への心得

ファッション・デザイン授業への心得

実技が伴う授業は、経験しないと、一体どんな風になるのだろうと、心配になって当然。その昔、私も、F.I.T. (Fashion Institute of Technology / SUNY) ニューヨーク州立ファッション工科大学で、fashion designを学ぶ事が決まったのは、超嬉しかったが、不安と緊張のカタマリだった。

心得 五か条

その1: 教授のデモは、見逃すべからず
その2: ノー

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最も過酷なファッション・デザインの授業

最も過酷なファッション・デザインの授業

毎週、4時間ぶっ通しのクラスが、2日連続で、最初の semester (学期) に、あった。
もちろん教授だって、休まないといけないから、休憩あるよね・・・。

魔の draping class(立体裁断)私は、New York の F.I.T. という大学で、Fashion Design を学んだ。
留学に際して、Bachelor (学士号) 習得が希望だったのだが、まず、Associate (

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