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アーティスト紹介【Atol】

アーティスト紹介【Atol】

アーティストAtol
出身地:北海道/現代ネコアーティスト/絵本作家/使用画材:アクリルガッシュ、色鉛筆、パステル、CG/個展・グループ開催地:全国各地、ロサンゼルス

Atol(アトリ)の世界
アクリルガッシュで描かれた「輪郭のない世界」は、アトリアートの特徴です。色鉛筆画家として活動していたアトリの画風から一新したスタイルとなり、いくつもの画風を持つ変幻自在の画家です。

色鉛筆画家として
使

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私

詩は「ひらめき」
言葉は大切。どこからきているのか? 私にとって言葉は自然と聞こえてくるものであって、そうしようという気持ちや思考はない。アートもそうで、アートの場合は技術的な部分や道具の使い方といったいくつのかルールがあって、アート作品が仕上がっていく。それとは別に「言葉、詩」に関しては、アートとは別のもの。こうして文書を書いている言葉の連なりにしても、聞こえてくるものをそのまま書き綴っているだ

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さかな釣り

さかな釣り

輪郭のないネコ
白いネコ。輪郭がないのではなく、私の描くネコは白猫。だから、輪郭がないように見えているだけ……というのが、私の言い分。難しい感想を言ってくれる人も多いけど、私のアートには計算なんてない。そもそもアートは計算して作るものではないと思う。白いネコが生まれるまで、自分の納得する白いネコを描き続けた。いろんな画材で描いたけど、やっぱりアクリルガッシュが素晴らしい。私には合っている。相性が良

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お茶会

お茶会

絵の話題
私は画家としてもそうだし、詩を書くことも多い。思いを形にしていくことは、アートの源流は「無」からの「現象」だと思っています。「無」から「有」を生み出すこと……「無」とは、私にとってなくてはならない存在であって「無」がなければ、私はアートを生み出すことはできません。「無」とは何か? 答えはあいまいになります。様々な体験をして、体験から新しい価値観が生まれ、視野が広くなって、新しいアートが生

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道

自分のペース
ペースはとても大切。一日スケジュールの中で、自己のペースを作っていく習慣作りをしていかないと、良い作品は生まれない。習慣というと、何だかルールに縛られている感じがするけど、実際は自己の中にある内面のコントロールのこと。常に新しい刺激を求めている私にとって、たくさんの出会いと体験が繰り返しやってくる。だから、どれが自分のリズムなのかがわからなくなることもある。そうなると、流行る気持ちは

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ワイン

ワイン

アートは求める世界
私にとって、アートは体験から作られる想像物のようなもの。いろんな世界を見て、いろんな人から話を聞いて、自分の中にある想像の世界を広げていく……想像の架け橋となっているものが、一つ一つの体験であって、体験を重ねる理解があってはじめて、私の中にあるアートが形を作り始めていく。どんなアートでもそうだけど、何もないの白紙の状態からは何も生まれない。きつかけという種があって、どんな方法で

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門

描(えが)く世界
絵を描くこと……好きと嫌いでいうと、どちらでもない。私にとって、「絵を描く」行為は呼吸するのと同じ。水の中にある魚だって、酸素がなければ生きていけないように、現実の世界の中にいると空想ができずに息苦しさを感じてしまう。だから、私は絵を描くんだと思う。空想というシェルターの中で守られていたいのかもしれない。
描く世界の一つ一つが私であって、色の一つ一つが私自身の決断で作られているも

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