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しねま・だ・しねま

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古今東西のお気に入り映画。特にオススメはしないけど誰かに話したくなる映画。つまらないけどツッコミどころのある映画。見過ごすわけにはいかない珍作…などなど何でもござれの映画紹介。映…
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君ら一体何をした?

君ら一体何をした?

ファーゴ(1996/アメリカ)
監督:ジョエル・コーエン
出演:フランシス・マクドーマンド ウィリアム・H・メイシー スティーヴ・ブシェミ ピーター・ストーメア

狂言誘拐を思いつく夫のダメさ加減が情けなくも可笑しく、犯人を追う推理劇ではなく、人間の欲と弱さから生まれる喜悲劇を描いた作品。

ちょっとした手違いから、あれよと言う間に悲劇へと転がり落ちていく。こんなはずじゃなかった…と悔やむにしては

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自分の気持ちを歌いたいの

自分の気持ちを歌いたいの

歌え!ロレッタ 愛のために(1980/アメリカ)
監督:マイケル・アプテッド
出演:シシー・スペイセク トミー・リー・ジョーンズ ビヴァリー・ダンジェロ

家事や育児の合間に歌を作り、それを子どもたちに聴かせる。生活の中から生まれた歌は子守歌であり、労働歌であり、愛の歌。

名曲というものは、そんなリアリティの中から生まれる。

独学で作詞作曲して演奏までこなし、のちカントリーの女王と呼ばれた実在

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どう生きりゃいい?

どう生きりゃいい?

息もできない(2008/韓国)
監督:ヤン・イクチュン
出演:ヤン・イクチュン キム・コッピ イ・ファン パク・チョンスン

監督自身の体験がベースになっているというこの作品は、借金をし、家を売ってまで完成させた執念のデビュー作。暴力の連鎖から爆発する心の叫びや苦しみが生々しい。

特に主人公は暴力でしか気持ちを伝えられないから、思いやりを表現できなくてつい殴ったりしてしまう。暴力は彼の言葉。彼は

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二人で踊って!

二人で踊って!

Shall we ダンス?(1996/日本)
監督:周防正行 
出演:役所広司 草刈民代 竹中直人 渡辺えり子

社交ダンスはまだブームなんだろうか。というか、本当にこの映画の影響で、ブームになっていたんだろうか。男性はともかく日本女性は、好きでもない人と手をつないだり、グルグル振り回されたり腰に手を回されたりするの、イヤじゃないんだろうか。むしろ、それがいいんだろうか。

この映画を見たお父さん

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やってみない?

やってみない?

真夜中のピアニスト(2005/フランス)
監督:ジャック・オーディアール
出演:ロマン・デュリス ニエル・アレストリュプ

ピアノを弾いたことのある人なら、手に取るようにわかるだろう。主人公の焦燥感。喜び。夢。挫折。

この最後のチャンスに賭けてみようか。無謀な挑戦なのはわかっていても、彼はもう音楽への狂おしい情熱を思い出してしまった。

そうして暴力的な世界から逃れるように、彼はピアノにのめりこ

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自分の力を試すのか?

自分の力を試すのか?

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014/アメリカ)
監督:ジョン・ファブロー
出演:ジョン・ファヴロー エムジェイ・アンソニー ソフィア・ベルガラ ダスティン・ホフマン

監督が人気シリーズ『アイアンマン』の続投を断ってまで撮ったというだけに、気合いと思い入れがギュっと詰まっていてファンも多い作品である。

TwitterやYouTubeがフツーに登場するのも当時としては珍しく、うっかり

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どこにいる?

どこにいる?

殺人の追憶(2003/韓国)
監督:ポン・ジュノ
出演:ソン・ガンホ キム・サンギョン パク・ヘイル

クエンティン・タランティーノ監督が「お気に入り映画トップ20」に選ぶなど、『パラサイト 半地下の家族』(2019年)のポン・ジュノ監督が国際的な評価を受けるきっかけとなった記念碑的作品。

地元の中年刑事と都会からやってきた若い刑事。片やアナログ捜査をモットーとする熱血タイプで、もう1人は科学捜

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ピアノは私のものです

ピアノは私のものです

ピアノ・レッスン(1993/フランス・ニュージーランドほか)
監督:ジェーン・カンピオン
出演:ホリー・ハンター ハーヴェイ・カイテル サム・ニール アンナ・パキン

寄せては返す波の音。浜辺に置き去りにされたピアノ。言葉を発しないヒロイン。

「歌うようにピアノを弾く」という表現があるが、しゃべらないヒロインにとってピアノを弾くことは、感情表現そのもの。いや、ピアノは彼女そのもの。

だから、1

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からかってるの?

からかってるの?

ピアニスト(2001/フランス)
監督:ミヒャエル・ハネケ
出演:イザベル・ユペール ブノワ・マジメル

若い男のさわやかな笑顔が、これほど憎らしかったことがあるだろうか。ああ、いっそ死んでしまいたい。主人公でなくてもそう思ってしまうだろう。

シューベルトが結びつけた2人。彼女の音楽の才能に引き寄せられた彼は一直線に愛を告げるが、彼女にとって問題だったのは年の差ではなく、歪な形にこじらせている性

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やるわよ

やるわよ

スリー・ビルボード
(2017/アメリカ)
監督:マーティン・マクドナー
出演:フランシス・マクドーマンド ウディ・ハレルソン サム・ロックウェル

魂を揺さぶられっぱなし!サスペンスの醍醐味がぎゅっと詰まった衝撃作。

脚本も担当している監督は、劇作家としてローレンス・オリヴィエ賞を受賞しているほどの実力派。ケタ外れの執念と覚悟で突進する彼女と、それに対して容赦なく報復する警察官。この2人の複雑

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君の日記が僕のすべてだった

君の日記が僕のすべてだった

すれ違いのダイアリーズ(2014/タイ)
監督:ニティワット・タラートーン
出演:チャーマーン・ブンヤサック スクリット・ウィセーケーオ スコラワット・カナロット

会ったこともない相手を真っすぐ想う心。自分にとって大切なものを信じようとするひたむきさ。心が洗われるね。瑞々しいね。

水上学校では先生と生徒が大家族のよう。何かハプニングが起こるたびに、みんなでワーワーキャーキャー。女性教師は母性あ

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僕は迷子だ

僕は迷子だ

LION/ライオン ~25年目のただいま~(2016/オーストラリア)
監督:ガース・デイビス
出演:デーヴ・パテール ニコール・キッドマン ルーニー・マーラ

驚くべき実話!

突然独りぼっちになってしまい、列車の中で泣き叫ぶ不安な気持ち。わけもわからないまま過ごした路上生活の過酷さ。親切だと思っていた大人に裏切られ、街をウロウロするしかなくなった心細さ。

私たちもこの子と同じ視点で世界を見つ

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なんで?

なんで?

嫌われ松子の一生 (2006/日本)
監督:中島哲也 
出演:中谷美紀 瑛太 伊勢谷友介 武田真治

中谷美紀が女優をやめようと思ったとか、いやいや、撮影中はガンガン食べてすごいパワーだったとか、まあそういった裏話が流れるほど、これは彼女にとって特別な作品だったようで、なるほど、監督の過酷な要求に耐え、ハイテンションで力いっぱい演じ切っているのだが、できれば「大変だった」というエピソードを知らない

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理解できないけど愛している

理解できないけど愛している

たかが世界の終わり(2016/カナダ・フランス)
監督:グザヴィエ・ドラン
出演:ギャスパー・ウリエル ヴァンサン・カッセル マリオン・コティヤール ナタリー・バイ

自分の死期を伝えるため12年ぶりに帰省した主人公と、突然の再会に戸惑う家族たちの様子が、スリリングな会話によって描かれている。

家族の葛藤を兄嫁だけが知らない。だから彼女は傍観者として、孤独な主人公と心を通わせることができるのだろ

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