AO教師
志望理由書と面接に関するマニュアルです。参考例や実践的に役に立つ記事を集めています。推薦入試で大学進学を目指す方には是非ご覧頂きたい内容です。
現代社会を見据えた小論文の課題集です。読むだけでも社会の勉強になる題材だけを選出しました。ご興味がございましたら、ご覧下さい。
小論文教育の重要性と問題性について論じた研究ノートの内容です。ご興味がございましたら、ご覧下さい。
小論文などで要約の練習が必要な方に向けた教材です。ご興味ございましたら、ご覧下さい。
総合型選抜という言葉が世間に膾炙してきましたが、その際に語られる「総合」とは具体的に何を意味しているのでしょうか。その問いに答えるためには、総合型選抜の前身で…
「入試に小論文がある。けど、何をどうしたらいいのかわからない……。」 「とにかくシンプルな説明で書き方が知りたいんだけど……。」 このように考えている人はひとま…
面接は事前に綿密に練習しておく必要があります。しかし、1人では練習ができません。かと言って、学校の先生は忙しくて、あまり面接練習の相手になってくれない……。そ…
今日はこの研究ノートの終わりの挨拶です。もし今まで読んで下さった読者の方がいらっしゃいましたら、是非お礼を申し上げたく存じます。お付き合い下さいまして、本当に…
今日は今まで投稿してきた記事のまとめとなる内容です。様々な形で小論文に関する話をしてきました。その上で「小論文とは何か?」という問いに答えていきたいと思います…
今日は小論文における「代筆」の問題についてお話しします。読者の皆様は代筆というものをしてもらった経験はありますか? もしバレたら当然怒られます。すなわち、やっ…
今日は小論文指導における指導方法の功罪についてお話しします。論理的な文章を書けるようになるためには様々な努力と工夫が必要です。そのため、一朝一夕に上達すること…
今日は学校現場と教材を販売している出版社との関係についてお話しします。当然のことではありますが、学校の先生は「教える」ことが仕事で、教材を「作る」ことは仕事で…
今日は学校の先生に「忙しさ」についてお話しします。おそらく読者の皆様は具体的にどのように学校の先生は忙しいのか、ご存じない方も多いと思います。ですので、まずは…
今日は学校現場の小論文指導を巡る環境についてお話しします。結論から言うと、現在の学校現場のほとんどは小論文指導に適した環境ではありません。これは小論文というジ…
今日は学校現場における小論文指導の「原理的な困難さ」についてお話しします。それは、具体的に言うと、先生側に原因がある指導の原理的な困難さについての話です。「原…
今日は学校現場で小論文を指導する上での、思わぬ落とし穴についてお話しします。それは教師の「日本語」についての理解です。 おそらく読者の皆様の9割以上は日本語…
今日から8回に分けて小論文指導を巡る「教育現場における社会問題」についてお話ししたいと思います。 小論文の指導は今や時代の趨勢から大変重要視されています。イ…
今日は小論文を構成する上での「思考の枠組み」についてお話しします。簡単な言い方をすると「考え方」についてのお話です。 小論文では書き方についての指導はよく…
2024年4月3日 19:05
総合型選抜という言葉が世間に膾炙してきましたが、その際に語られる「総合」とは具体的に何を意味しているのでしょうか。その問いに答えるためには、総合型選抜の前身であるAO入試に関する話をしておく必要があります。 AO入試は、センター入試が始まった1990年に慶應義塾が取り入れた入試方法です。このセンター入試とAO入試の対比は「基礎学力審査」と「多様な人材確保」といった図式と言えます。いわば、AO
2024年4月2日 21:02
「入試に小論文がある。けど、何をどうしたらいいのかわからない……。」「とにかくシンプルな説明で書き方が知りたいんだけど……。」 このように考えている人はひとまず以下の「2つの型」を知りましょう。 世の中のほとんどの小論文は、この2種類に分類することができます。「意見提示型」と「課題解決型」です。勿論、複雑な内容を要する小論文の問題はたくさんあります。しかし〈書き方〉の観点から抽象化した場合
2024年4月1日 21:37
2022年12月17日 21:02
面接は事前に綿密に練習しておく必要があります。しかし、1人では練習ができません。かと言って、学校の先生は忙しくて、あまり面接練習の相手になってくれない……。そのような時は以下の「レベル別の質問集」を使って、友人や家族と面接練習を行いましょう。以下の順番で友人や家族に質問をしてもらえば、たとえ先生でなくとも、基本的な面接練習が可能です。パターンはA~Eまで5つあり、様々な角度から質問される仕組みと
2022年12月16日 11:39
面接は事前に綿密に練習しておく必要があります。しかし、1人では練習ができません。かと言って、学校の先生は忙しくて、あまり面接練習の相手になってくれない……。そのような時は以下の「レベル別の質問集」を使って、友人や家族と面接練習を行いましょう。以下の順番で友人や家族に質問をしてもらえば、たとえ先生でなくとも、基本的な面接練習が可能です。レベルは①~⑦まであり、段々と質問内容のレベルが上がる仕組みと
2022年9月5日 19:04
今日はこの研究ノートの終わりの挨拶です。もし今まで読んで下さった読者の方がいらっしゃいましたら、是非お礼を申し上げたく存じます。お付き合い下さいまして、本当に有難うございました。一旦、このシリーズものの投稿は終了致します。しかし、私個人としましては、これからも現場の前線に立って、小論文の実践と指導、すなわち教育に励んでゆくつもりです。Twitterもやっていますので、何かあればご連絡頂きたく存じ
2022年9月4日 22:09
今日は今まで投稿してきた記事のまとめとなる内容です。様々な形で小論文に関する話をしてきました。その上で「小論文とは何か?」という問いに答えていきたいと思います。すでに投稿してきた内容と重複しますが、重要な要素だけを抜き出しました。要するに、この研究ノートのまとめです。 小論文は基本的に高校教育「外」の、もしくは高校教育を「越えた」知識・知性・感性が問われる学問ジャンルです。大切なことは課題(
2022年9月3日 18:40
今日は小論文における「代筆」の問題についてお話しします。読者の皆様は代筆というものをしてもらった経験はありますか? もしバレたら当然怒られます。すなわち、やってはいけないこと、いわばタブー(禁忌)です。そのため、教育現場ではあってはならないことです。 けれども、意外にも小論文を巡る指導では代筆の問題が発生しています。正確に言うと、小論文ではなく志望理由書の代筆です。単純に言って、これは良く
2022年9月2日 17:30
今日は小論文指導における指導方法の功罪についてお話しします。論理的な文章を書けるようになるためには様々な努力と工夫が必要です。そのため、一朝一夕に上達することはありません。どれほど優秀な学生でも「論理的に書く」ことは簡単ではありません。「論理的に読む」ことはできても、それと同じ速度で「論理的に書く」という行為が上達することはありません。そのため、上達するためには誰もが苦労を要します。 しか
2022年9月1日 20:26
今日は学校現場と教材を販売している出版社との関係についてお話しします。当然のことではありますが、学校の先生は「教える」ことが仕事で、教材を「作る」ことは仕事ではありません。勿論、授業を進行していく上でのプリントやテストを作ることはあります。また、なかには学校独自の教材やテキストを制作されている先生方もいらっしゃいます。ほかにもご自身の著作を出版されている先生方もいらっしゃるでしょう。しかし、教科
2022年8月31日 20:29
今日は学校の先生に「忙しさ」についてお話しします。おそらく読者の皆様は具体的にどのように学校の先生は忙しいのか、ご存じない方も多いと思います。ですので、まずはそこからご説明します。 そしてその「忙しさ」が小論文指導にどう影響するのか、お話ししたいと思います。学校現場でもあまり意識されない問題ですが、言ってしまえば、これは構造的な問題です。そして構造的な問題であるがゆえに、社会問題と言っても
2022年8月30日 20:57
今日は学校現場の小論文指導を巡る環境についてお話しします。結論から言うと、現在の学校現場のほとんどは小論文指導に適した環境ではありません。これは小論文というジャンルが孕む原理的な問題です。しかし、時代の趨勢により小論文の需要は高まっています。 ゆえに、現在の学校現場には、ある意味で「歪な状況」が生み出されていると言ってもいいかもしれません。適した環境ではないのに需要だけが高まっています。
2022年8月29日 19:04
今日は学校現場における小論文指導の「原理的な困難さ」についてお話しします。それは、具体的に言うと、先生側に原因がある指導の原理的な困難さについての話です。「原理的」という表現には理由があります。それは言い換えれば「構造的」と言ってもいいかもしれません。 しかし、にもかかわらず、学校現場における小論文の需要は高まっています。原理的に、構造的に指導は困難であるにもかかわらず、指導の需要だけは高
2022年8月28日 17:16
今日は学校現場で小論文を指導する上での、思わぬ落とし穴についてお話しします。それは教師の「日本語」についての理解です。 おそらく読者の皆様の9割以上は日本語を読むことができるし、書くこともできます。それは日本の義務教育のおけげです。しかし、30人近くの子どもたち(1クラスの分の人数)を前にして「お手本」となるような文章は書けるでしょうか? 論理的で適切な日本語というものを800字程度で、ま
2022年8月27日 21:43
今日から8回に分けて小論文指導を巡る「教育現場における社会問題」についてお話ししたいと思います。 小論文の指導は今や時代の趨勢から大変重要視されています。インプット型の教育からの脱却が少しずつですが、進んでいます。生徒が将来主体的な発信者となれるようにと、アウトプット型の教育の需要が高まっています。しかし、それは「言うは易く行うは難し」なものです。小論文指導には人事的問題・環境的問題・功利
2022年8月26日 18:46
今日は小論文を構成する上での「思考の枠組み」についてお話しします。簡単な言い方をすると「考え方」についてのお話です。 小論文では書き方についての指導はよくなされます。具体的に言うと「起承転結」や「序論・本論・結論」といった、文章の形式についての話です。これらは一般的に言うところの「構成」に関する話です。論理的な文章にするためには非常に大事な要素です。しかし、これらは小論文に限らず、広く一般