私の父は、中学校で社会科の教師をしていた。 大学では第二次世界大戦中の歴史について専攻していたので、平和に対する思いや熱意は人一倍強い。 しかし、思い込みの激しい…
世界のはじまりがいちばん好き。 夜と朝のはざま。 カーテンが引かれる瞬間。 まぶたがひらくみたいに いのちが立ち上がるの。
文字そのものは、器でしかなくて そこに込められた「いのち」がアートの正体 無機質が息を吹き返す 色のない世界が鮮やかによみがえる 今この瞬間 どんな状況にいたとして…
芸術とは、なんて大それたことを言える立場ではありませんが、それでも体の奥にあるたしかな感触に耳を澄ませるとき、分かち合うことこそが芸術の正体なのではないのかと、…
悲しい夜に毛布に隠れて、 君が涙をながしているとき。 じっと静かに佇んでいる、 ただひとつの透明な存在のことを、 君は知っている? その静かな眼差しの奥にある、 深く…
natsumi
2023年8月15日 19:09
私の父は、中学校で社会科の教師をしていた。大学では第二次世界大戦中の歴史について専攻していたので、平和に対する思いや熱意は人一倍強い。しかし、思い込みの激しい性格ゆえに周囲の人間とぶつかることも多く、平和を説きながら生徒や教員仲間と喧嘩をしまくるという大きな矛盾も抱えていた。端から見ればなぜそんなに自分の考えだけに固執するのか違和感しかないのだが、本人は自分が信じているただ一つの正しい価値
2023年7月22日 17:32
世界のはじまりがいちばん好き。夜と朝のはざま。カーテンが引かれる瞬間。まぶたがひらくみたいにいのちが立ち上がるの。
2023年7月17日 18:50
文字そのものは、器でしかなくてそこに込められた「いのち」がアートの正体無機質が息を吹き返す色のない世界が鮮やかによみがえる今この瞬間どんな状況にいたとしても目の前のモノに「いのち」を込めれば世界は美しく生き返るそんな巨大な力が私たちにはダウンロードされているどこまでも気持ちが先にあるんだモノは私たちを超えられないたとえどれだけ、優れようとも悔しいな逃げるなよ自分
2023年7月17日 12:08
芸術とは、なんて大それたことを言える立場ではありませんが、それでも体の奥にあるたしかな感触に耳を澄ませるとき、分かち合うことこそが芸術の正体なのではないのかと、どうしても思ってしまうのです。悲しみ、喜び、楽しさ、怒り、そして愛なんかを共有して一緒に感じて同じ世界観を分かち合う。自分と同じものが見えている人がいるということは、つまり一人ぼっちじゃないということで。その世界線の中にいる限り私は、
2021年11月17日 14:23
悲しい夜に毛布に隠れて、君が涙をながしているとき。じっと静かに佇んでいる、ただひとつの透明な存在のことを、君は知っている?その静かな眼差しの奥にある、深くて広い愛のことも。君はバラバラになった僕の欠片を集めるために旅に出てくれたんだよね。色とりどりの記憶たちが嵐のように目まぐるしく君のまわりを過ぎ去っていったけれど、ただひとつの魂だけがひたむきに巡礼するその姿を見つ