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千文小説 その964:(仮)
こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。
真実は、変えられない。
しかし、現実は、働きかけることができる。
信念を胸に、いよいよ、二台のiPadと、真剣勝負に挑みます。
にちにちにちにち。にちにちにちにち。
まず、無印の第五世代、ゴールド、32GB。
…ちょっと、もう、限界だね。
さすがに、使用開始後八年目、負荷のかかる作業をすると、バッテリーが、ほんのり熱くな
千文小説 その963:フルセット
こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。
Touch Barの表示項目を、単純に、ファンクションキーで、揃えたら。
なんとなく、よそよそしかったMacBook Proが、たちまち、有能愛機に、大変身。
元々、すごいパワーなのでは?
まだまだ、真価を発揮していないのでは?
疑っていたのが、見事、立証され。
電子書籍に、ミュージック・ビデオに、ネット接続に、八面六臂のご
千文小説 その962:研磨
こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。
iPhoneとiPadとiPodは、だいぶ、練れてきた。
それぞれに、個性はあるが、無理はしていない。
ごく当たり前に、そこにいて、働いたり、充電したり。
生きてるなあ…。
皆様、お元気で、何より。
このまま、お互いに、穏やかに、年を重ねていきましょう。
ぴーぷす、ぴーぷす。
ぽわ。ぽわ。
こちらも元気な、爆睡の
千文小説 その961:照らす
こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。
iPhoneとiPadは、奇妙に、双子です。
初代たち、iPhone7と、無印の第五世代のiPadは、ともに、ゴールド、32GB、未だに、現役。
二代目たち、iPhone12 miniと、無印の第九世代のiPadは、ホワイトとシルバー、128GBと256GB、ともに、リセット。
三代目たち、iPhone14 Proと、無印の第九世代
千文小説 その960:波音
こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。
無印の第九世代のiPadが、キーボード付きカバーとともに、見事、再設定が完了したことにより。
炬燵の上の電子機器集団、カメラレオンのiPad部門が、ついに、確定しました。
無印の第五世代、ゴールド、32GB、むき出し。
無印の第九世代、スペースグレイ、64GB、ブラックのキーボードカバー。
シリーズは、無印、容量は、最小、アクセ
千文小説 その959:解縁
こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。
あまりにも、どうにもならない。
いっそ、全台、炬燵に、乗せちゃえば?
むふーん。
よしよし。
なでなで。
くふーん。
膝の上、ごろごろくつろぐ愛猫の、ぽさぽさの、青緑色の毛皮を撫でながら。
天板に、ずらり並んだ、全七台の電子機器、カメラレオンのフルメンバーを、見やります。
MacBook Pro、スペースグレイ、
千文小説 その958:非潔
こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。
真実は、むごいものだと、常々思っているけれど。
このたび、改めて、しみじみと、身に沁みました。
僕は、そもそも、iPadを、必要としていなかった。
愛も興味も、さほどなく、みんなが便利って言ってるから、きっと、便利なんだろう。
それくらいの感じで、初代の、無印の第五世代を、購入し。
あんまりなじめないまま、八年が過ぎ、そろそ
千文小説 その957:絶希
こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。
おかしいな…。
こんなはずじゃ、なかったんだけどな…。
ぴーぷす、ぴーぷす。
ぽわ。ぽわ。
とにかく、手持ちの電子機器の中で、電源が入るものは、片端から、再設定して、炬燵に乗せて。
ひたすらに、修正を繰り返して、どうにか、ホーム画面と壁紙とカバーを定めたぞ、と思った途端。
あっという間に、iPhone12 miniと、無
千文小説 その956:only, lonely, finally
こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。
無印の第五世代は、やはり、もう古い。
さりとて、現行最新版のモデルは、いずれも、心が動かない。
…となると、iPadは、今代の、無印の第九世代で、続投するしかない。
でも、続かない。
春の初めに購入して、そろそろ、三ヶ月。
何度も、リセット&再設定を繰り返し、いい加減、疲れてきた。
昨日も、どうにもならずに、炬燵から下ろ
千文小説 その955:薫風
こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。
四十一歳になりました。
King Gnuの常田さんを初め、同じ日に生まれた皆様、まことに、おめでとうございます。
同じ日に亡くなられた方にも、心より、ご冥福を。
奇跡のようであり、取るに足りないものである、ささやかな人生を、彼岸と此岸に拡大して、ともに過ごして参りましょう。
ぶんどわむぎゃもぎゃー。
すみません、すみません。
千文小説 その954:ノーカット
こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。
…Airが、ないね。
そう。
炬燵の上の電子機器集団、カメラレオン。
六台が、勢揃いして、改めて、よくよく、確認したところ。
無印、mini、Proばかり。
正確には、クローゼットの中に、先代のMacBook Airが眠っているので、皆無、というわけではないものの。
少なくとも、現役の機器たちに、Airはいない。
こ
千文小説 その953:線対称
こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。
…ええっと。
これ、シート、剝がしてないよね?
乗っけただけだよね?
なんで、こんなに、ぴったり、くっついちゃってるの?
触っても、取れないよ?
ふんふん。
すんすん。
あぎあぎ。
こらこら。
炬燵の上の電子機器集団、カメラレオンのメンバーが、徐々に、定まりつつあり。
最後の砦、iPhone12 mini
千文小説 その952:重厚
こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。
炬燵の上、五台の現役愛機たちは、皆、元気。
クローゼットの中、二台の引退愛機たちは、いずれも、平穏。
ぴーぷす、ぴーぷす。
ぽわ。ぽわ。
膝の上、爆睡の愛猫と、胸の奥、深海の底、超然の愛深海生物も、それぞれに、快調。
もちろん、おかげさまで、僕も、安定。
さあ、残るは、あと一台。
iPhone12 mini。
…
千文小説 その951:梨と牛
こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。
iPhone7は、SEシリーズと、ほぼ同スペック。
どうしても、買い継ぎたければ、SEに、乗り替える手もある。
どうする?
次代は、SEも、あり?
ぴーぷす、ぴーぷす。
床の上、古びた洗面器に詰まって爆睡の愛猫に、時折、西武ライオンズのバスタオルを掛け直して差し上げつつ。
炬燵の上、古びたスマホを見つめて、長考です。
千文小説 その950:人外
こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。
…これは、もう、そのつど選んだ、としか、言いようがないな。
炬燵の上、歴代の、三台のiPhoneを並べて、あまりの統一感のなさに、うなります。
ふんふん。
すんすん。
あぎあぎ。
こらこら。
膝の上、隙あらば、画面をかじろうとする愛猫を、秘技・布封じ。
西武ライオンズのバスタオルで、頭から、すっぽりお包みし。
ぴ
千文小説 その949:盤石、そして
こんにちは、上村元です。よろしくお願いします。
10インチ以上であること。
スペースグレイであること。
むき出しで、横向きで、外部機器との接続端子を左に、手で持って、使うこと。
これが、僕にとっての、iPadだ。
心に決めて、ゴールドの9.7インチを、スペースグレイの10.2インチに引き継いで、リセットし。
箱に収めて、クローゼットの中、MacBook Airに重ねて、丁