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旅びとと本・ルワンダ中央銀行総裁日記

現在、もっか黙読中の本である。

これ、本当に50年前に日本銀行からの命を受けてルワンダに家族と渡った銀行マンの話?

と思えるほど、現代に通ずる悩み、異国の文化への思いや感じ方、捉え方、仕事をする上でのトラブルやそれに対する対処法など、あらゆる角度で人として大切な学びに値する内容が盛り込まれている。

ただ、自分、経済のことには疎いので、、、何度も読み返して調べては、あ、そういうことか、とか、何この意味?と思えたり知らない地名が出てきたら都度調べているので1ページ読むのも時間がかかっている。が、面白い!

ルワンダは友人が助産師として派遣されていたこともあったので、その地名や、有名な映画、『ホテル ルワンダ』については知っているが、詳細はほとんど知らない。首都がキガリであることくらい。

今回、これを読むにあたり経済用語を調べたり、いや、これについては自分が経済についてはあまりに無知であるためだが、それ以外は地図を開いて改めてルワンダや、その下に位置する国、ブルンジも出てくるのでそれぞれの国の特定の地名が本書に出てくるたびに地図帳も開くので時間はまだまだかかってよむことになりそうだけど、楽しみである。

この筆者の考え方や感じ方に対する共感もさることながら、日本から出てルワンダの銀行のなかでの人間関係や仕事上の力関係にどのように立ち向かっていったのか、その心のうちが丁寧に描かれていて非常に面白く読み進められるのである。

図書館まで閉鎖されている今、この本の面白さにトリコになっている。

ちなみに、若者にもとても今、この本は人気があるとかで、書店にも残り3冊しかなかった。

残念ながら文字がとても小さいのが読みにくさに繋がってもいるが、それでも読み進めたくなる。

また、こちらで読み進められたら読後感をかかせていただきたいと思うのだけど、いつになるのだろう、、かなり時間、かかりそうだ、、。

そしておかげでルワンダ情報に敏感になってきた。ルワンダでタイ料理屋を開いている女性のTwitterにもいきついた。

こうなると、、次の旅先リストにはルワンダも必然的にはいってきそうな予感、、、。

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