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od

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たくさん「それ」を飲んで

すこし泣いたあと

消し飛んでゆく意識を味わいながら

てんじょうを眺めるんだ

手放す

手放す

さあ
行くんだ
縛り付けるものなんて
なにもありはしない

行きたい場所へ
行くんだ
さあ

自由だ

理由

理由

それを
あなたを
すきな理由

それだから
あなただから
としか表現できない

何か明確な理由が一つあったら
もし
その1つが変わってしまったら
すきじゃないってことになる

ぼくは
たとえその一点が変わったとしても
変わらずそれが
あなたが
すきだ

夏のきみ。

夏に知り合って

笑顔と ちょっとしたからかいでむくれたきみ

僕の心の真ん中にあった

秋が来て 遠くに行くことになったきみ

この心は

夏の日焼けのように

薄れ行くんだろうか

あいたくて

あいたくて

あいたくて

だれかにあいたくて

おれは彷徨っている

この街を

あいたくて

だれかにあいたくて

おれは地上にいる

あいたくて

だれかにあいたくて

おれは生きている

まだ見たことのない

けれどなぜか懐かしい

きみにあいたい