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現代の幼稚園、保育園の基礎を作った「フレーベル教育」番外編です。

教育メソッド番外編。フレーベル教育について紹介します。すでに世界7大教育法についての記事を書いておりますので、ぜひそちらも合わせてご覧ください。マガジン化もしてあります。下のリンクからどうぞ。

さてフレーベル教育ですが、その歴史は世界7大教育法が確立する前に発案されていた一番古いメソッドとして知られています。要素として強いのが「幼児教育」。つまり、幼稚園の基礎になっているんです。今の日本の幼児教育は、ほとんどがフレーベル教育を元にして運営されているところが多いと思います。さらに、世界7大教育法の幼児教育における基礎中の基礎を固めたと言っても過言ではないでしょう。

ではそのフレーベル教育の概要を説明していき、家庭でどのように取り入れたらよいかを書いていきます。

【フレーベル教育の概要】
・フレーベル教育の考えの要
自分の個性を表現できる力を獲得させる

・フレーベル教育の目的
国家社会に対して役立つ人材の育成、個人の発達を助け健全な人格の形成

・フレーベル教育の主な取り組み
幼稚園の基礎を作ったともいわれるほどの教育メソッド。命の大切さや育てることの大切さを感じ取り尊敬の念と愛をもって子供が育つように考案された子供たちの庭「キンダーガーデン」が有名。
その中で特に重視されるのが「自然」。自然とは2つの意味合いを持つ。
草花や虫、大地の恵みと言った自然と触れ合うこと、もう一つは大人たちが理想を掲げて教育するものではなく子供が自然に成長していくことを見守るということ。それを「遊び」を通じて育つと考えている。
つまり「外側の自然」「内側の自然」を感じられる教育メソッドとなっている。
だから、遊びにも軸をおく。子供の欲求や感情に従い遊ばせる。行事なども積極的に取り入れてその体験を通して自発的な活動を学んでいけるようにする。
これ以外にも「遊び歌」「折り紙」などが挙げられる。

このようにフレネ教育は現代の幼稚園の基礎を作っているということがわかりますね。考え方の基礎は、とにかく「自然」ということ。自然に触れる、自然の成長に任せる、といった具合ですね。

では家庭でできるフレーベル教育の取り入れ方はどのようにすればよいか。それは「とにかく自然と触れ合わせる」ですね。極端な話、晴れている日は外で過ごせばいいと思います。それも人工的なものがないような場所で。キャンプなんかは最高なのではないでしょうか!そこで自分で遊びを見つけ、それを親が少し離れた位置から見守ることですね。

キャンプは僕の家庭も大好きで毎年3~5回はやっています。テレビもゲームもない中で、自分たちで自分たちの時間を過ごす。走ってもいいし、ぼーっとして過ごしてもいい。川があれば自然の川の水に触れ合い、水中に住む生き物を見つけて捕まえる。また、虫取りをして昆虫を捕まえたりする。

普段の便利さから抜け出し、あえて不便さを求めるキャンプはアウトドアブーム再来という感じで、現代の日本で流行っています。なんとなく、アウトドアがブームになった理由がわかる気がします。

幼児期というのはどの教育者も非常に重要視していて、そのメソッドは多数あります。ただ、どの教育に関しても言えることは「子供の自主性、自発性を育てること」。多様な個性が未来を強くすると考えれば、古い日本の教育体質である一斉教育や詰込み教育は改善しなければならないと思います。

家庭で取り入れるメソッドを紹介している世界7大教育マガジンをぜひ読破してほしいと思います。お子様がいる家庭に向けて発信しているでの、お子様への接し方が、少しでも変わってくれれば幸いです。

ブログもやっています。教育関連でnoteには公開していない記事も書いています。よろしくお願いします。

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