ダイヤモンド

センスは磨ける

今回は
『センス』の話。
 
・・・多くの人が
(昔の僕も含めて)
センスには縁遠いと思っています。
 
(私にはセンスがないのかも・・・)
(あの人みたいなセンスがほしい・・・)
 
と劣等感やうらやましさが
腹の底からこみ上げてきたことも
あったと思います。
 
【天才と凡人の差は永久に埋まらないのか?】
 
僕はずっと思い悩んできて
悔しがっていましたが
最近になって、実はセンスって
補えるものである
ことがわかりました。
 
そもそも、
『努力を磨く』という言葉はないのに
『センスを磨く』という言葉がある時点で、
埋められることは明らかです。
 
勝手にみんなが
「俺にはセンスがない!」「私には無理!」
と思い込んで自爆しているだけで、
 
実は、努力の差よりも早く埋まります。
 
しかも努力するより楽しいです。
楽しみながら文章がうまくなります。
 
あなたは、
毎日汗水ながして
鬼の形相で書きたいですか?
 
それとも
いつもフレッシュな気持ちで
おもちゃを与えられた子どものように
楽しく書きたいですか?
 
・・・では、
前置きはここまでにして
センスを埋める方法を
紹介していきますね。
 
 
 
まず、
『センスとはそもそも何か』
という話です。
 
センスの意味がわかってないと
得ようと思っても得られません。
 
ラーメンが食べたくなるのは
ラーメンを知っているからです。
 
ラーメンがどんなものか
知識や実際の体験を通して
知っているから、手に入れたいと思うわけです。
 
それと同じで、
センスの正体を知ったら
磨けるようになりますし、
  
センスを知らないままだと
何もできずに終わります。
 
何かわからないものを
手に入れることはできません。
 
 
 
「センスとは?」
 
・・・少し考えてみてください。
 
読む手を一旦止めて
1つ自分なりに答えを見つけてください。
 
答えが浮かんだら
答え合わせをしていきましょう。
 





 
では、答えです。
 
センスとは、
 
『自分の美学のカタマリ』
 
です。
 
 
 
僕たちそれぞれが
 
・カッコいいと思ったもの
・美しいと思ったもの
・好きだ!と思ったもの
 
それらを1つにまとめたものを
『センス』
と呼びます。
 

センスがある人は
美しさカッコよさを知っていて
良さがわかっている人です。
 
わかっているということは
いろんなことを
知っているということです。
 
ファッションモデルが
何でも着こなせるのは
それだけ多くの服を着て
良し悪しを知っているからです。
 
 
 
センスの良い悪いは
美学のカタマリの不足が原因です。
 
センスが悪い人は
美学が少ない人です。
 
良い!と思えるものも
ダサイ!と感じるものも
よく知らない状態です。
 
絶対量が少ないんですね。

 


つまり、
センスを磨きたければ
 
「自分が美しいと思えるもの、
カッコいい!素敵!好きだ!
と思えるものを増やしていくこと」

 
が重要だということです。
 
 
 
本を読むのもいいですし
映画や美術鑑賞もいいです。
ファッションが好きであれば
アパレルショップを練り歩くのもいいです。
 
お芝居を観に行ったり、
普段いかない街を散歩してみたり、
いろんな人と話してみたりして、
 
好きだ!と思えるもの
良いな!カッコいいな!と
気持ちが高ぶるものを知っていきましょう。
 
必ずしも買わなくていいので
見て聞いて嗅いで味わって触ってみて
自分の五感に働きかけてあげれば充分です。
 
 
 
文章がうまくなりたい人って
ほとんどが書くことばかり
意識してしまいます。
 
難しい言葉でいうと
アウトプットばかり
気にしている状態です。
 
文章はインプットが重要です。
 
インプットが多い方が
うまくなりやすいですし、
自分だけの文章も確立しやすいです。
 
 
 
僕たちのからだは
良いものを取り入れて
悪いものを吐き出す
というしくみが自然にできています。
 
健康になりたければ
からだに良いものを
取り入れようとしますよね。
 
これと同じで、
文章がうまくなりたいなら
文章に良いものを
取り入れる
ことが大事なんです。
 
その大事なものこそが
 
感性です。
 
感性は、自分の中にあるものではなく
外からの情報を吸収することで
できあがっていくものです。


あなたの感性は、あなたの外側にあります。
 
 
 
なので、文章だけではなく
いろんなことに興味を持って
カッコいい!可愛い!素敵!
と思えるものを増やしましょう。
 
いろんなことを知って
いろんな思いを”感じる”ことで
センスが磨かれていくわけです。
 
あなたは今、
何気なくこの記事を
読んでいたと思うんですが
 
実はそれも大事なインプットの1つです。
 
情報に貪欲になってください。
自分の好奇心を大切にして
もっといろんなことを知ってください。
 
それによって
あなたにとって良い
感性の栄養が入ってきますから
文章も感情が乗って良い文章が書けます。
 
 
 
『感動』って
 
感情が動く、と書きます。
 
いろんなことを知ることで
人の心を動かせるようになる!
ということです。
 
 
 
・・・いかがでした?
 
途中少し難しかったかもしれませんが
新鮮に感じてもらえたでしょうか?
 
今回はセンスの話をしたので
次回は努力の話をする予定です。
 
でも、ありきたりな根性論ではなく
『努力の方向性』
という話題です。
 
努力の道順を間違えている人がいます。
 
それについて次回話しますので
楽しみにしていてください。
 
 
 
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

nagatouch

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?