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『自閉スペクトラム』と呼ばれる子ども達の行動の意味と改善

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ブログ『発達障害 しあわせへの道しるべ』 から『自閉スペクトラム』と呼ばれがちな子ども達のことをまとめてみました。 『自閉症』という状況にはじめて気づいた人がたまたま精神科医で…
『自閉スペクトラム』と呼ばれる多くの子ども達と40年以上関わりながら、 生涯のテーマとしてきました…
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#こだわり

子どもの『こだわり』行動をどのようにすれば良いの?

子どもの『こだわり』行動をどのようにすれば良いの?

繰り返し、繰り返し、問いかけられ、そして議論されてきた問題です。

しかし、私は、
このような問いの設定自体を変えてみる必要を感じています。

『この子にはこだわりの行動がある』あるいは、
『障がいだから、こだわるんだ』と、考えている限り、
この問題は解決しにくいのかもしれません。

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誰も、この子の問題を分かってくれないのはどうして?

少し苦手があって、家では上手くできないことばかり。
でも学校では、必死でみんなに追いつこう!同じようにしよう!
と、頑張って、苦手に気付かれずにいる・・・・
こういったことは、誰でも多少はあるのです。

外では精一杯頑張って、家ではくつろぐ。
と、いうのは、大人でもあることですよね。

でも、子どもに自閉症スペクトラムの傾向があり、学習に遅れがないと、
これがあまりにも極端に現れるというケースがし

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水を愛し、水を恐れる子 : 『ぼくが発達障害だからできたこと』

水を愛し、水を恐れる子 : 『ぼくが発達障害だからできたこと』

【自閉症スペクトラム】じゃないかって思われがちな子どもで、
水が大好きな子っていますよね。

水遊びをすると止まらない。
水道を出しっぱなしで遊んでいる。
水辺や水槽をみるとどんどん近づいていく。
キラキラするガラスとか鏡が好きな子も多いです。

その謎を明快に解いてくれた作家がいます。
『いま、会いに行きます』を書いた作家、市川拓司は、
今は、アスペルガー、ADHDと診断されているのですが、

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