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俳句、短詩

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自分の俳句作品や、鑑賞、思いなど気ままにまとめています。また、短歌などの短詩形作品などについても触れています。
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#俳句作品

✤2024日日俳句 にちにち・はいく✤
11/4 秋高し健康的なビルディング

✰立冬が来ていないので秋の季語で。でも、気分だけは初冬。とはいえ、今日も半袖姿の人たちが往来を歩いている💦 結構疲れているので、久しぶりに祝日のオンラインヨガ。取り切れていないが呼吸法で随分ラクに😊

✤2024日日俳句 にちにち・はいく✤
11/3 踊場に台詞の響き文化祭

✰昨日の雨が嘘のような晴れ。
三連休らしい雰囲気になりそうな。

✤2024日日俳句 にちにち・はいく✤
11/2 封印の緩みはじめし鶏頭花

✰カルチャー俳句講座。事情でお一人退会。続けたいと仰っていただけに残念。参加するたびに表情が明るく声もしっかりされていった。お元気で。また俳句をご一緒できますように。

✤2024日日俳句 にちにち・はいく✤
11/1 怪獣の皮膚のごつごつ唐辛子

✰昼休み、近助の無人販売所で購入。
形状から一瞬、鬼灯かと思った。
なかなか可愛らしい🌶️

✤2024日日俳句 にちにち・はいく✤
10/31 榠櫨の実泣きし頬つぺた突つ張りて

✰ 榠櫨(かりん)の実、近所で初めて見つけた。10月も終わり。俳句講座の生徒さんたちの作品の大会入賞やNHK俳句での放映などが続いた月だった。全講座、全ての方とのご縁に感謝😊私も頑張ります✨

✤2024日日俳句 にちにち・はいく✤
10/30 狗尾草すべて「いいえ」で答へをり

✰狗尾草(えのころぐさ)は猫じゃらしのことで秋の季語。
毎年この季節になると身近にたくさん生えているので、
そのせいか何となく作りづらい。可愛らしい植物なのですが。

✤2024日日俳句 にちにち・はいく✤
10/29 うそ寒やリュックを前に持ち直す

✰カルチャー俳句講座。生徒さんの俳句が今週のNHK俳句で放映されたと報告。見逃してしまった〜!再放送見ます、ごめんなさい💦奇しくもこの教室出身者が結社誌・今月号の会員欄の巻頭に。ダブル快挙🎉

【俳句12句】振り返らずに~夏目友人帳 漆 第三話「とおかんや」に寄せて

【俳句12句】振り返らずに~夏目友人帳 漆 第三話「とおかんや」に寄せて

振り返らずに

泡立草さわさわ山へ黒き列
一列に夜霧を乱す足音よ
たましひの揺れて案山子の五指だらり
蔦かづら闇を封じし左腕
禁術の話まばらに昼の虫
友人をまつすぐ庇ふ秋の雲
秋ゆふべ心の裡の零れたる
上弦の月や勝負は突然に
また一体負けて案山子は星となり
明け方を振り返らずに案山子たち
鳥渡る朝へ願ひのほどけゆく
饅頭はしばしお預け稲架の道

※俳句12句「振り返らずに」は、放映された物語からイ

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軽やかに、カラフルに:箱森裕美句集『鳥と刺繍』

軽やかに、カラフルに:箱森裕美句集『鳥と刺繍』

雷鳥や刺繍の花のその軽さ

句集タイトルのイメージにもっとも近い作品を挙げるとすれば、上記だろうか。
雷鳥のまるまるとした愛嬌ある姿。
季節ごとに羽の色が違うという雷鳥の特性に「刺繍」という措辞が重なる。
花の刺繍は実際の植物ではない。だからこそその「軽さ」に作者が感じたであろう表現としてのリアリティと発見を読者は我が物として共有できるのだろう。

あるいはこんな刺繍の句もある。

ジャンパーに花

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【自選俳句10句】2023「日日俳句」より

【自選俳句10句】2023「日日俳句」より

対岸柏柳明子

初がらす垂直に時止まりけり
まなうらに四日の海を仕舞ひたる
対岸の翳りはじめし桜餅
あの蝶はあの日失くしたピアスだらう
風が来てサンバはじまる百日紅
去り際のみづいろ揺れてゐるプール
いとうりの知らん顔にて隣り合ふ
途中から白桃になる暗号文
凩に心臓攫はれぬやうに
宿木のささやく昔話かな

note「日日俳句」では、2023年1月1日から毎日・1つの俳句(日によっては2句)を掲載し

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愛とかなしみの背理法:土井探花句集『地球酔』

愛とかなしみの背理法:土井探花句集『地球酔』

こんな日は仲間はづれの雉が好き

この句の中に自分を見る人、あるいは共感する人は、「ここに自分がいていいのか」と思うことが多いタイプではないだろうか。

どんなに大人になっても、一日を呼吸しているだけで難しい日はある。
仕事やお金があるということと関係なしに、絶え間ない隙間風のような精神の飢え。

上記に書いた内容は、言うまでもなく私が普段感じていることである。
だから、おそらく今でもなにがしかの

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【日日俳句】2023年、一日一句の掲載・更新を続けてきて

【日日俳句】2023年、一日一句の掲載・更新を続けてきて

はじめに「日日俳句(にちにち・はいく)」とは、2023年の元日から一日に一つの俳句(および短文と写真)を更新・掲載しているページです(下記参照)。

大晦日までやるので振り返りにはまだ早いのですが、年末は記事を書いている時間がないと思うので💦、12月初旬ではありますが「やってみての感想」などを書いてみようと思います。

なぜ、「一日一句の掲載・更新」をやろうと思ったかもともと非公開の状態で普段か

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【雑感】川崎市生涯学習財団「俳句入門・秋編」を担当して

【雑感】川崎市生涯学習財団「俳句入門・秋編」を担当して

川崎市生涯学習財団で年三回(春・秋・冬)開催の「キラリ文化教室」。
その講座の一つに「俳句入門」が加わって、今年で三年目になります。

以前も担当時の雑感を記事としてnoteに書きましたが、今回、久しぶりにまた書いてみようと思います。

一緒に前進、生徒さんも講師も

この三年で、毎回参加される方(レギュラーさん)が随分増えました。
本当にありがたく嬉しく思っております😊

同時に、初参加の方々

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月を仰ぐことを忘れない人:杉山久子句集『栞』

月を仰ぐことを忘れない人:杉山久子句集『栞』

句会でも思うけど、俳句作品がまとまって掲載された句集を読むたびに思うことがある。

「どうして同じ17音なのに、作家によって言葉や型の表情が全然違うのだろう」

「作者が違うのだから当たり前だ」と言われればその通りなのだけれども、それでもたった17音しかなくて、季語を使って、ある程度同じ条件の縛りの中で詠んでいるのに。
実際に完成した作品を目にすると、似ているようで全然違う17音がそこここに屹立し

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