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愛が溢れてる&純粋力 映画「フォレスト・ガンプ / 一期一会」★4,5

超絶お久鑑賞。間違いない!

1994年 米 142分
原作 ウィンストン・グルーム「フォレスト・ガンプ」
監督 ロバート・ゼメキス

懐かしい。トム・ハンクスがこんなにも若く見えるなんて。時の流れを感じざるを得ない。一期一会という言葉は、この映画で覚えた。はず。すごい久しぶりに見たけど、やっぱり良い映画だなと思う。愛が溢れてる。親愛、恋愛、友愛。すべてが純粋な愛で満たされてる。純愛ものでもあるし、サクセスものでもあるし、ついでにアメリカの歴史(1950~80年代)も学べる。それをうまいことギュッとまとめて、良質の物語にしてあるのがすごい、グッドなエンターテイメント作品。

オープニングでは、白い羽が舞ってるところから始まる。それが、フォレストの元に落ち着く。この白い羽は何を表すのか。幸運の羽なのか。その後を見ると(バス停でずっと話してるけど)、ジェニーに再会し、子供と出会う。一緒に暮らす。ジェニー死す。墓前。子供とバス待ち中に、羽はまたどこかへ飛んでいく、カメラに向かって来る(視聴者へ)。単純に幸運ということでもなさそう。墓前で「分からないんだ。運命は決まっているのか、風に乗って彷徨ってるいるのか…きっと両方なんだろう」というようなセリフがあるが、「風に乗って彷徨っている」というのが「白い羽」と重なる。それに、「チョコの箱」の話のように、決まっているものもある。人生は決まってるものもあるし、決まっていない偶然なものもある。そういうことを表現するものだったのかな。でもほんと分からないよなー、決定論なのか、それとも?また、白い羽でイメージするのが天使。スピリチュアル的には、変化・出会い・運気上昇といった意味があるらしい。その辺もハマると言えばハマってる気もする。そして、それは我々に。

ママの愛も美しいし、ママへの愛も美しい。ババやダンとの友情も美しい。もちろんジェニーへの想いも美しい。すべては、フォレストの純粋さによるものだと思う。純白の心。知的に劣っていたため、過剰に汚れが広がらないというのか、なんというのか。見てる方からすると、ジェニーの行動に不満を抱きやすいかと思うが、実際恋なんていうのは、そんなもんだったりするよーな。惚れた方が負け。むしろジェニーの行動は普通だとも思う。ましてや幼少時のトラウマによる影響も大きいのだろうし。また、天使のようなフォレストと私なんかが一緒になってはいけない、と思い込むような強い自己否定感があったのかもしれないし。そうであっても、ジェニーの存在によって、フォレストはずっと幸せだったんだろうと思う。

(家で一時だが、一緒に生活していて、いろいろ思い出話してる時)
ジェニーが「私もそこにいたかったな」と言うと、
フォレストは「きみはいたよ」と答えたところ。胸ジーン。。。

染みたな~~~。ずっとずっと、フォレストの心の中にはジェニーがいた。初めてバスの中で会った時から、ずっと。純愛だな~。(リアルで言うと、だいぶ危険性秘めてるけど、究極のとこって紙一重なんだろう。)

でも今回改めて鑑賞して思ったのは、純粋の持つ力、「純粋力」みたいなものがあるのかなと。純粋さって、胸を打つ。心を震わす。清々しく、心地よい。浄化力もありそう。何より、美しい。何となくそんなことを思った。普通、大人になっていくほどに、社会にもまれ、どんどん心が汚れていく。(感じがする。)それを分かりつつも、生きていく為にはどーしよーもなかったりして、時々嫌になったり、でもマヒってたり。なので、難しいけれども、この「純粋力」を大切に!していった方がいいと思う。きっと大きな力となる!と思いたい、今日この頃。End...

☆\(^^)/★

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