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心に響いたnote

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心に響いた書き手さんの記事をまとめています。ジャンル問わず。
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#コラム

かわいい人にかわいいと言うのは、僕としては結構ありえない

かわいい人にかわいいと言うのは、僕としては結構ありえない

(このエッセイは微妙にではありますが前回のエッセイと繋がっています)

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 移動教室の夜は、どうして好きな人の話になるんだろう。
 中2のときもそうだった。僕は口を割らなかったが、2つ隣の布団で寝ていた同級生は僕と同じ人を好きだと言った。彼は騒がしくもなければ静かでもない、嫌われてはいないがモテてもいない、つまりは普通の中学生だった。
 会話はヒソヒソと続き、就寝時間を軽くすぎた頃、

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たとえば、すべてをできなくなる日がやってきたとしても

たとえば、すべてをできなくなる日がやってきたとしても

看護師って大変な仕事だよね

と、言われることに関しては
以前もこちらに書いたのですが

その中でもトップオブ大変
言葉に出さないにしろ
最もやりたくない仕事だと思われるのが

シモの世話。

だいたいの人は、我が子ならまぁ許す。
親のはやりたくないけど
やらなきゃいけないなら仕方なく。
他人のは死んでもイヤ!
という感じでしょうか。

仕事とはいえ
よくそんなことできるね…
わたしだったら死んで

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晩婚家庭に生まれて

晩婚家庭に生まれて

働き方や生き方が多様になって、ある程度歳を重ねてから結婚する人も増えてきた。

実際、私はもういい年齢で、大学の同級生たちには「きみに結婚願望なんてあるの? 絶対ないでしょ」と笑われる。こういう選択肢を臆せず選べる時代になった恩恵に甘えて、徒らに日々を過ごしている。

人生訓を述べる資格はない。でも、「今後、子どもを持ちたいな」という人に向けて、ある記録を残しておこうと思う。

晩婚家

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noteの世界は、20年前のインターネットのやさしさに似ている

noteの世界は、20年前のインターネットのやさしさに似ている

120日書いたら、もうやめようかな。

もう、やめてもいいかな。

noteの連続更新が、100日を越えて、110日を越えて
なんだか、ずっしりと重たくのしかかってくるような感覚があった。

不思議だよね。
数字自体は、少し軽くなっていくような気もするのに。
90日から10日を目指す10日と、
110日から120日を目指す10日は、
わたしにとって、ぜんぜん違うものだった。

そんな風に言葉にして

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