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17.立ち合いについて

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プロローグ
1.男の役目
2.ドキドキとそわそわ
3.初めての産婦人科
4.ママの成長記録
5.夫の役割
6.母子手帳
7.妊娠3ヶ月
8.マタニティブルーとパタニティブルー
9.安定期
10.胎動の確認
11.性別の確認
12.絵本と名前決め
13.マタニティ旅行の計画
14.マタニティマーク
15.妊娠後期
16.産後の準備


11月8日(34週1日)

昨日は日課となっている妻のお腹の写真が撮れなかった。
僕が眠ってしまい、気付いたら12時を回っていた。毎週欠かさずとっていただけに少しショックだった。

1日遅れで33週目の写真をとった。当たり前のことだが、お腹の大きさは毎週更新されていく。いつも写真を見ていう一言は決まって「おっきくなったなー」だ。

それぐらいいつ見ても大きくなっている。最近は近所の人にも声をかけられたり、
スーパーに買い物に行ってもレジの人に優しくされたりと周りの人の温かさに気づくことが多い。親族も、友人もみんな楽しみにしくれている。生まれる前からみんなに大切に思ってもらっている。とても嬉しい。

2児のパパである友人と子育てについて話を聞いた。下の子は男の子で、お腹の中にいるときは暴れ回っていたそうだ。産まれてからはやはり暴れ回るぐらい元気な子らしく、僕の子どもが胎動が激しいことを伝えると、それは産まれてから気をつけた方がいいと笑っていた。母子ともに健康で元気に産まれてくることが一番の望みだ。子育てはやはり大変らしいが楽しみながら一緒に遊びたいと思う。



11月10日(34週3日)

出産時、立ち会いたいということを妻に伝えた。当初は分娩室までは行かないつもりだった。

なぜなら妻から立ち会わなくてもいいという話があったからだ。僕は妻がそう語る理由はあまり見られたくないという思いからだと思っていたから、あまり気に留めていなかったがそうではなかった。

出産時に痛みのあまり、暴言を吐いたりする可能性があるという話や、旦那がゲッソリしたという話を聞いたことがあったので、僕に対しての気遣いで言っているということがわかった。

そのような理由であれば、それは僕の問題なので立ち会おうと思った。なかなか体験できることではないということ、何もできないが妻と一緒に出産に参加したいということ。

ちょっと 恐いという部分も確かにあるが、立ち会いたいという旨を妻に伝えた。妻もそれに同意してくれた。もうすぐ臨月に入る。いよいよ出産が現実味を増してきた。


11月15日(35週1日)

35週となった。出産まで随分先のことのように思っていたが、あっという間だった。今日は検診の日だったが妻のお腹の大きさに改めて驚いた。

エコーでも見れなかったあんなに小さい命がこうして大きくなったことが本当に不思議だ。赤ちゃんはお腹の中で今日もドコドコと動いている。妻は動くたびに「イテテテっ」と上を向いて耐えている。その姿が面白かった。きっと笑ってはいけないのだろうけれどそれでも面白かった。出産時に痛みに耐える妻を見て笑わないように気を付けたい。

最近はよく図書館で絵本を借りてくるようにしている。僕ができることはあまりないけれど、妻のお腹の中の赤ちゃんとコミュニケーションを取るには絵本が最適だと思った。絵本を読んであげると赤ちゃんもドコドコと反応を示してくれる。産まれてからしばらくは妻は実家に帰るので今、僕にできることを精一杯しようと思う。ビールもそろそろ控え、出産に臨みたいと思う。


次回は「いつ陣痛が来てもおかしくありません」

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