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ポケモンでいうところの「混乱状態」

ポケモンでいうところの「混乱状態」

現代人の多くが、情報の多さによって、ポケモンでいうところの「混乱状態」に陥っているんじゃ無いかと思ってる。
正常な行動ができることもある、がたまに自分や味方を傷つけてしまったり、当人にも訳のわからない行動をとってしまう。
この大きな原因が「取り込む情報の量に対して、処理能力が追いついていない。」というものでは無いかというただの推測を適当に書いていく。

Twitterやら、TikTok、YouTu

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「プロヴォーク」-中平卓馬

「プロヴォーク」-中平卓馬

二月ほど前に東京国立近代美術館に「中平卓馬 火–氾濫」を見に行きました。
その結果、自分なりに「プロヴォーク」然り、中平卓馬、森山大道さん達にめちゃくちゃ影響を受けてたって話。

残念ながらこの写真展に関しては、4月で終了しているので、素晴らしい展示だった。という程度の感想で留めておくことにする。

「プロヴォーク」に関しては、後日蔦屋書店で手に取ってみたのだけれど、全3巻、プラスで1巻かな?

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RON JUDE の「Nausea」

この前代官山の蔦屋書店に行った時にたまたま手に取ったRON=JUDEの「Nausea」という写真集がすこぶるよかったので簡単に感想を。

RON=JUDEはアメリカ人フォトグラファーなんですけど、私もこの写真集を見るまで全く知らなかったん

この写真集を見て感じたのは、人影なんですよね。
写真集には人一人登場しない。
それなのになぜか人の影を感じる。
自分は全く知らない誰かの記憶を覗いているような

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多大な影響を受けた3人の写真家:マリオ・ジャコメッリ編

多大な影響を受けた3人の写真家:マリオ・ジャコメッリ編

個人的に多大な影響を受けた写真家3人をゆるく紹介をしていきたいと思います。
今回は3人目マリオ・ジャコメッリ編です。

1人目のオリビエーロ・トスカーニについて。

2人目のアンリ・カルティエ・ブレッソンについて。

イタリア人写真家。
彼の写真を見てどう感じるのか。生を感じるのか、死を感じるのか、はたまた両方か。それ以外か。
ジャコメッリの写真を見た時、私はなぜか、表現するという事柄において、言

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多大な影響を受けた3人の写真家:アンリ・カルティエ・ブレッソン編

多大な影響を受けた3人の写真家:アンリ・カルティエ・ブレッソン編

個人的に多大な影響を受けた写真家3人をゆるく紹介をしていきたいと思います。
今回は2人目アンリ・カルティエ・ブレッソンです。

1人目のオリビエーロ・トスカーニについても是非読んでみてください。

アンリ・カルティエ・ブレッソンと言えば「決定的瞬間」をご存知の方も多いはず。
それに関連して一番目にする彼の写真は「サン・ラザール駅の裏手」ですかね。まさに決定的瞬間。こんなこんな一瞬に巡り会うことがこ

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住みやすい街

住みやすい街

住みやすい街と呼ばれるトロントで暮らした時、そこにある多様性に驚いた。
当然日本にもあり、けれども表立って出てくることの少ないそれがもはやメインであるように感じ、それを受け入れ、優しさすら与える。そこに私は驚きを覚えた。

拙い英語にもしっかりと耳を傾け、助けまで出してくれる。そんなのは当然だという空気を身をもって経験したし、確立した個人という大多数と触れ合った初めての経験だったと思う。

自然と

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「写真」を通して

「写真」を通して

2年ほど前から趣味で写真を撮っているのですが、せっかくなので今「写真」についてどう考えているか残しておきたいと思います。

私としては、これほど良い趣味はなくどのようなものを撮るのかにもよりますが、それぞれが自分の思うようにシャッターを切る。一瞬の作業を永遠に残すことができる。全体で見ればそれほど邪魔くさいものはないですが、個人単位で考えればその人それぞれの思いを残す素晴らしいものなのではないかと

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