同じ目でした

青少年はしばしば、道徳や良心というものに反抗します
大人はむしろ、道徳や良心が守られていないことを危惧します

実際のところ、青少年のいる世界の大半というものは
道徳や良心によってよくよく管理されていますので
彼らが過剰な押し付けに反抗するのは、ごく自然なことなのです

その一方
大人の世界では、道徳や良心があまりにも軽視されていますので
その状況を危惧するのはやはりごく自然なことでして
それをつ

「日本屈指の陥落街」と自動生成の字幕見て
独りで笑う夜は長い

陰 | 影 | 陰 (reflections)

わたしが追っていた影は
陰のわたしがわたしの陰に
映った陰のわたしの影を
わたしの影かと追っていた

月の裏側見ようと歩み
一周戻ってきただけよ

陰は追えどもつかまらない
だってただの影だもの

たったそれだけのことだった
なにかのお笑い話かな

枯れる他ない秋草を義母の頼みで毟る霜月
たんぽぽだけを残し置く

忘れなければいけない

私は忘れなければいけない
もし因果がふり戻ってくるなら

この因果がふり戻ってくるなら
恐らく貴方は私を忘れ
思い出せない程まで忘れ
あてずっぽうに他の名前を呼び
それが毎日のようになり
私の名前は消え失せる
私はそれを悲しむだろう

だから早々に忘れなければいけない
この因果はふり戻ってくるから
今のうちに忘れてしまえば
貴方もまた他の名前を忘れ
思い出せないことすら忘れ
私はそこで
若干　安堵