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【YouTube大学まとめ】ワイン①『世界史の裏にワインあり』1/3

人類史上 最も特別なお酒とされるワイン。味や、歴史、ルーツに関しても一切わからないという方!ワインを知れば、世界が広がります。知ってみませんか?

ワインとは歴史そのもの。世界史の主人公である。

【YouTube大学まとめ】はマガジンにてまとまっています!
最後のあとがきに僕の想いを書いてます!

今日はこの動画!

発祥は不明 メソポタミア文明?

イラク、今でいう中東アジアでは飲まれていたのではないか、グルジアにブドウ畑が残ってるんじゃないか、など諸説ありますが、発祥はわかっていません。

紀元前5000年 遺跡の石臼や壺から、ぶどう酒を飲んでいたことがわかる

はっきりと描かれるのは、紀元前3000年エジプトの壁画

ブドウを収穫し、圧搾、壺に入れて飲んでいるという絵が残っています。5000年前のことですから、日本史はまだ始まっていない頃です。

ギリシャでは大量生産が行われていた

この頃、ギリシャでは大量生産はもう行われていたみたいです。

ギリシャ神話に『ブドウ酒の神』として、12神の一柱としてされたり、されなかったりする背景から、ギリシャの人はワインのルーツはギリシャだという人も多いそうです。

ヨーロッパ全土に広がるきっかけを作ったのが、ローマ帝国(紀元前100年)

ジュリアス・シーザー(ガイウス・ユリウス・カエサル)という、ローマ帝国で政治家であり、軍人、文筆家の人がいました。

シーザーが攻めた土地に、やせた土地でも栽培できるものとして、ブドウを広めていました。つまり、制圧した土地にワインを普及していたということです。

ブルゴーニュ、シャンパーニュはシーザーが攻めた土地

シーザーが攻めたことにより、フランスにワインが普及しました。

キリスト教 新約聖書『ワインは私の血である』

最後の晩餐のシーンで言ったものです。

ここで、「ワインというのはキリスト教の血なんだ!ありがたく飲もう!恵みだ!」という風になり、聖なる酒に認定されました。

ローマ帝国により、キリスト教が国教に認められ、ヨーロッパ中に広まりました。

世界史の発展にワインがあったのです。

16世紀 シャンパンが生まれ、教会の大きな収益源

ワインは聖なる酒なので、教会でもよく飲まれていました。そこで、シャンパンが生まれ、教会の大きな収益源となっていました。

シャンパンを発見したのは、修道士のミス(諸説あり)

教会の地下でワインを作っていました。後に、ドン・ペリニヨンが生まれました。

これは、修道士がミスして放置して、泡立たせてしまいました。泡立つと発酵しすぎでダメになってしまうのですが、季節上、冬で発酵が止まり、春に二次発酵が始まるという、奇跡的にいい環境になっていたため、美味しいシャンパンが完成しました。

それをドン・ペリニヨンさんが飲み、美味しいということで、この発泡するワインをしっかり安定的に作れないかと研究したのが始まりらしいです。

つまり、ドンペリというのはシャンパンの始まりに関わっている特別なお酒なのです。

18世紀 コルク栓ボトルができ、フランス王侯貴族の特別なもの、財産に

今までは、樽で、どぼどぼと出して飲むものでしたが、瓶ごとに保存ができるようになり、それ自体が一個の財産として貯蔵する対象になっていました。

置いといても変わらないため、投資対象となっていたのがこの18世紀です。

19世紀 『フランスといえばワイン』と言われるきっかけになった『ナポレオン3世』

ヨーロッパ=ワインといたのが、ローマ帝国キリスト教ですよね。

でも今、我々のワインのイメージがあるのは、フランスですよね。
そうなったのは、19世紀ナポレオン3世です。

1855年 『パリ万博』 で生産者の格付けをした

ナポレオン3世は、フランスのボルドーという地域のメドックという地域でシャトー(ワイン生産者)の格付けをしました。それにより、ワインの文化がフランスの中でより厳しくなりました。

日本で言えば、幕末。
渋沢栄一が見に行ったのもパリ万博です。

オールドワールドとは、ヨーロッパのこと。

ヨーロッパのワイン先進国
1位 フランス
2位 イタリア
3位 スペイン

他にドイツがあります。
イギリスが入っていないのは、ワインが育たない環境だからです。日射量が少なく、ブドウを作れる北限がフランス、ドイツです。なので、イギリスはものすごいワインの消費国ですが、作れないのです。

フランス料理、イタリア料理と比べて微妙なイメージがあるのは、イギリスは農業が弱いためです。

では、なんでローマ帝国ルーツなのに、フランスの方が栄えてるのでしょうか。

フランスの格付けを厳しくし、王侯貴族のためのワインを追求した。

ワインは財産となるため、クオリティを保証させました。
宝石や金が貴族の投資対象になるのは、カラットなど投球を厳密に決められていたからです。

財産とさせるため、『AOC法(原産地統制呼称制度)』という法律を決めました。

厳格な基準で作らないと、ここのワインとして売らせない。というものをしっかり決めたため、金持ちが信頼し投資しました。そのため、フランスワインのクオリティが高くなり、世界中から評価されました。

イタリアは基準が曖昧だった

イタリア人はどちらかと言うと、おおらかな性格で、カジュアルに飲む人が多かったので、法律的に基準が曖昧でした。
イタリア料理がフランス料理に比べてカジュアルなのは、みなさんもわかると思います。

『フランスは貴族向け。イタリアは庶民向け』に作ったため、世界中からリスペクトされたのはフランス

オールドワールドには、他にもスペイン、ドイツがあります。

ヨーロッパでずっと牛耳っていたワインカルチャーをぶちぬいてきたニューワールドがあります。

ニューワールドの筆頭格がアメリカ

アメリカというと、ハンバーガーやコーラのイメージがありますが、違います。

オールドワールドとニューワールドがなにが徹底的に違うのか、それは今どういう関係にあるのかを比較するとめちゃくちゃおもしろいので、一緒に見ていきましょう。

フランスとアメリカのワインを知るとワインの全体像が見えてきます。

今までで、歴史がわかってきましたよね。
次は、アメリカとフランスなにが違うのか見ていきましょう。まずはフランスです。

これがわかっていれば、ある程度通ぶれます笑

フランスワイン①ボルドー【シャトーに格付け】

ワインの色の名前になっているほど、ワインの地名といえばボルドーです。場所でいうと、フランスの西南あたりです。

ナポレオン3世がパリ万博で、すごいシャトーを決めました。
シャトーというのは、フランス語で城という意味があり、生産者の醸造所のことを指します。
日本でいう酒蔵ですが、フランスでは城と言います。それぐらい大きいものでした。

最初の格付けで1等級から5等級まで決めました。その1番上のシャトーは、とてつもない規模を誇ります。

4大シャトーは、格が違う。触ることすらできない

①シャトー・ラフィット・ロスチャイルド
(ロスチャイルド家はユダヤの銀行家の財閥です。)
②シャトー・マルゴー
③シャトー・ラトゥール
④シャトー・オー・ブリオン

これらは、ワインショップに行くと、鍵がかかっている場所にあり、10万円を超えていきます。格が違います。


①はここまで!最後までありがとうございました!

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次回!②は、ブルゴーニュについて詳しく説明し、それを踏まえた上で、アメリカとどう違うのか!
『フランスVSアメリカ』をお届けします!

あとがき

僕は小さいころから新しいことを知るのが好きです。
学生時は勉強法を知るのが好きで、よく中田敦彦さんの勉強法やプレゼンなどを見てました。そんな中田敦彦さんがYouTube大学を開き誰でも見れるようになりました。

そしてその内容は、本の要約、解説。

僕自身本が全く読めない性格で、長文は苦手です。
ですが、YouTube大学はめちゃくちゃ分かりやすく、ワクワクします!
だからこそ、そこでの学びをnoteを使って整理したいと思いました。

noteで整理することにより、文字で見れるようになります。そうすることで必要な部分、大切なポイントを簡単に見れます。長文が嫌いな人向けに、目次をうまく活用し、目次を見るだけで理解できるようにします。

これの活用法は、動画の学びをより脳に定着させることです。僕もそうですが、学びを見ても次の日には半分くらいは忘れてしまいます。それを思い出すために動画を見直すのは、時間がかかりますよね。でも、付箋のようにメモが残ってれば思い出せます。それがこのnoteになります。

発展途上なので、やりながらどんどんバージョンアップさせて行きます!
応援よろしくお願いします!

参考文献

「世界のビジネスエリートが身につける教養としてのワイン」渡辺順子(ダイヤモンド社)


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