運命を変える「スラムダンク」桜木花道の口癖

音声。

人間の脳は耳から入ってくる情報をすべて、本当のことだと思い込む性質があるらしい。

これを前提にすると、「嘘も本当もない」ということになりますね。

嘘の事柄でも、本当だと思い込んでしまう。これは、恐ろしいことです。

例えば、
「お前は馬鹿だな」

と、人から言われたとしましょう。

すると、脳は勘違いして、

「あっ、私は馬鹿なんだ」

と、思い込んでしまう。

そして、何度も繰り返し同じことを聞かされると、その内容がどんどん脳に刷り込まれていきます。

すると、ついには、

私＝馬鹿

という心の方程式が完成してしまうのである。

この心の状態でいることは、非常に危険。なぜなら、潜在意識はセルフイメージ通りの行動を起こさせるからです。わざわざ馬鹿だと言われるような行動を無意識にしてしまうのです。

さて、この脳の性質。なにも、悪いことばかりではありません。別の角度から見ると、良い性質であることが分かります。

例えば、

「お前は天才だな」

なんて言われたとしたらどうでしょうか。

脳は耳から入ってくる情報を本当だと思い込むのですから、

「あっ、私は天才なんだ」

と、思い込むのである。

当然、何度も繰り返し同じことを聞かされると、脳に刷り込まれていきます。その結果、

私＝天才

という心の方程式が完成するのです。

しかしながら、

「お前は天才だな」なんて何度も繰り返し褒めてくれる人ってなかなかいないですよね。だったら、自分で何度も繰り返し言い聞かせてあげればいいのではないかと思うのです。

そのために、

“お前は天才”

という言葉を声に出して録音して、毎日、繰り返し聞くように工夫すれば、脳にどんどん刷り込まれていき、潜在意識が天才的な行動を起こしてくれるようになるのです。

バスケット漫画の名作「スラムダンク」。その主人公 桜木花道の口癖は、

“天才ですから”

彼はこの言葉とともに、潜在能力を開花させていき、成長していったのです。

桜木花道のように、自分が聞いていて、気持ちよくなる言葉を自分自身に投げかけましょう。その言葉が、私たちの潜在能力を開花させてくれるのです。

“どんな言葉を繰り返し聞きたいですか？”

最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日も幸せな一日をお過ごしください。

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