記事一覧
「有名人ビジネス」からVtuberを考える
勝間和代著『「有名人になる」ということ』を手がかりに
最近、評論家の勝間和代さんの新書『「有名人になる」ということ』を読んだ。
だいたい10年くらい前に書かれた本で、著者が自社の事業が低調になったことをきっかけに、「有名人になる」と決意して評論活動を展開し、「カツマーブーム」と称された一大ムーブメントを経験したあとに書いたものです。
そう聞くとブームを回顧した自伝のように感じると思うが、本書の
にじさんじ公式声明文で読み解く運営の「ヤバイ」落ち度~法律違反の可能性と訴訟リスク
「……おい、无翻侭。運営が公式声明出してるよ」
「は、マジで?」
21日の夜、急に通話相手の友人の声が低くなった。嫌な予感を抱えて、にじさんじ公式のTwitterアカウントを開くと、想像を絶する声明が出ていた。
今回の発表を読みながら、私は随所で、「ダメでしょ」、「いやまずいわ」、「こんなん出すとか何考えてんだ」と言っていた、らしい。友人の談で、私は全く意識していなかった。それほどまでに、今回
「リーク」を呼びこむVtuber・運営間の力学~外圧はVの演者を助けるか?
10月19日夜、金魚坂めいろの契約解除がにじさんじ公式より発表された。以前に合意解約に至っていたこと、そしてこのほど契約違反の事実を確認したとして契約解除を行ったというものだった。
私が問題にするのはこの文章が既にあるにじさんじ外のVtuberの動画内で出されていたことだ。「物申す系Vtuber」として様々なVtuber関連の不祥事、炎上ネタを動画にしてきた彼だが、「リーク」情報として公開された
なぜVtuberは「魂」が重視されるのか?~コンテンツとしての「切り抜き」と、「生っぽい関係性」
前回の記事は多くの方の目に留まったようで、私自身、感想や反応で学ぶところが多かった。
同意してくれた方、批判してくれた方、感想をくれた方。いずれもありがとうございました。
その中で、「なぜVtuberは魂(演者)で見られがちなのか」という感想があった。
設定やそれを軸とする物語を持つVtuberがなぜ不遇をかこつのか、という嘆きの裏返しでもある。
これは当然の疑問だと思う。今回の記事では、その
にじさんじライバー・出雲霞の卒業から考えるVtuber=着ぐるみ論と「物語」の呪縛
なんとなく、現実感を覚えなかった。
それが、大手バーチャルYouTuberグループ「にじさんじ」に所属する出雲霞というVtuberが卒業するという告知ツイートを見たときの印象だ。
それはきっと、サブアカウントによる告知で、当日に行われた誕生日配信のラストで本人の口から発表されたことも知らなかったから、かもしれなかった。
でも、そういう経緯を知っても最初の印象を覆せなかった。
なぜなのか?
そんな
「アッシュアームズ―灰燼戦線―」のキャラ育成について考えたけどやっぱり周回ツライ説
どうも。无翻侭(Muh On Jin)です。
最近やっているスマホ用ソーシャルゲーム「アッシュアームズ―灰燼戦線―」の周回がどーにもツライので、「なんでこんなにツラいんだろか」という考えから文章を起こしました。
キャラ育成についてつらつらと書いていますので、「興味あるんだけど、どんな感じ?」と思っている方の参考になればと思います。
1.そもそも「アッシュアームズ―灰燼戦線―」ってなんだよこのゲー