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インベスターZ 第11巻 名言集+α

概要

トラウマを克服する方法を学び、FXで闘う話

名言集

繁盛しなくていい
行列ができていつも満員なんて御免こうむる

スリム
シンプル
スロー
この3Sが大切

by居抜き喫茶店店主
→極力少人数低コスト(スリム)、扱う商品最小限(シンプル)、体力が続かないから、あまり忙しくないこと(スロー)が大切
#3S

商売というのはね…
マーケット管理なんだよ

by居抜き喫茶店店主
→マーケット管理が出来れば、お店を満員にする必要は無い。利益率が高いものを考えて、実施してみる。
#マーケット管理
#商売

企業を経営するなら成長しなくてはいけない
しかし個人商店は違う

個人商店にとって成長と拡大は悪魔の囁きなんだよ
by居抜き喫茶店店主
#個人商店

スマホなどITの発展によって
いまや誰でもカンタンに
事業が始められるようになった!
「個人をエンパワーする」というインターネットの特徴が
最大限発揮できるようになった!
ローコストで個人のやりたいことができて
優秀な人間に信用が溜まっていく...
まさに個人が商品の時代!
組織より個人のほうがやりやすい社会に変化してきてるのよ!

by 藤田 美雪
→ITが発展する以前、起業するためには、資金と信用と複雑な手続きが必要だった。規模や業種によっては組織の力も借りなければならなかったが、ITが普及することで、個人でなんでもやりやすくなった。規模が大きいことのメリットが小さくなってきた。
#スマホ
#IT
#個人をエンパワー
#インターネット

商売をしてきたものにとって
お店を閉めるということはじつに寂しいことなんだよ

by居抜き喫茶店店主

つまりは金ですよ…
自由は金(かね)でしか守れない

by神代圭介
#金

トラウマを消すには恐怖心が生まれるより
先に体が勝手に動くような感覚になるまで
瞬間的な判断の練習を繰り返すしかない

by冨永大貴
→麻雀をうつなど
#トラウマ
#麻雀

ひとつの分野が
小さな芽から 大きく花開くためには
「憧れの存在」が 絶対に不可欠だ
しかし日本では投資や起業で憧れの存在が全く現れない
カッコいい
すごいと
思われていないから
子供たちは誰も目標にしない
日本には今後成功者は生まれないということだ
by藤田慎司
→子供たちがプロ野球選手に憧れて、プロ野球選手を目指すように、憧れの存在があることで、その分野は伸びる。
一方で、投資や起業については、日本では、憧れの存在が現れないので、子供たちは、誰も目標にしない。
なので、分野が伸びず、成功する人が現れない。
#憧れの存在
#プロ野球選手

相場の格言に
「売るべし
買うべし
休むべし」
というものがある

by神代圭介
→投資の素人は利益が出ると「もっと」 と欲を出し、損をすれば「取り返さなくては」と焦る。みんな気持ちが空回りして、頻繁に売買を繰り返すがたいてい良い結果にはならない。一方で、相場で勝つ人は売買にメリハリがついていて、一つの取引が終わったら、相場から一歩退き冷静になって次のチャンスを待つ。
#売るべし
#買うべし
#休むべし

長期のスパンで株を売買する人だけでは、
売買する人の数が少なくなってしまい、
買いたくても買えない、
売りたくても売れないということになってしまいます。
つまり、 トレードが頻繁に行われないと株式の流動性が非常に低くなってしまうのです。
株を売買する人が少ない硬直した市場では、企業は増資等で資金を集めるのが困難になり、経済は停滞してしまいます。
つまり、トレーディングは日本の企業と経済を活気づける重要な役割を担っているのです。

by窪田剛氏
#トレード
#トレーディング


トピックス

居抜き起業

閉店した飲食店の内装や設備がそのまま残っているので、簡単な手直しだけですぐに開店すること
看板、店舗、お客さんも丸ごと引き継ぐことも時にはできるメリットがある。
高齢の方がやっていて、継ぐ人がいなさそうな場合は、声をかけてみると面白いかもしれない。
#居抜き企業

個人商店のコツ

・極力少人数低コスト(スリム)
・扱う商品最小限(シンプル)
・あまり忙しくないこと(スロー)
・立地
・マーケット管理:どういうお客さんに、どういう商品を提供するか、どうやって適切な商品やサービスのサイクルを作り、それを円滑に回していくか
・成長と拡大を目指さない
・ITを活用する:スマートフォンの普及により、情報を手軽に手に入るようになった。面白みや自分好みのお店に価値を見出し、細かい情報まで可視化して共有されるようになった。また、 能力が可視化されて、顧客を囲い込み、高い報酬を得る人が たくさん出てきた。
#スリム
#シンプル
#スロー
#スマートフォン

マーケット管理が、きちんとできれば、個人でも何も恐れることはない!

日本の地方都市シャッター街になった理由

⇒個人商店主が成長と拡大を目指したから
1980年代
アメリカや流通大手からの圧力で、政府は小売の規制緩和した。
その結果、小売への新規参入や店舗の大型化、地方出店が激増した。
そのため、地方都市の商店街は体力を奪われてしまった。
なので、国は「大型店に対抗せよ!」と活性化事業を推進を促し、より大きく、美しく、便利な商店街になるように補助金をバラ撒いた。
ただし、国の補助金は3分の1で、アーケードの開発費の約3分の2は商店街が借り入れる。(一部自治体が負担してくれるところもあった。)
→アーケードの開発の他に、店舗の改装も店主負担なので、借り入れる。売り上げを上げるために、売り場を増やし、在庫の確保を行うが、市場規模を考慮した売上計画ではないので、達成できず。
借入金の返済が経営を圧迫し、衰退していく。
また、降下する家業を悲観して、後継者が見つからない状態になっていき、見切りをつけた商店が廃業。それを繰り返した結果、シャッターを下ろしていき、シャッター街へとなった
#シャッター街
#規制緩和
#補助金
#アーケード
#市場規模

3世代サラリーマン

1960年代、就業人口の50%が自営業主とその家族であった。
しかし、家業を受け継ぐ人が減り、現在は十数%までに落ちている。
裸一貫から起業する人は、家が自営業という人が圧倒的に多い。
商売感覚が幼い頃から養われており、起業して成功し、その子供がまた起業するという好循環が社会の活力になっていた。

しかし、今はそのサイクルが断ち切られてしまっている。
商売を継がず、サラリーマンになり、その子供もまたサラリーマンになる。
遠くない将来、日本は組織に依存する給与所得者ばかりの国になってしまう可能性がある。この問題は、企業する人がいなくなって新しい産業が生まれず、いずれ日本の産業振興に大きなダメージを与えることになる。
#3世代サラリーマン
#商売感覚
#家業
#サラリーマン

日米の差

<日本の特徴>
・日本では個人をリスペクトする文化がない
・起業家とは野心丸出しの目立ちたがり屋。成功すれば人を安くコキ使って、 不当に利益を上げたブラック企業の親玉としてバッシングを受けるありさま
・日本のヒーローは、水戸黄門、刑事ドラマの警察官など公務員が圧倒的多数で、悪事を働く民間人をお上が成敗する構図。
困ったらお上が助けてくれるといった価値観と文化が存在している
・日本人は規律正しく、勤勉でユニークな発想を持っているという強みもある
→投資や起業で憧れの存在が全く現れない
#ブラック企業
#水戸黄門
#公務員

<アメリカの特徴>
・投資の憧れの存在がいる(例:ウォーレン・バフェット)
・アメリカでは個人の偉業を讃え、後世に語り継ぐ文化が根付いている
 (例:野球場に銅像やレリーフ)
・起業家は雇用を生み出し、社会に貢献している尊敬すべき存在
・アメリカのヒーローは基本民間人で、資本家や経営者も多い。
日本と違い個人の成功がカッコいいものとされ、みなが憧れを抱き目指すようになる。(例:アイアンマン等)
#ウォーレン・バフェット
#ヒーロー
#アイアンマン

レンジ相場

一定の幅で行き来するときの相場
#レンジ相場

投資とトレードの違い

<投資>
・株を半年以上、場合によっては5年、100年と保有し、企業が成長したら株価が上がり、その分が利益となって返ってくるもの。
・企業の成長に資金を投じるので、財務諸表やそのビジネスモデル、 業界の将来性等を分析し、現在の株価が割安かどうかを判断して、株価がこれから上がる潜在的な能力があるかを見極めて株を買い、決算発表のたびにその結果を確かめながら成長を待つというプロセスが必要。
・長い時間をかけて企業の成長を待つ投資の場合は、売買の機会が少なく、 なかなか学習するチャンスを得られない。
#投資
#株価
#財務諸表
#ビジネスモデル

<トレード>
数分~数週間といった短期間で、株の売買を繰り返す。 日々の株価の変動に対して、「買い」「売り」という市場参加者の心理・需給を読み取って利益を出すもの。
・市場参加者の心理の読み方を学び、 過去のパターンを参考にしながら売買のタイミングを計ることが求められる。日々の株価の変動を利用し、チャンスがあれば売買するので、企業の財務諸表やビジネスモデルまで分析する必要はない。
・多額の資金がない人は トレードから始めるのが王道:数分~数週間 のスパンで売買を行うので、利益を得るチャンスが多く、かつ失敗しても挽回する 機会も多くある。数十万、 数百万円程の元手を効率良く増やすことが目的であれば、まずやるべきはトレード。
・トレードでは売買の成功と失敗 を数多く経験することにより、トレーダー
として短期間で成長することができる。
・トレードは単なる「運」ではない。 時間をかけて売買の感覚を身に付け、着実 に行っていけば、「運」ではなくなる。
・トレード をする人がいないと経済が停滞してしまう。トレードが頻繁に行われることにより、売買の流動性が高くなって、企業の増資等の資金を集め易さを生み、経済を活気づけることができる。
<注意点>
・初心者が預金を全てつぎ込まない。
 →なくなってもいいことを前提 にした額でおこない、なくなっても勉強代として割り切ることができる価格から始める。半年後とかに、残高が増えるようになってきたら、金額を増やしていくことがおすすめ。
・まずルールを勉強 して、トレーニング(少額の売買)を積んで体力と技術 を身に付けて、やっていく必要がある。
#トレード

売買に慣れて成長するという意味で、
投資家を目指す人にとっても株をトレードから始めるというのは合理的

学んだこと

・個人商店をやる場合は、成長と拡大を目指すのではなく、分析をして、マーケット管理をする
・ストーリーを考えることへ大切→良いストーリーと悪いストーリーを考えた方がいい?
・トレンドを抑えることが大切
・利益率を意識してプランニング
・トレードは、流動性を確保するためにも必要なこと。

やってみたら面白そうなこと

・居抜き起業チャレンジ:高齢の方がやっていて、継ぐ人がいなさそうな場合は、声をかけてみると面白いかもしれない。
・1980年代のアメリカや流通大手がどのように入って来たのかを調べてみる。→地方都市のアーケードは本当に成長と拡大しなければならなかったのかを考えてみる。
・原価率が良いものを良くして売れるものを考えてみる。
・仮想通貨トレード

登場人物

主人公 中学1年 財前孝史
投資部主将 高校3年 神代圭介
投資部副主将 高校2年 渡辺信隆
投資部 高校1年 富永大貴
投資部 中学3年 安ヶ平慎也
投資部 中学2年 月浜蓮
用務員&藤田財団との連絡調整係 ゼンさん 木村善吉
初代投資部主将 財前龍五郎
初代投資部 小野民助
      原精三
道塾学園現当主 藤田 繁富
道塾学園OB ベンチャー企業創業 リッチーさん(日下部剛)
道塾学園 投資部OB 加藤さん
           松岡さん
           白川さん
           鏡さん
           中島さん
           糸井さん
          下小路さん

桂蔭学園 投資部 
藤田財団の孫 藤田 美雪
町田 倫子
久保田 さくら
久保田さくらの母

藤田財団の孫 美雪の兄 藤田慎司
元就活生 倫子の姐 町田浩子

ホリエモン(堀江貴文)
京都大学 中川さん

株式会社ユーグレナ 代表取締役 出雲 充氏
合同会社DMM.com 会長兼CEO 亀山敬司氏
楽天株式会社 代表取締役会長兼社長 三木谷浩史氏 

トレーダー兼株ドットコム講師 窪田剛氏

投資は自己責任で♪
インベスターZ 11巻を実際に読んでみてください♪


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