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#写真
【前編】楽しいこと、好きなことを突き詰めるとご褒美がある。糸井重里の考える企画とは「企画でメシを食っていく」特別イベントレポート
2019年5月4日に5期がスタートした「企画でメシを食っていく」。
開講に先駆け、4月7日に「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰の糸井重里さんを招いた特別イベントがBUKATSUDOで開かれました。
広告、作詞、文筆、ゲーム制作など多彩な分野で活躍している糸井さんにとって「企画」とはー。コピーライターで「企画メシ」主宰、作詞家としても活動する阿部広太郎さんが聞きました。企画や言葉をテーマにたっぷりと語り
良い写真ってなんだろう?~情報量編~
写真集をぱらぱらと眺めながら、頭を抱えていた。
先週会ったときに鈴木心さんが言っていたことが、どうも引っかかってモヤモヤする。「消費されない(時間を越えて愛される)写真には、情報がつまっている」と心さん。
なんとなく、わかる気はする。
1枚の中にぎゅぎゅぎゅっと色んな要素がつまった写真は、観るのに時間がかかる。
「ウォーリーを探せ」みたいにたくさんの人やモノが映っているストリートスナップな
ヘタが巧くなり、ヘタになる。
絵でも写真でも何でも同じだと思うのがこれ。
最初は、箸にも棒にもかからない「ヘタ」から始まる。それが慣れてきて技術を憶えてくると「上手」になり、達人になると「ヘタ」に見えるところへ戻っていく。
これが意外と知られていない。というか素人は途中の「巧い」を目指しているから、それらしく描けたり撮れたりするところにゴールを設定している。
何もできない人が技術を憶えてくると、上達が楽しくなってくる。こ