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ChatGPTは質問力が試される! ~視点を広げる多視点化に効果あり~

最近は、ChatGPTで遊んでいます。遊びから、仕事モードで対話することもしばしば。夜な夜な、白熱した議論になることもあります。

飲み屋での雑談モードから、会議でアイデアを発散させるモードへ、
少し仕事に使える活用法をご紹介します。

ChatGPTの始め方

ChatGPTは(今のところ)無料で使える、AI対話型ロボットです。
普通の会話や文章のような質問に対して、かなりボリュームのある回答を返してくれます。有能な秘書ほどではないけど、同僚と雑談したり、優秀な新人君に無理難題を押し付ける感じで遊ぶようなことが、気兼ねなくできます。

アカウントをまだ作っていない方は、こちらを参考に! 5分で始められます

ChatGPT研究所さんは、しっかりとした解説記事が豊富です。


長めの質問でもOK

今までのGoogle検索でも、ある程度は無茶な質問に答えてくれていましたが、ChatGPTは、かなり長めの文章をそのまま投入できるのが面白い。

具体的に状況、背景を入れると、より期待に近づく

質問の意図や背景がわかるように、ずらずらと書いても大丈夫。長い文章から、こちらの意図を汲みとってくれている感じです。ChatGPTはAIなので、実は意味なんかわかってないんですけどね。こちらが勘違いするほど、文脈や意図を正確に理解している感じがします。

回答の言葉の言い換えや、理解の仕方に着目!

ChatGPTが返してくる回答では、まず使われている言葉に着目します。
自分の質問とは別の言い回しになっていたり、より自然な言葉に言い換えられていることがあります。

「なるほど、そういう表現の方がわかりやすいな!」
と思ったら、いただき!
プレゼン資料とかで使えるかもしれないので、メモメモ。

視点やアイデアを求める質問に、愚直に答えてくれる

「○○について、○○なアイデアをたくさん挙げて」などと入力すると、箇条書きで沢山の観点、アイデアを列挙してくれます。

だいたい想定内だったりしますが、たまに、「おおっ!」と思う着眼点、アイデアが見つかったりします。

深掘り質問で、さらにアイデアを絞り出す

いいな、と思ったフレーズを、そのままコピペして、「○○について、もっと詳しく教えて」などとすれば、さらに深掘りしたアイデアを引き出すことができます。

このときも、シンプルな質問より、色々条件をつけたり、「○○はわかったけど、△△がよくわからない」などこちらの理解を付けると、より意図に合った回答が得やすくなります。

昔からある問題に強い

ChatGPTはAIで、多くのWeb上の情報を集めて学習しています。最新ニュースは学習が間に合わないみたいで、噂によると1年以上前の情報を主に学習しているみたい。

つまり、昔からある問題には強い。例えば、人の問題、上司と部下のコミュニケーションの問題とか、会議が長くてつまらないとか、何年も何十年も続いているような問題については知識が溜まっているハズです。

膨大な知見がWeb上にあるにもかかわらず、いままでの検索ではそれらの情報がド~っとそのまま表示されていたので、こちら側が読み切れない、理解しきれないという問題がありました。

ChatCPTは、こういう状況が得意で、膨大な情報をシンプルに要約し、相手の状況にあわせて、わかりやすく教えてくれる。この要約力が凄い!


質問力が試される時代

色々試してみて、こちらの質問力が試されているな、と感じます。

浅い質問には、浅い答えが返ってくる。
深い質問には、深みのある多観点の答えが返ってくる。

雑談相手や思考の整理をするときの壁打ちの壁役としては十分実用レベルになっています。カウンセリングやコーチング的な相手としても、質問の仕方を工夫すれば、十分効果が得られる。ちょっと末恐ろしい気がするレベルです。

下手な人間相手より、ChatGPT的なロボットの方が、安全で安心できるという時代がもうすぐそこに。ここ数か月で飛躍的に活用例が増えてきました。類似サービスが複数登場したり、活用シーンが広がったり。今年1年は対話型AIロボットは飛躍的に進化しそうです。

2000年頃のGoogle登場初期に、私はかなり使い倒して、「検索が速いね!」と驚かれていました。それは、単に他の人の10倍以上検索していたから。使い倒せば、それなりにスキルは高まる。それだけの差なんです。

自分で色々実験したり、他の人の活用例も参考にしながら、より効果的な質問の仕方をマスターすることが重要な時代。今からでも遅くないので、時間をみつけて、ChatGPTと雑談してみませんか?

今年1年何もしないと、10年遅れみたいな人になっちゃいそうです。


補足: ちょっと気になるChatGPT活用例



この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
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