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2024年3月の記事一覧
探せない過去最高に埋もれている日々へ
自作において、過去最高の作品というものに出会った人達は、一体どれくらいいるのだろうか。
私には、ハッキリとした過去最高の作品というものが存在する。厳密に言うと、その作品の記憶が無くなりかけていて文体や形も説明出来ない。だが、あの日の自分の頭の中で物語が勝手に浮かんだ感覚と、何を書いていても上手く行き着くという絶対的な自信と、それに準じた快感に襲われたのは、生まれて初めてのことであり、あれ以来味わ
「なんのはなしです課」通信
皆様、日頃から「なんのはなしですか」普及にご尽力いただきありがとうございます。私の所属なんのはなしです課より活動報告です。私、この課に配属されて三年くらい一人でしたが、泣きました。ついに使用してくれた方が増えてきたのです。ご紹介します。
睦月さんの記事ですが、私びっくりしました。プロ並みのというか、プロだろというお仕事。掃除なんですけど。「なんのはなしですか」と感動を伝えてください。
伊藤さん
薪ストーブのある家で、炎に挨拶をした。
海から程近い平野部の街には珍しく、近所でも目印になるような屋根に煙突が突き出た家がある。その家のリビングには煙突に繋がる薪ストーブがあった。河津桜は咲き終わり、春の主役がソメイヨシノに変わりつつある日。暖かくなるのをたまに忘れたりする季節のこの日は防寒着が必要なくらい寒かった。
訪問した友人の家に友人はいない。夜に訪問したのは、足を運ぶことを躊躇う気持ちがどこかに残っているからなのだろう。
薪
神保町で「遥か高み」を追いかける決心をする。
文体を変換し、皆の共感を得るのは新生活が始まる今がチャンスだ。きっとそれこそが私を「遥か高み」へと誘うものだろうと考えていた。
「一つ聞いてもいいかい?なぜ私の好感度は高止まりなのだろうか。そこには、もう一段上があるはずなんだ。君は、その答えを知っているはずなんだ。そろそろ僕と君は会わなければならない機会だと思う」
自分の好感度ほど「自分調べ」で良いものはない。自分で高いと思えば常に私は幸せで