moritakeiichi_shoemaker

靴作家です。

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    zanpano | BLK|受注生産

    【受注生産】kokochi sun3 / zanpano *ハンドソーンウェルテッド製法・ストームウェルト・ダブルレザーソール 約12週間でお届け □目指したのは、一生履ける □使うほどに馴染む道具としての革靴。 2010年の発売以来 ブランドの顔として、多くの方の足元を飾ってきたザンパノ。 あれから10年、 より長く履くための仕様変更を経て復刻。 使い、育てる。 生活とともにある革靴をお楽しみください。 □商品詳細ページ http://www.kutsuya-koubou.com/products/zanpano/index.html
    110,000円
    こうべくつ家
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    【受注生産】kokochi sun3 / zanpano / GRN

    【受注生産】kokochi sun3 / zanpano *ハンドソーンウェルテッド製法・ストームウェルト・ダブルレザ-・ラウンドソール *約12週間でお届け □目指したのは、一生履ける □使うほどに馴染む道具としての革靴。 2010年の発売以来 ブランドの顔として、多くの方の足元を飾ってきたザンパノ。 あれから10年、 より長く履くための仕様変更を経て復刻。 使い、育てる。 生活とともにある革靴をお楽しみください。 □商品詳細ページ http://www.kutsuya-koubou.com/products/zanpano/index.html
    110,000円
    こうべくつ家
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    BUILD|006 T bar shoes|ブラック|ユニセックス

    27,500円
    こうべくつ家

記事一覧

夏に肌は極力露出したくない。けれど装いに清涼感があって欲しい方のための、ジェンダーレスなミュール

上品で色気のある それでいて慎ましい佇まいのサンダルを創りたいと思いました。 決して主張せず。 それでも、そっと、コーディネイトを支える秀逸な存在であるようなサン…

温かくて、温かい

埼玉・温々での展示が無事終了いたしました。 3年振り、3回目となる同店での展示。 多くの方にご来場いただきました。 あたたかく、穏やかなお客様とスタッフの皆さん。…

4月のアトリエショップ営業日

4月のアトリエショップ営業日となります。 27日からはイベント5月展が実施となります。 こちら、詳細は追って更新いたします。 ご期待ください。 靴、革、足のことを…

17年のうちに堆積した多様性を孕んだ靴たちは、様々なモノ、コトへの感謝の証だ

こうべくつ家 というアトリエを開設して17年になる。 長いようで短くもあるその歳月の中で、私はさまざまな靴を作ってきた。 1枚革で仕立てたくしゅくしゅの靴から、スニ…

3月のアトリエショップ営業日

作業の関係で少ない営業日となった2月のアトリエショップでした。 それでも多くの方が、靴を注文してくださったり。 また受け取りに来てくださったり。 そのあたたかく流…

埼玉にて、多様性を楽しむ靴作家・森田の世界

約2年半ぶりとなる温々での受注会が開催いたします。 今回はブランドの垣根を越え、靴作家・森田の創造する靴に視点を当て、その多様性を楽しんでいただければと考えてお…

"移りゆく時代の違和感"から生まれた、オーセンティックなクラフトスニーカー

コロナ禍に、多くの人々の生活が変わりました。 通勤時の服装も、ずいぶんラフになったような気がします。 パンツスーツの女性の足元は、パンプスからスニーカーに。 男性…

ハンディーマルチルーターがクラフトスニーカーの救世主?

昨年からカップソールを施した、いわゆるクラフトスニーカーなるものをリリースしています。カップソールとはアディダスのスタンスミスなどにみられる、カップ状のソールの…

右脳からようやく引っ張り出してきた言葉

創ることが私の仕事です。 そして。 その、創ったものをどのように伝えるべきかを延々と考えていました。 私は靴を創ります。 田畑を荒らす ”害獣” と呼ばれてしまっ…

暇な「ストリート靴職人」が引き受けた、靴作りを教えること

神戸の片隅で靴教室をやっています。 きっかけは、15年ほど前。 とある道すがらに出会った女性のことばから。 「わたし、靴を作ってみたいんです」 当時私は「ストリー…

「組み立てる靴?」その育て方とエイジング

お客様から修理の依頼で帰ってきた “kamma(カンマ)” そのエイジングの美しさに思わず声が漏れました。 もとの色はグレー。 タンニンなめしのそれは、茶味がかってきてい…

夏に肌は極力露出したくない。けれど装いに清涼感があって欲しい方のための、ジェンダーレスなミュール

夏に肌は極力露出したくない。けれど装いに清涼感があって欲しい方のための、ジェンダーレスなミュール

上品で色気のある
それでいて慎ましい佇まいのサンダルを創りたいと思いました。

決して主張せず。
それでも、そっと、コーディネイトを支える秀逸な存在であるようなサンダル。

デザインは、つま先の見えるオープントゥではなく、クローズ・トゥ。

夏に肌は極力露出したくない。
けれど装いに清涼感があって欲しいと、洋服を選ぶ方のためのシューズです。

1枚革で覆われた甲の部分、その履き口はたおやかに縫い目

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温かくて、温かい

温かくて、温かい

埼玉・温々での展示が無事終了いたしました。

3年振り、3回目となる同店での展示。
多くの方にご来場いただきました。

あたたかく、穏やかなお客様とスタッフの皆さん。
美味しいお料理や、凜とした佇まいを醸し出す空間。

どれもが「温々らしさ」を孕んでいて、それらに包まれるように靴たちが在った、とても幸せな時間でした。

オーダーをいただいた皆様。
また、現品でお買い上げくださった皆様。
お会いでき

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4月のアトリエショップ営業日

4月のアトリエショップ営業日

4月のアトリエショップ営業日となります。

27日からはイベント5月展が実施となります。
こちら、詳細は追って更新いたします。
ご期待ください。

靴、革、足のことを
あなたと、お話しできれば幸いです。

お気軽にお越しください。
お待ちしております。

会場:こうべくつ家
住所:神戸市須磨区須磨浦通5−5−24
お問い合わせ:mail@kutsuya-koubou.com

・アポイントは必要あ

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17年のうちに堆積した多様性を孕んだ靴たちは、様々なモノ、コトへの感謝の証だ

17年のうちに堆積した多様性を孕んだ靴たちは、様々なモノ、コトへの感謝の証だ

こうべくつ家 というアトリエを開設して17年になる。
長いようで短くもあるその歳月の中で、私はさまざまな靴を作ってきた。

1枚革で仕立てたくしゅくしゅの靴から、スニーカー。
端正なビジネスシューズや、果ては右足でも左足でも履ける靴など。

それらは大きく2つの大分類に分けられている。

こんな靴があったら面白い。
という自身の創造欲に従ってできたものがひとつ。

それと。

こんな靴を履きたい。

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3月のアトリエショップ営業日

3月のアトリエショップ営業日

作業の関係で少ない営業日となった2月のアトリエショップでした。

それでも多くの方が、靴を注文してくださったり。
また受け取りに来てくださったり。

そのあたたかく流れる空気に「靴作っててよかったなぁ」と皆様に感謝でした。
ご来店いただいた皆様、ありがとうございました。

そして。

3月のアトリエショップの営業日となります。
他店での受注会の都合もあり、3月も少ない営業日となりますが、どうぞ目掛

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埼玉にて、多様性を楽しむ靴作家・森田の世界

埼玉にて、多様性を楽しむ靴作家・森田の世界

約2年半ぶりとなる温々での受注会が開催いたします。

今回はブランドの垣根を越え、靴作家・森田の創造する靴に視点を当て、その多様性を楽しんでいただければと考えております。

3月23日(土)、24日(日)は森田も在廊し、皆様をお迎えします。

空間も、お料理も、人も素敵な場所です。
関東近郊の皆様、是非お立ち寄りください。

詳細は以下。

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2024年

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"移りゆく時代の違和感"から生まれた、オーセンティックなクラフトスニーカー

"移りゆく時代の違和感"から生まれた、オーセンティックなクラフトスニーカー

コロナ禍に、多くの人々の生活が変わりました。
通勤時の服装も、ずいぶんラフになったような気がします。

パンツスーツの女性の足元は、パンプスからスニーカーに。
男性もまたしかり。

しかしその姿は、私にはとても滑稽に見えました。
なぜなら、足元にあるスニーカーが、スポーティーすぎたからです。

スーツにでも合う、オーセンティックなスニーカーを。
すなわち本作「 005 sneaker 」は、移りゆ

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ハンディーマルチルーターがクラフトスニーカーの救世主?

ハンディーマルチルーターがクラフトスニーカーの救世主?

昨年からカップソールを施した、いわゆるクラフトスニーカーなるものをリリースしています。カップソールとはアディダスのスタンスミスなどにみられる、カップ状のソールのこと。

吊り込み終え、木型に沿ったアッパーを、カップソールと圧着するのですが、実はこれがまた大変な作業で、うまく着いてくれません。

試行錯誤を繰り返し、なんとか作業工程も落ち着いてきたので、忘れないために書き記しておこうと思います。

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右脳からようやく引っ張り出してきた言葉

右脳からようやく引っ張り出してきた言葉

創ることが私の仕事です。

そして。
その、創ったものをどのように伝えるべきかを延々と考えていました。

私は靴を創ります。

田畑を荒らす ”害獣” と呼ばれてしまった、鹿や猪のジビエレザーを使い、あたかもシンプルに見えながらも “いま、ここにあって欲しいもの” をデザインします。

ジェンダーという要素を分解した、クラフトシューズ。
それは1日に数足しか作ることが出来ません。

先日、ブランド

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暇な「ストリート靴職人」が引き受けた、靴作りを教えること

暇な「ストリート靴職人」が引き受けた、靴作りを教えること

神戸の片隅で靴教室をやっています。

きっかけは、15年ほど前。
とある道すがらに出会った女性のことばから。

「わたし、靴を作ってみたいんです」

当時私は「ストリート靴職人」と名乗り、各地のアートイベントやカフェなどで、靴の実演販売をしていました。

開業間なしの私は、自分の作った靴を売る術すら知らず、とにかく人の目に触れる機会を渇望していました。

そして。

どうせ暇なのだ、それが誰かのた

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「組み立てる靴?」その育て方とエイジング

「組み立てる靴?」その育て方とエイジング

お客様から修理の依頼で帰ってきた “kamma(カンマ)”
そのエイジングの美しさに思わず声が漏れました。

もとの色はグレー。
タンニンなめしのそれは、茶味がかってきていて「アジ」が出てきています。

いえいえ。
それもそうなのですが。

足の形になってる!
私の感動はこちらでした。

元々カンマという靴は、木型を使わず靴になります。
「作る」というより「組み立てる」といったほうが正しいと思いま

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