記事一覧
4月のアトリエショップ営業日
4月のアトリエショップ営業日となります。
27日からはイベント5月展が実施となります。
こちら、詳細は追って更新いたします。
ご期待ください。
靴、革、足のことを
あなたと、お話しできれば幸いです。
お気軽にお越しください。
お待ちしております。
会場:こうべくつ家
住所:神戸市須磨区須磨浦通5−5−24
お問い合わせ:mail@kutsuya-koubou.com
・アポイントは必要あ
17年のうちに堆積した多様性を孕んだ靴たちは、様々なモノ、コトへの感謝の証だ
こうべくつ家 というアトリエを開設して17年になる。
長いようで短くもあるその歳月の中で、私はさまざまな靴を作ってきた。
1枚革で仕立てたくしゅくしゅの靴から、スニーカー。
端正なビジネスシューズや、果ては右足でも左足でも履ける靴など。
それらは大きく2つの大分類に分けられている。
こんな靴があったら面白い。
という自身の創造欲に従ってできたものがひとつ。
それと。
こんな靴を履きたい。
3月のアトリエショップ営業日
作業の関係で少ない営業日となった2月のアトリエショップでした。
それでも多くの方が、靴を注文してくださったり。
また受け取りに来てくださったり。
そのあたたかく流れる空気に「靴作っててよかったなぁ」と皆様に感謝でした。
ご来店いただいた皆様、ありがとうございました。
そして。
3月のアトリエショップの営業日となります。
他店での受注会の都合もあり、3月も少ない営業日となりますが、どうぞ目掛
埼玉にて、多様性を楽しむ靴作家・森田の世界
約2年半ぶりとなる温々での受注会が開催いたします。
今回はブランドの垣根を越え、靴作家・森田の創造する靴に視点を当て、その多様性を楽しんでいただければと考えております。
3月23日(土)、24日(日)は森田も在廊し、皆様をお迎えします。
空間も、お料理も、人も素敵な場所です。
関東近郊の皆様、是非お立ち寄りください。
詳細は以下。
—————————————————————
2024年
"移りゆく時代の違和感"から生まれた、オーセンティックなクラフトスニーカー
コロナ禍に、多くの人々の生活が変わりました。
通勤時の服装も、ずいぶんラフになったような気がします。
パンツスーツの女性の足元は、パンプスからスニーカーに。
男性もまたしかり。
しかしその姿は、私にはとても滑稽に見えました。
なぜなら、足元にあるスニーカーが、スポーティーすぎたからです。
スーツにでも合う、オーセンティックなスニーカーを。
すなわち本作「 005 sneaker 」は、移りゆ
ハンディーマルチルーターがクラフトスニーカーの救世主?
昨年からカップソールを施した、いわゆるクラフトスニーカーなるものをリリースしています。カップソールとはアディダスのスタンスミスなどにみられる、カップ状のソールのこと。
吊り込み終え、木型に沿ったアッパーを、カップソールと圧着するのですが、実はこれがまた大変な作業で、うまく着いてくれません。
試行錯誤を繰り返し、なんとか作業工程も落ち着いてきたので、忘れないために書き記しておこうと思います。
右脳からようやく引っ張り出してきた言葉
創ることが私の仕事です。
そして。
その、創ったものをどのように伝えるべきかを延々と考えていました。
私は靴を創ります。
田畑を荒らす ”害獣” と呼ばれてしまった、鹿や猪のジビエレザーを使い、あたかもシンプルに見えながらも “いま、ここにあって欲しいもの” をデザインします。
ジェンダーという要素を分解した、クラフトシューズ。
それは1日に数足しか作ることが出来ません。
先日、ブランド
暇な「ストリート靴職人」が引き受けた、靴作りを教えること
神戸の片隅で靴教室をやっています。
きっかけは、15年ほど前。
とある道すがらに出会った女性のことばから。
「わたし、靴を作ってみたいんです」
当時私は「ストリート靴職人」と名乗り、各地のアートイベントやカフェなどで、靴の実演販売をしていました。
開業間なしの私は、自分の作った靴を売る術すら知らず、とにかく人の目に触れる機会を渇望していました。
そして。
どうせ暇なのだ、それが誰かのた
「組み立てる靴?」その育て方とエイジング
お客様から修理の依頼で帰ってきた “kamma(カンマ)”
そのエイジングの美しさに思わず声が漏れました。
もとの色はグレー。
タンニンなめしのそれは、茶味がかってきていて「アジ」が出てきています。
いえいえ。
それもそうなのですが。
足の形になってる!
私の感動はこちらでした。
元々カンマという靴は、木型を使わず靴になります。
「作る」というより「組み立てる」といったほうが正しいと思いま