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Be yourself~立命の記憶~Ⅱ

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創作大賞2023に応募している作品です。スキとフォロー、シェアを大歓迎しています♪ 毎週火~木にアップ予定です。 お仕事×恋愛×夫婦、人生に自分らしさを取り戻したい方へ。 出版し…
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#タイ

「Be yourself~立命の記憶~Ⅱ」第11話

「Be yourself~立命の記憶~Ⅱ」第11話

2回目のバンコク「ねぇ、またタイに行こうと思うんだけど。」
「またぁ?!」

自宅のリビングで、コーヒーを注ぎながら、主人は驚いた顔で、そう言った。
私は、ゆっくりと真剣に伝えた。

「今の時点で分かってるのは、バンコク行かないと、この本が面白くならないって事と、肝心の彼への取材が出来ないと、また年明け予定調整して1月以降もバンコク行かないといけなくなるかも知れない、って事。」
「えぇー、年明けも

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「Be yourself~立命の記憶~Ⅱ」第9話

「Be yourself~立命の記憶~Ⅱ」第9話

天空のバーエビの釣り堀を後にした私たちは、最終的に大きな高級ホテルに到着した。

いや、その前にニノが家に行くっていうから、金さんに言われた通り、『いいんですか?』って意味が分かってない私が棒読みで言うと、「犬に餌やるだけだから、ロビーで待ってて」って言われたのとか、
その後、また昨日と同じ居酒屋に行って、ニノの彼女から電話がかかってきたから写真を撮って送ったりとか、
別に色気も何もなく、そんな期

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「Be yourself~立命の記憶~Ⅱ」第8話

「Be yourself~立命の記憶~Ⅱ」第8話

必然の遠回り昨夜はカラオケの後、ホテルの前で固く握手をして、帰った。

翌朝。 バンコク滞在の2日目。 私は午前中に目が覚めたけれど、やっぱり頭はボーっとしたままだった。
ポーチを覗くと、両替をするのを忘れていたせいで、タイの現地通貨のバーツが無い。
両替できるところが開店するまで、ホテルの周りをちょこちょこと散歩してから、大通りに向かった。

朝9時を過ぎると、大通り沿いは、食べ物の屋台が並び始

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「Be yourself~立命の記憶~Ⅱ」第5話

「Be yourself~立命の記憶~Ⅱ」第5話

タイ・バンコク今、ベトナムで何してるんだろう・・。

10月30日。
俺は、明日の午後に、余裕をもって空港に向かえるように、滅茶苦茶仕事を詰め込んでいたのに、頭では彼女の事をずっと考えていた。
しかも、メッセンジャーのやり取りで、彼女にエビが大好きなんだと言われた俺は、到着した翌日の午後は、エビの釣り堀に連れて行くことを約束してしまっていた。

31日の午後と、翌日の午後も、アイさんとの予定にして

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「Be yourself~立命の記憶~Ⅱ」第2話

「Be yourself~立命の記憶~Ⅱ」第2話

人生の転機俺の高校3年間は本当に地味だった。
1年の時に、彼女が一筋の光のような思い出を残してくれたくらいだ。

彼女は、1年の終わりで高校を辞めて、上京した。 まぁ、学園祭やコンテストなんかで、人前で歌って、驚嘆や拍手喝采浴びてりゃ、そうなりたいと思うだろうな。
2年の始めに、俺は、同じクラスの彼女の友達から、ラジオに出るって聞いて、彼女の出番を家のラジオを聴きながら待っていた。
DJ がしゃべ

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