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人とはちょっと違う通勤バッグを探して
バケットバッグというのか、巾着バッグというのか知らないが、とにかく私はコロンとしながらも自立するこの形のバッグが大好きだ。特に社会人になってからの私の通勤バッグはほぼこれ、と言っても過言ではない。
事の発端は、会社に持っていける大きさのバッグがない!ということだった。私は極小バッグ主義である。極小バッグ主義とは、「バッグは小さければ小さいほど良い」という思想をいう。今私がそう決めた。
小さいバッ
これぞ「一生もの」のトレンチコート
ブランドへの憧れ、みたいなのがほとんどない。
そんな私が唯一憧れているブランド、それがYves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)である。
厳密にいうと、ブランド創設からムッシュー・イヴ・サンローラン本人が退くまでの期間(1961 - 2000初頭あたり)のYSLに憧れている。この期間内だったとしても、本人がデザインしていない、ライセンス品やエディ・スリマンがデザインしたであろう
婚約指輪をめぐる攻防
婚約指輪は、条件を決めて夫と私2人で選んだ。それが夫の希望でもあったし、私の希望でもあった。
そりゃあ、「私は何も知らない状態で、彼が突然ひざをついて箱をパカっとしたら、まさに欲しかった理想の指輪が出てきた」というのが最高だけど、こだわりの強いマキシマリストにそれは起こり得ない。「サプライズ」と「理想の指輪」、どちらも欲しいというのは無理である。
ここで自分の頭の中だけで作り上げてきた理想を押
マキシマリストにまつわる5つの疑念。
広く知られているミニマリストと違って、マキシマリストは知名度が低く誤解も多いように感じるので、今日はマキシマリストにまつわる疑念を解いていきたいと思う。
大前提として、これだけ知っておいていただきたいのは、マキシマリストの定義は、買う量よりかは、その一つ一つにどれだけ思い入れがあるのか、「そのモノが好き」という気持ちの熱量が人より多い人のことだということ。これだけ覚えておいていただければ、以下は
作った人の顔が見えそうなビーズブレスレット
2017年、私はガーナにいた。
それは学問のためだったけれど、勉強より何より私を魅了したのは、人々のカラフルで気合の入ったファッション。ガーナを始めとする西アフリカでは、最近日本でも人気になっているパーニュと呼ばれる伝統柄の布で普段着をオーダーメイドするのが普通なのだ。「普段着」と言っても、女性は派手な柄のドレス、男性も派手な柄のスーツ。日本ではまず見ることのできない色彩の暴力。最高。
私は初
駒込リサイクルショップの思い出ワンピース
特技がある。リサイクルショップに鼻が利くのだ。
リサイクルショップというのは、皆が不用品を何でもかんでも売りに来るような、家具もCDもおもちゃも古着も、1円以上で売れるものは全て取り扱ってます、みたいなそういう庶民の味方のお店のことだ。大手チェーンの場合もあれば、商店街の一角でひっそりと個人が経営していたりもする。私は結構そういうところで、ヴィンテージなんかを探したりする。
「ヴィンテージ」と
何枚でも欲しい、ハンガリアン刺繍のブラウス
刺繍に目がない。
それがヴィンテージの刺繍ならば、尚更目がない。
そしてそして、それが東欧や中欧の伝統刺繍だと、もっともっと目がない。
今回の子は、70年代ハンガリー刺繍のブラウスなのだ!
Etsyで出会い、かれこれ5年使用している。
Etsyというのは、海外のオンラインショッピングのプラットフォームのことである。簡単に言うと世界版の楽天みたいなもので、世界中の色々なお店が登録していて、
店主との交渉で勝ち取った?アンティーク小箱
前回に引き続き、今回もフランス・ストラスブール留学時代に私の元へやってきたお品のお話。
フランスに留学したことで「古いもの」が好きになった私は、蚤の市に夢中になった。フランスならばどの街でも蚤の市は開催されてて、私の住む街ストラスブールでは、夏季は水曜日と土曜日の週2回、街の中心広場で開かれていた。色々な人が色々なものを持ち寄って、自分のテーブルや地面に並べて売っている。レトロな扇風機やラジオ、
150回は着たし、これからも着ていくワンピース
今年はアニバーサリーイヤーである。
何のアニバーサリーかというと、とあるワンピースを着始めて、ちょうど10年になるのだ。
22歳の時に購入し、今年晴れて32歳。ひと夏に平均して15回は着ているから、15回 x 10年=150回!おめでたい!
出会いはフランス、その中でもほぼドイツと言っていい都市ストラスブール。世界遺産に登録もされているその美しい街に、私は留学していた。
初めてのヨーロッパ