見出し画像

マキシマリストにまつわる5つの疑念。

広く知られているミニマリストと違って、マキシマリストは知名度が低く誤解も多いように感じるので、今日はマキシマリストにまつわる疑念を解いていきたいと思う。

大前提として、これだけ知っておいていただきたいのは、マキシマリストの定義は、買う量よりかは、その一つ一つにどれだけ思い入れがあるのか、「そのモノが好き」という気持ちの熱量が人より多い人のことだということ。これだけ覚えておいていただければ、以下は全て同じ事を言っているだけ。

Q1、大量に買い物をする?

A1、何でもかんでも買って、結果大量の買い物になる、という意味ならばNo。 マキシマリストは、一般の人に比べて物欲が強く、モノへの執着が強いのはその通り。しかしその一方、マキシマリストは大抵、自分の好みを熟知し、買う買わないの判断基準を確立している。それに沿って買っていき、好みのものが見つかり財政が許すならば人よりたくさん買うことになるし、そうでないならば人並かそれ以下となる。なので、一概に「大量に買う」とは言えない。
自分の好みを理解せず、買うか買わないかの判断軸がぶれていて、何となくモノを買っているならば、それはマキシマリストではなく、ただの浪費家

Q2、お金持ち?

A2、人による。ええ、もちろん。そりゃお金があれば自分のお気に入りコレクションを無限に増やせるけれど、限られた予算の中で好きなモノを買って増やしていくのが大抵のマキシマリストだと思う。

Q3、汚部屋に住んでるんじゃないの?

A3、これは絶対にNo!自分の好きなモノに囲まれて暮らすのがマキシマリストの喜びなので、モノは大切に扱うし、ディスプレイにもこだわる

Q4、流行りのものを買い漁るミーハー?

A4、これも絶対にNo。Q1でも書いた通り、マキシマリストは自分の好みを熟知し、買う買わないの判断基準を確立している。「流行っているから」という理由でモノが欲しくなることはまずない。むしろみんなが持っているモノは欲しくならない…。

Q5、エコとかSDGsの敵じゃん。

A5、No!マキシマリストはモノを吟味して買うし、気に入っているので大事に長く使う。Q4でも書いた通り、ミーハー心でモノを適当に買うことはなく、むしろ量産品よりもオンリーワンが好きなため、アンティークやヴィンテージ、丁寧に作られたデザイナーズものなど、大量生産大量消費からは距離を置いていることが多い

いかがだっただろう。皆さんの想像するマキシマリストと合致していただろうか。これを見て、「実は自分もマキシマリストかも」と気がつき同志が増えてくれれば幸いだ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?