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a bookmark fluttering in the library 🍂
2023年11月、すっかり寒くなりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はといえば、少し前から図書館で働き始めました。今日はその話をしてみます。
私の働く図書館は、静かで、天井が高く窓も大きくて、テラス席もあるきれいなところで、私が学生時代によく過ごした地元の図書館とすこし似ている。
なかでも私は、私より遥かに大先輩の経年資料がしーんと寝静まっている、薄暗くて少し埃っぽい大きな書庫
濡れた路地裏のツインドラムと練りゆく黒猫
渋谷の中心地にある流行りのカフェで、シャンピニオンのガレットを食べた。前に座っているのは、某大企業でデータアナリストとして、エンジニアとして、プロジェクトのチームリーダーとして、採用担当者として多面で活躍されていらっしゃる方、私と同様社会人4年目らしい。
ガレットは色とりどりで華やかに見えるけれど、チーズも生ハムもリーフもそれぞれがそっぽを向いている。むしゃむしゃと頬張りながら社会人になってか
lostandfound
2022年3月13日 23時26分のこと。
普段は素っ気ない母親から、いきなり長文のLINEが届いた。
私はこの夜、生まれて初めて、自分の父親を見た。
1996年8月11日。私が生まれる1年前。大阪堀江 "SOUL FUCKTRY" で行われた、4周年パーティの、5時間以上にも渡る大記録。
ディスコ・クラブの全盛期だと母は言う。よく喋るDJ、若者たちも野次を飛ばしながらぎゅうぎゅ
落ちぶれた天使からのお願い
私は地球初心者の宇宙人だと心の底から思っているのですが(その話はまたどこかで)、最近、地球での生活が、少し、しんどい。
一般常識?
お堅い社会の仕組み?
地球で善かれとされている数々のルール。
本当に知らない。分からない。
この、地球というところは、私に理解できないルールが沢山あって、人々はそれを暗黙の了解として大人になるにつれどんどん心得、平然と生活している。
「普通は〜〜で
ロマンティックメランコリーは美味しいし、サガンはきっと、マリア様。
神保町のとある古本屋さんにて。
路地に面した、堂々たる本棚の中から1冊、
ブルーが際立つ装丁の美しさに惹かれ、思わず買ってしまいました。
フランス人作家、フランソワーズ・サガンの
『冷たい水の中の小さな太陽』
まずは簡単に、あらすじを。
パリの新聞社勤めの30代独身男性ジルは、いつも友人に囲まれ、陽気に遊んで暮らしていたが、突然ノイローゼに罹り、すべてに倦怠を感じるようになる。
彼は休養の