2020年5月の記事一覧
そして夏よ、今年は颯爽と駆け抜けて何処か遠い場所で休んでおくれ。
縁側に桜の花びらが一つ、また一つ降り注いでくる。
そこに珈琲と少しのピーナッツとアーモンドを添えて座り込む。今日はひさしぶりの雲のない立派な青空でぱりっとした空気と手をつないだ風が僕の肺に入り込み、すっかり季節は変わったなと二つに割れたピーナッツを口に含む。ちょっぴり塩がかかっていて美味しい。すかさずアーモンドを口に含み、珈琲を流し込む。
今日は暑い。縁側の向こう側に見える歩道にはおばあちゃん
丁寧に畳んだ制服がくしゃくしゃになる時、私は私を保てるだろうか。
家の屋根に登って胸に溜まりまくったゴミを思いっきり地平線の向こう側の国まで飛ばしてやりたい、朝。まだ目が萎んで力が入らない。
服はヨレヨレ。今日は昨日には帰れないな。
学生服が部屋の扉の前でシワクチャのまま放り投げられていて、
しかも踏まれたような形跡がある。それは私の無意識が起こしたこと。そう割り切って生きていこう、今日はそういう適当に暮らしてみたい。とはいっても適当にも意味があって、ゾンビの
私が私を手繰り寄れるまで、ありとあらゆる武器を使って生きるのです。
私が私としての肉体のまま歩き続けれる保証も、これから幾千も拾うであろう石ころを磨き、そして真心と愛情の狭間で手を加えた産物を世の中に放つとき確かな光明を放ちながら人の胸の中でさえ、淡い壁を隔てたとしてもしっかりと心の目で見れるものを作れる自信が、私にはこれっぽっちもないのです。
その思いは恐らく生涯を通じて有り続けるであろう負の遺産なのだと思います。そして私には生きるテーマや目標もないのです。仮