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ぼちぼちnote

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#雑記

おしまい

奇妙なノートを書いていた。

中学生のとき、毎日、部活の顧問に提出したノート。

練習内容や、気をつけること、感想などを書いていた。
朝練の時に、先生が座る椅子に置いておくと、読んでくれて、何かしらの返事が書き込まれ、放課後の練習で返してくれるシステム。

私はCampusのノートを使っていた。
毎回、Campusで、色を変えていた。

ここまでは、まあ普通のノート。
だけれど、奇妙なのはここから

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こそばゆい失恋

こそばゆい失恋

こそばゆい話をしよう。

「その人、というのが今のパートナーです」みたいなハッピーエンドではなく。

失恋について。

恋と愛の違いとか、好きなタイプとか、そういうのは、いまいちピンとこなくて。
人の話に、流され、流され、行き着くことなく宙ぶらりん。

そんな私も、失恋を味わった。

少しずつ、思い出に変わる。
原型を留められず、きれいになっていく。
そんな失恋の記憶。

あー、自分が言うの、こ

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続けることは狭いのか

続けることは狭いのか

いつか、何かの面接練習で聞かれたことがある。

「 小学生から今まで同じスポーツを続けてきました。」と私が答えた後の、追加質問。

「 同じことばかりして、視野が狭いとは思いませんか。」

その時、何と答えたか覚えていない。

だけど、今になっても、その質問を覚えているくらいだから、言葉に詰まってしまったのだろう。

続けることは、狭くないと言いたかったんだろうけど、言葉にならなかったんだろう。

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うっとりしちゃってさ。

うっとりしちゃってさ。

美しい髪。
想像するだけで、うっとりしちゃうね。
美しい髪には、そんな力があると思う。

現実を美化する力。
目の前の世界に、幻想を美しく映し出す力。

雰囲気イケメン。

これまで経験則的に、記憶に刷り込まれたイケメン像。
それによって、よくよく見えなくとも、いや、よくよく見せなくとも、醸し出されるイケメン感。
髪型が1つのキーポイントになっている気がする。

後ろ姿美人。

「振り返らないで

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ありがとうピコンピコン

あのピコンピコンに耐えるのが苦手。
ゲームでも、日常生活でも。

敵からのダメージ。
ゲージが点滅し、心拍数の下がり過ぎを知らせる警告音のようなピコンピコン。
(各自で抑揚をつけて読んでください。せーの)
ピコンピコン。

はー、一刻も早く、回復せねば。
はー、このターンを攻撃に使う方が賢いのかもしれない。
そんな駆け引きしている場合ではない。
私にとっては、ピコンピコンから抜け出すのが最優先

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おしゃべりの魔法

おしゃべりの魔法

私は、しゃべれるような気がするものが、人間以外に2つある。
1つは植物。もう1つは、捨てられなかったぬいぐるみたち。

植物に関しては、自分でも不思議なんだけれど、昔からずっとしゃべれるような気がしていたのではない。
きっかけになる出来事があって、それを境に、その感覚から抜けられなくなった。

今年の2月、1人で平安神宮の庭園を訪ねて、植物に囲まれて過ごした。

すると、庭園を見事に形作る植物た

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夏が終わっているんだ

夏が終わっているんだ

かゆい。かゆい。

私は、蚊に刺されても、別にいいやと思って放っておく質(タチ)なんだけど、この時期の蚊に刺されると、そのままには出来ない。

かゆみ止めを塗る。

かゆい。

夏が終わっているんだね。

朝、家を出たときに見た田んぼと、夜、帰ってきたときの田んぼが、まるで違った。

稲刈りしたんだ。

夏が終わっているんだね。

昨日の夜は、薄手の長袖、一枚、羽織って映画館にレイトショーを観に

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寝たふりの極意

寝たふりの極意

小さい頃、よくした。寝たふり。

よくしたってだけあって、魅力を感じていたと思う。

今の私が、その魅力に迫る。

魅力は大きく2つに分けられるだろう。
1つは、はらはらドキドキ感。
もう1つは、聞けるかもしれない、誰かの本音のような言葉。

はらはらドキドキ感。それは、かくれんぼで、隠れているすぐそこを、鬼が通り過ぎていくときの感じによく似ている。

そして、私が寝ている、と思っている誰かは、私

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礼儀はどこへ向かうのか

礼儀はどこへ向かうのか

礼儀正しいって、何がどう正しいんだろう。

礼儀について、過去に感じたことを思い出させてくれたことがあったので書いてみる。

HalさんのBeing Politeというエッセイを読んだんだ。

これはいつものことなんだけど、Halさんの文章は、正真正銘1000字きっかりで、読みやすく、読みごたえがある。

今回のは、海外出張帰りのHalさんが書いていた。

そこに描かれた出張中の光景と、私が初

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リセットボタンを押してみる

リセットボタンを押してみる

自分の中の設定をリセットするきっかけになればと思って書いてみる。

私は、文章を読むとき、書いた人がどんな人なのか、知らず知らずのうちに想像している。

男性だと明記されていれば、頭の中では、低い声で文章を読んでいる。
柔らかい表現を読んでいると、書いた人の優しい顔が浮かんでくる。
鋭く、簡潔な、締まった文章を読むと、書いた人の真剣な眼差しを感じる。

全部想像だ。

そこに文章がある以上、書

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理想と現実(理想支持派)

理想と現実(理想支持派)

人のnote、特にエッセイや日記と題されるものが好きでよく見る。
みんなは何を見据えて書いているのだろう。
現実?それとも理想?

私はどうか。

現実を見ろ。

嫌だ。
と二つ返事で答えるだろう。

現実は突きつけられる。
見なくたって勝手に突きつけられるんだから、無理に見たくないものを見なくたっていいじゃないか。

ここで言われる“現実”によって、多大な被害や、甚大な問題が起きているなら、

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分かってないのは誰?

分かってないのは誰?

大好きな人と話していて、気づいたこと。

とても気持ち良く、自由気ままに話す。

不意に、
「ちょっと聞いて」と言われた。

かと思うと、話しも漫(そぞ)ろに
「あ!聞いて欲しいだけ!」
だって。

そんで、うん、うんと頷いて聞いていると、
「何か言うことないのぉ〜」
だってさ。
へ!さっき聞いて欲しいだけって言ったよね〜。

私はとりあえず、コクリコクリとするためだけに使っていた頭を捻りに捻って

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私の愛した数字

私の愛した数字

倍数と素数なんて、役に立たない。
だから愛せるようになった。

生活の中で倍数も素数も使わない。
1人で車に乗るときを除いては。

1人で車に乗る時に、よくするゲームがある。
(あくまで、安全第一で運転しております。)

ルールは簡単。
“ナンバープレーの数字ですっきりしろ”

数字を並べ替えてもいいし、多少、無理のある語呂合わせでも、友だちの誕生日でもいい。
すっきりしさえすれば、何でも

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飛んで火に入る夏の虫

飛んで火に入る夏の虫

夏の夜。

ぼーっと眺めた、仄暗い青紫のランプ。
一瞬にして何かが終わる耳に残る鈍い音。

好きなわけじゃなかったけど、無視できなかった。
(虫だけに。)

今は亡き、コンビニの前での風景。

夏が「終わる」季節だと、感じさせてくれた。

夏を1つ失っていた。
でも、すぐには気が付かなかったし、失ったからといって困ることもなかった。
それが、とても寂しい。

「失って気付く大切さ」みたいなもの

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